「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」が3月6日、パリで2023年ウィンターコレクションを発表した。会場はフランス最古の乗馬学校、マネージュ・ド・レコール・ミリテール(Manège de l'École Militaire)。馬と心を通わせる「ホースウィスパラー」であるジャン・フランソワ・ピニョン(Jean-Francois Pignon)が7頭の馬を率いて登場。手綱をつけない馬と対話するかのようなショーが繰り広げられる傍らで、モデルたちがウォーキングを披露した。
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Image by: LAUREN DUNN
Video by FASHIONSNAP
ステラの家族愛と動物への愛
今回のテーマは「母、娘、姉妹、自然、人間、動物たちの間にある愛」。写真家・ミュージシャン・料理研究家として活躍した、ステラの母親である故リンダ・マッカートニー(Linda McCartney)、そして写真家である姉のメアリー・マッカートニー(Mary McCartney)の作品も着想源に。リンダの作品はミニマルなスリップドレスにあしらわれ、メアリーの作品はフォトジャカードのポロシャツを彩った。コレクションノートの冒頭には「できることなら、馬に乗って旅をしたい」というリンダの言葉が引用されていた。


生き生きとした馬のモチーフ
そしてコレクションの中心となったのは馬のモチーフ。アパルーサ(アメリカ原産の馬の品種)の斑点模様から着想を得たジャカードや、ステラが初めて愛した馬「ハーモニー」の毛色を反映したアースカラーのジャカードなどが取り入れられた。そのほか、躍動する馬を描いたニット、ホースプリントをあしらったセットアップも登場。ピーコートやひざ丈スカートは、馬用ブランケットをイメージしたものだという。乗馬ブーツを連想させるサイハイブーツには、「ファラベラ」のチェーンが踵にあしらわれた。









サヴィル・ロウ テーラリング
肩幅を大きく取り、ウエストラインを絞ったミニマルなシルエットのアウターは、ステラが得意とするテーラリング技術を活かしたもの。ボーイフレンドブレザーやタキシードジャケット、コートなどにはジンジャーカラーのチェック柄を採用し、英国ブランドらしさを感じさせる。ミニマルなベストはブレザーやバナナシルエットのパンツと組み合わせ、モダンなひねりを加えた。




Y2Kなボディジュエリー
Y2Kのムードあふれるチェーントップは2000年スプリングコレクションで発表され、2023年サマーコレクションでも復刻版として登場した。今シーズンはリップスティックレッドやシルバーのほか、ウエストラインにチェーンを縫いつけたスキニーパンツも提案。ジャケットやパンプスにチェーンのフリンジをあしらったルックも繊細なきらめきを放つ。さらに90年代のイギリスの若者たちやミュージックカルチャーへのノルタルジーが、トラックスーツやゴールドの馬モチーフの刺繍を施したラグビージャンパーに反映された。








動物愛護と環境保護の精神
今シーズンは全体の92%を責任ある素材で構成し、ブランド史上もっともサステイナブルなコレクションに。新素材も多く取り入れられ、レザーの循環型の代替素材「ミラム(MIRUM®)」から作られたラグジュアリーブランド初のハンドバッグが誕生。また、定番である「Sウェーブ」や「フレイム」バッグには、廃棄リンゴ由来の新素材「アップルスキン(AppleSkin™)」にクロコダイルの型押し風の加工を施したバージョンがラインナップに加わった。キノコの地下根系である菌糸体由来の「フレイム マイロ(Frayme Mylo™)」にも新色のホワイトが登場し、あらためて動物製品を使用しないブランドの方針を強調した。



アヴリルやジェシカ・アルバらも来場
会場にはアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)、ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)、カミラ・アルヴェス(Camila Alves)、ティナ・クナキー(Tina Kunakey)ら豪華な顔ぶれ。日本からは美波やAMIAYA、emma、長谷川ミラが来場した。







アヴリル・ラヴィーン
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