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ワコールが新技術「メループ」研究開発拠点を開設、スポーツブラ用ブラカップの量産開始

施設の様子

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 ワコールが、新技術「メループ(Melooop)」の研究開発拠点として京都市南区に「Melooopラボ」を開設した。

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 メループとは、樹脂を熱で溶かし高速の熱風を吹き付けて不織布をつくる「メルトブロー技法」を利用して立体物を作るワコールの独自技術。同社は2020年にメループを開発し、ブラジャーのカップ部分の生産技術として実用化した。同技術は、単一素材でものづくりができるためリサイクルしやすく、型に繊維を吹き付けて立体物を成型するため破棄材料が少ない。加えて、原料に染料を加えることで着色することができるため染色工程が必要なく、3Dプリンターで制作した型で形成するため金型に比べ小ロットに適しているという特徴がある。これまで、自社ブランド「シーダブリュー・エックス(CW-X)」の高校生向けスポーツブラ用ブラカップや、パリ・ファッションウィークで発表した「ダブレット(doublet)」の2026年春夏コレクションに使われてきた。

 Melooopラボは、同技術の研究開発、新たな用途の検討や試作、社内外との共創を実現するために始動。持続可能性と機能性を両立する素材技術として、新たな価値創出と事業領域の拡大を目指すという。施設内では、大小2台の機械が稼働。小型設備でスポーツブラ用ブラカップの量産を開始しているほか、機械軽量化や多様な部材設計への対応が求められる自動車分野をはじめとした新たな領域における転用を試みる。

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