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【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #3】「大人も気軽にテニスを」100人規模のテニスコミュニティ

テニスの様子

Image by: FASHIONSNAP(Monami Hayakawa)

テニスの様子

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テニスの様子

Image by: FASHIONSNAP(Monami Hayakawa)

 スポーツを通じて人とつながり、コミュニティを広げる。スポーツはいつの時代もそうした“ソーシャル”な側面を持っていましたが、コロナ禍を経て、オンラインではないリアルな交流の価値が再認識され、健康への関心も高まっています。そうした中、人とつながる手段としてスポーツを楽しむ動きが広がってきました。FASHIONSNAPでは、そんな“ソーシャルスポーツ”を楽しむ人々と、そのファッションをフィーチャー。第3弾は、東京を拠点に活動するテニスコレクティブ「Jeu(ジュー)」を取材しました。

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テニスコレクティブのメンバー

10月17日、都内某所で行われた活動にて

「大人になってもテニスをやめさせない」

Jeuの横断幕

 Jeuは、フォトグラファーの阿部裕介さんが、友人で元テニスコーチの築地涼介さんとモデルの吉田沙世さんとともに立ち上げたテニスコミュニティ。約3年前、コロナ禍が明けたばかりの頃、阿部さんが友人とテニスを始めたことが活動のきっかけだったといいます。

 「僕自身、中学・高校と部活でテニスをやっていたのですが、カメラマンになってからしばらくは離れていました。そんな中、テニスウェアブランド『S2O』の増井康亮さんや、プロ選手の越野由梨奈さん、元テニスコーチの(築地)涼介くんと知り合う機会があり、一緒にテニスをするようになりました。涼介くんとは一緒にチームで試合に出場したことを機に『この楽しさをもっとテニス未経験の人にも広げていきたいね』と話していて。そんなとき、S2O主催のテニスイベントで(吉田)沙世ちゃんとダブルスを組んだ際、沙世ちゃんから『テニスサークルをやりたいんだよね』と聞いて『じゃあ、一緒にやっちゃう?』と。そこで涼介くんを紹介して、3人で始めた、という経緯です」(阿部さん)。

 活動の目的は、「大人になってもテニスをやめさせないこと」。学生時代に遊びや部活でテニスに触れていた人も、大人になるにつれて自然と離れてしまうケースが多いという背景をもとに、大人になっても気軽にテニスを楽しめる場を目指しています。「学生時代は当たり前にテニスをする場所がありましたが、大人になると、そもそもコートの取り方がわからなかったり、テニススクールへの問い合わせすらハードルが高かったりするものです。僕らはそういったハードルを下げ、再びテニスに触れられる場所を探している人の受け皿になりたいと考えています」。

 Jeuの活動の特徴は、とにかく基礎練習を重んじていること。阿部さんによると、多くのテニスコミュニティが試合を中心に活動しているのに対して、Jeuはメンバー個人の実力を上げるための基礎練習に最も時間を割いているのだそうです。「もちろん、上級者にとっては試合を中心にした方が面白い。でも、それだと初心者はいつまで経っても上達せず、結果的にテニスをやめてしまいます。僕らは、みんなが平等に打てるように一番下のレベルの人に合わせて練習をしているので、その結果、僕らの活動に参加して上達した人たちが、試合中心の新しいサークルを作ったりもしていますね」。

メンバーは総勢130人、それぞれのコートスタイル

 当初は3人で始まった活動ですが、現在の部員数は約130人。「最初は3人が友人を2〜3人ずつ連れてきて8人ぐらいでやっていて、次はその友人たちがまた誰かを連れてきて10人、12人と増えていって。紹介に紹介を重ねて、どんどん広がっています(笑)」。

テニスの様子
テニスの様子
テニスの様子
テニスの様子

 Jeuへの参加を機にテニスにハマり、週に1度スクールに通い始めたというモデルのsonoさんは、「もともとは夫が先にJeuに参加していて、誘われるがままに始めてから、テニスが高齢者になっても楽しめる生涯スポーツだと知りました。それなら歳をとっても夫婦で楽しめるな、とスクールにも通い始めたんです。スクールは緊張感がありますが、Jeuならミスをしても前向きに声をかけてもらえるし、自己肯定感を高めながら楽しく続けられるのが魅力です」と話します。

 練習の頻度は週に2〜3回。1コートにつき定員が8〜12人と決まっていることから、事前にコートを予約した上でLINEグループで参加希望者を募って活動しています。この日の練習会には、部長の3人を含む計8人が参加。ファッション業界で活躍する部長たちのもとには、自然とおしゃれなメンバーが集まるもの。ということで、テニスを軸に自由なスタイルを楽しむ皆さんをスナップしました。

🌟🎾Jeuメンバーのコートスタイル🏸🌟

テニススタイルの男女
テニススタイルの男女
テニススタイルの男女
テニススタイルの男女

Jeuの部長を務める吉田沙世さん(左)、阿部裕介さん(中央)、築地涼介さん(右)

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テニススタイル
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テニススタイル
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テニススタイル
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テニススタイル
テニススタイル

Jeuへの参加を機にテニスを始めたというモデルの岩崎拓馬さん。この日は「アシックス(ASICS)」のセットアップを着用。「バレーボールもやっているので、バレーとテニスどちらにも使えるウェアを選ぶようにしています」。

 Jeuでは、S2Oとの合同練習や、遠征しての合宿も定期的に開催。「合宿のほかにも、年末年始には忘年会と新年会を必ず開いていて、それが唯一のちゃんとした飲み会。普段は練習前後に飲みに行くことも少ないので、結構本気のサークルですね」。

テニスの様子
テニスの様子
テニスの様子

合宿での様子

Image by: Jeu

 昨年は、Jeuのメンバーで初めての大会にも出場しました。初〜中級のメンバーを中心に参加し、試合後にはみんなで反省会まで行ったのだそうです。中学時代にソフトテニス部に所属し、Jeuへの参加を機に硬式テニスを始めたというわかこさんは「試合の結果はボロ負けだったけど、めちゃくちゃ楽しかった(笑)。練習を重ねるうちに徐々に成長している実感もあるので、とにかく練習あるのみです!」と振り返ります。

 「Jeuのメンバーは20代から50代までと幅広く、全員が一緒になって各々のプレーについて意見を交わせるのが面白いなと。学生時代の部活では1〜2歳しか年齢の変わらない仲間とやっていましたが、大人だからこそ、世代を超えてみんなでテニスについて本気で話し合える。そういう関係性こそが、このコミュニティの面白さだと思います」(阿部さん)。

【連載:ソーシャルスポーツ 2026】

 FASHIONSNAPでは“スポーツの秋”に合わせて、「ソーシャルスポーツ 2026」と題した連載を掲載します。競技成績や順位を競うのではなく、人とつながる・交流することが主目的になっている令和のスポーツのあり方や、スポーツ×ファッションに関連する話題をお届けします。

第1回:HYROXは現代版の合コン? 仲間と楽しむ"ソーシャルスポーツ"新潮流
第2回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #1】BunkaRunningClub
第3回:お目当ては試合だけじゃない スポーツ観戦の新常識
第4回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #2】URBAN YOGA
第5回:"マッチョのお守り"はもう古い? 選択肢広がるプロテインの世界を実食レポート
第6回:運動しなくてもOK? 遊びと筋トレをつなぐ野田クリスタル主宰のスポーツジムに行ってみた
第7回:装いとともに楽しむ、大人のバレエ時間 背筋を伸ばして新しい自分に衣替え
第8回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人
たち #3】Jeu
第9回:東京レガシーハーフマラソンでおしゃれランナーをSNAP
※掲載内容やタイトルは変更する可能性があります

最終更新日:

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