
伊勢丹の「サロン ド パルファン 2026」で限定発売する「ディスカバリーコレクション2021-2025」
Image by: La Nuit parfum

伊勢丹の「サロン ド パルファン 2026」で限定発売する「ディスカバリーコレクション2021-2025」
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クラシック音楽を香りで表現するニッチフレグランスブランド「ラニュイ パルファン(La Nuit parfum)」が、設立5周年を記念した新作オードパルファン5種を発表した。フランツ・シュミットやシェーンベルク、ベルリオーズ、チャイコフスキーの楽曲をそれぞれ香りに落とし込んだもので、NHK交響楽団首席指揮者で調香師の顔も持つファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)も参加。価格はいずれも30mLで1万9800円。4種を10月7日から伊勢丹新宿本店で開催されるイベント「サロン ド パルファン 2026」で先行販売し、全5種を10月23日に一般発売する。
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ルイージが「7つの封印の書」と「グレの歌」を調香
ラニュイ パルファンは、編集者の海老原光宏が2021年に立ち上げたブランド。クラシック音楽をより幅広い層に届けたいとの考えから、作曲家の思想や楽曲の背景、物語、構造などを読み解き、香りへと翻訳してきた。これまでラヴェルやスクリャービン、ラフマニノフ、J.S.バッハなどの作品を題材にした香水を発表。2024年には、菊地成孔率いる楽団の楽曲を題材にした香水も発売するなど、取り組みを広げている。



世界的指揮者で調香師でもあるファビオ・ルイージ
Image by: La Nuit parfum
5周年の新作では、N響首席指揮者のほかダラス交響楽団音楽監督などを務め、同時に自身のフレグランスブランド「FL パルファン(FL PARFUMS)」も手掛けるルイージとタッグを組んだ。ルイージは、フランツ・シュミットの楽曲「7つの封印の書」とシェーンベルクの「グレの歌」という、全5種の中で2種の香りを担当している。
7つの封印の書は、新約聖書「ヨハネの黙示録」を題材に、戦争や飢餓、死、天変地異、最後の審判へと至る壮大なオラトリオ。香りはヨーロッパ香水の伝統的なフゼア調を基調に、パインやラベンダー、ローズマリー、ベルガモットなどで始まり、最後はタバコやオークモス、ムスク、サンダルウッドへと移り変わる構成で、聖性と暗闇が交錯する楽曲の世界を表現。一方、グレの歌は、デンマークのグレ城を舞台に、王と恋人の悲劇的な愛を描いたシェーンベルクの大作。プチグレン・マンダリンやレモン、ベルガモットの柑橘から始まり、シダーウッドやローズウッド、サンダルウッドなどのウッディな香りを重ね、最後はウード、パチュリ、ムスク、ローズへと展開する。後期ロマン派の重層的で壮大な音楽を、深みのある香りに落とし込んだ。
伊勢丹サロン ド パルファンでトークイベントも
他3種は、ドイツを拠点に活動する調香師ヨシカ・クレー(Joschka Klee)、パリのフレグランス・クリエーションスタジオ「フレア(FLAIR)」が調香を担当。クレーは、シェーンベルクの「浄められた夜」とベルリオーズの「幻想交響曲」を担当。フレアはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を手掛けた。

今回発売する5種のオードパルファン(いずれも30mLで1万9800円)
Image by: La Nuit parfum
ルイージが調香した7つの封印の書は、9月12、13日にN響の創立100周年特別企画の幕開けとして上演されたオラトリオ「7つの封印の書」に合わせ、会場のNHKホールで特別販売した。伊勢丹新宿本店のサロン ド パルファン 2026では、10月11日にルイージを招いたトークイベントも実施。「指揮すること」と「調香すること」の関係や、音楽作品を香りへと翻訳するプロセスなどについて語る予定だ。また、10日にはクレーによるトークイベントも予定している。
なお、サロン ド パルファン 2026では、ブランドの5年間の軌跡を楽しめる「ディスカバリーコレクション2021-2025」も55個限定で発売する。5mL×5種のセットで1万5555円。
最終更新日:
◾️ラニュイ パルファン:公式サイト
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