シャネル 2023年秋冬コレクション
IMAGE by: CHANEL
ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が手掛ける「シャネル(CHANEL)」が2023年秋冬コレクションを発表した。会場は、2024年のパリ五輪の会場としても使用されるグラン・パレ・エフェメール(Le grand palais éphémère)。
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小松菜奈の姿が会場に映し出される
メゾンのアンバサダーを務める小松菜奈の姿がショーのインビテーションやティザー映像にも使われ、話題を呼んだ今回のコレクション。ティザー映像でも1966年の映画「ポリー・マグーお前は誰だ」に出てくるアイコニックな前髪やアイメイクを彷彿とさせるスタイルで登場。撮影は世界的な写真家デュオ、イネス&ヴィノード(Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadin)が担当した。日本人女優がこのような形でフィーチャーされるのは史上初と言っていいだろう。
会場には大きな映像インスタレーションが設置され、メリーゴーランドに乗る小松の躍動感ある姿が映し出される。ヴィルジニーは今回、コレクションに”動き”をもたらしたいと考え、バミューダショーツのスーツやアシンメトリーなデザインを取り入れたという。小松は夫の菅田将暉と共に来場し、多くのカメラマンのリクエストに応えていた。2人が揃って登場するのは2021年に結婚を発表して以来、これが初めてとなる。

Video by Film directed by Inez & Vinoodh. Adapted from the movie “Who Are You, Polly Maggoo ?” by William Klein © Films Paris New York
カメリアはメゾンの”永遠のコード”
コレクションテーマは、創業者ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が愛した花であり、メゾンの「永遠のコード」でもあるカメリア。ヴィルジニーはこの花が持つ「安心と親しみを与える、その柔らかさと力強さが好き 」と語る。客席にも白いカメリアの生花が一輪ずつ置かれ、会場の中心にも巨大なオブジェが設置されていた。カラーはブラック、ホワイト、ピンクを中心に、そのアイコニックな花が様々な形でルックに落とし込まれた。


水玉模様のようにコサージュをあしらったカーディガンジャケットや、花柄とチェック柄を掛け合わせたツイードコート、そしてローファーやチェーンバッグ、白い花柄のレースタイツなどアクセサリーにもカメリアが取り入れられていた。ビーズやスパンコールの装飾、アシンメトリーのシルクドレスなど繊細さとロマンティシズムあふれるタッチが印象的だ。モデルが歩くと裾がはためき、花びらのような可憐さを演出する。








ボヘミアン スピリットを反映
同時にピークドラペルのメンズジャケットなど、ダンディなアイテムも展開。英国風の雰囲気を漂わせ、褪せた色調や60~70年代レトロなスタイルも重要な要素となっていた。後半にはカラフルなルックが次々と登場し、会場中央に置かれた巨大なカメリアのオブジェが照明で真っ赤に染まった。フィナーレにはヴィルジニーが登場し、客席の小松に駆け寄りハグするシーンも見られた。








小松菜奈&菅田将暉、そしてジェニーも来場
会場には小松菜奈&菅田将暉のほか、BLACKPINKのジェニー(JENNIE)、ペネロペ・クルス(Penélope Cruz)、FKAツイッグス(FKA twigs)、パク・ソジュン、ジン・ボーラン、茅島みずきらも来場し、盛り上がりを見せた。










小松菜奈
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小松菜奈1st写真集「Trabzon」 (Angel works)
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