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30〜50代のアクティブ層に照準 「ミズノ」がウォーキングシューズカテゴリーを刷新

菅原まい

新作シューズ「ME-DELIGHT JQ」

Image by: MIZUNO

新作シューズ「ME-DELIGHT JQ」

Image by: MIZUNO

新作シューズ「ME-DELIGHT JQ」

Image by: MIZUNO

 「ミズノ(Mizuno)」が、ウォーキングシューズを中心に手掛けてきた「ミズノ ウォーキング(MIZUNO WALKING)」カテゴリーを刷新し、2026年秋冬シーズンから「ミズノ ライフスタイル(MIZUNO LIFESTYLE)」として新たに始動する。従来の歩行性能を強みに、日常の幅広いシーンに対応するシューズを拡充。ウォーキングシューズ市場から多目的シューズへと領域を広げる。

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 ミズノは1995年にウォーキングシューズ「FREEWALK」の発売をきっかけにウォーキング市場へ参入。40kmの長距離歩行をコンセプトに開発した「LD40」シリーズをはじめ、歩行性能を重視したシューズを手掛けてきたほか、スポーツ用品で培った技術や知見を生かし、アウトドアシューズやビジネスシューズなどにもラインナップを広げてきた。

 今回の刷新について、アスレティック事業部 ライフ&ヘルスマーケティング部の中菊昌之部長は、市場や生活様式の変化が背景にあると説明。リモートワークの定着や働き方の変化によってビジネスシーンでもカジュアルウェアが浸透するなか、シューズに求められる役割も変化し、ウォーキングに特化した商品から、通勤や買い物、旅行、街歩きなど多目的に使えるシューズへと需要が広がっているという。こうした変化を受け、ミズノ ウォーキングを従来の「歩く」ことを主軸としたカテゴリーから、歩行性能を生かしながら日常の幅広いシーンに対応するカテゴリーへと転換。従来のウォーキングシューズは継続しつつ、日常の装いに取り入れやすい商品を強化し、主要顧客だった50代以上に加え、新たに30〜50代のアクティブ層の取り込みを狙う。

 刷新を機に、商品開発の考え方も見直した。グローバルフットウエアプロダクト本部商品企画部で企画を担当する安藤翔太氏は、これまでのミズノ ウォーキングについて、長距離でも快適に歩ける機能性を重視する一方、「デザインの選択肢が限られていた」と説明。従来のものづくりの考え方を一度外し、機能を起点とした商品開発から、日常での使われ方を起点とした商品開発へとシフトしたという。

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ME-DELIGHT JQ

Image by: Mizuno

 カテゴリー刷新後初の新作として、9月18日に「エムイー ディライト ジェイキュー(ME-DELIGHT JQ)」(1万3200円)を発売する。アッパーには、従来のウォーキングシューズでは使用実績がなかったジャカードメッシュを採用。ミッドソールには競技用シューズにも用いられる高反発素材「ミズノエナジーネクスト(MIZUNO ENERZY NXT)」をライフスタイルシューズとして初めて搭載し、機能性と日常着に合わせやすいデザインの両立を図った。販路は、ミズノ ライフスタイル取扱店、一部のミズノ直営店、ミズノ公式オンラインストアを予定。今後も同カテゴリーに特化した直営店の出店は予定せず、既存店舗や卸を軸に販路を広げていく方針だ。

 なお、カテゴリー刷新に合わせ、新たなブランドアンバサダーに俳優・タレントの鈴木福と空手家の清水希容を起用。商品開発や販路の見直しに加え、イベントや広告、店頭、ウェブサイトなどを通じた新たな顧客層への訴求にも取り組み、2028年度にはミズノ ライフスタイル シューズ分野で2025年度比約130%の成長を目指す。

最終更新日:

文・菅原まい

Mai Sugawara

FASHIONSNAP 編集記者

2002年、東京都生まれ。青山学院大学総合文化政策学部卒業後、2025年に新卒でレコオーランドに入社。中学生の頃から編集者を志し、大学生時代は複数の編集部でインターンとして経験を積む。特技は空手。趣味は世界中の美味しそうなお店をGoogleマップに保存すること。圧倒的猫派で、狸サイズの茶トラと茶白を飼っている。

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