【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #2】丸の内の夜景を背にヨガ 20代女性が集う交流の場
文・五十君花実

東京・丸の内で毎週水曜に開催されている「URBAN YOGA」
Image by: FASHIONSNAP

東京・丸の内で毎週水曜に開催されている「URBAN YOGA」
Image by: FASHIONSNAP

東京・丸の内で毎週水曜に開催されている「URBAN YOGA」
Image by: FASHIONSNAP
スポーツを通じて人とつながり、コミュニティを広げる。スポーツはいつの時代もそうした“ソーシャル”な側面を持っていましたが、コロナ禍を経て、オンラインではないリアルな交流の価値が再認識され、健康への関心も高まっています。そうした中、人とつながる手段としてスポーツを楽しむ動きが広がっています。FASHIONSNAPでは、そんな“ソーシャルスポーツ”を楽しむ人々と、そのファッションをフィーチャー。第2弾は、都心で20代女性を中心に人気を集めるヨガイベント「URBAN YOGA(アーバンヨガ)」を取材しました。
ADVERTISING
97%が女性、半数以上が20代
水曜日の午後7時。東京・丸の内の大手町ビル屋上に、仕事帰りの女性たちが続々と集まってきます。その数、およそ50人。キャンドルが灯された屋上を、周囲にそびえる高層オフィスビルの明かりが照らします。ここで行われているのは、スポーツイベントの企画・運営などを手掛けるオフィスプライヤによるヨガイベント「URBAN YOGA」。毎週水曜に2回のセッションを実施し、計100人前後が参加。参加者の97%が女性で、20代が全体の半数以上を占めています。
「仕事は接客業。体を動かすのが好きで、URBAN YOGAはインスタグラムで見つけて、職場の先輩を誘って参加してみました」と話すのは、24歳の女性。「周りにも運動好きが多くて、先日は友達と皇居ランもしました。フィットネスレースの『HYROX(ハイロックス)』にも出てみたいねって話しています」。この日のウェアは、一部に透け感のある素材を使用した「ナイキ(NIKE)」のレギンス。一緒に参加した先輩(26歳)は、韓国発のアクティブウェアブランド「ヨモメント(YOMOMENTO)」のトップスを着用し、それぞれにヨガファッションを楽しんでいました。




大手町ビル屋上のSKY LABで開催されているURBAN YOGA
「今日は大学時代の友達同士で参加しました」と話すのは、24歳の女性2人組。「社会人になって、学生の頃のようには会えなくなったけど、お互いヨガが好きなので、こういうイベントに誘い合うことが会うきっかけになっています」「インスタグラムで見たときに、ロケーションが素敵だったので、ぜひ参加したいと思いました」。
10人ほどのグループで参加していたのは、近隣にオフィスを構える企業の20〜40代の女性たち。社内のヨガ部のメンバーだといい、福利厚生費を利用して参加していました。「ヨガを通じて、部署や年代を超えて女性同士が交流できているので、ありがたいですね」と、ヨガ部部長の女性は話します。
羽田空港や池上本門寺でも開催
URBAN YOGAを運営するオフィスプライヤが、羽田イノベーションシティで同イベントを立ち上げたのは2022年4月のこと。「コロナ禍のステイホーム期間は明けていましたが、当時はまだイベントが多くありませんでした」と振り返るのは、URBAN YOGAの五十嵐大悟プロデューサー。再び外に出たい、人と交流したいという人々の気持ちを捉え、初回から「満員御礼」だったといいます。
同年8月には、丸の内エリアで多くの不動産を所有・管理する三菱地所からの誘いを受け、大手町ビル屋上で「丸の内ヨガ」を開始。現在、定期開催しているのは羽田イノベーションシティの広場と丸の内の2ヶ所ですが、これまでに虎ノ門ヒルズ屋上や池上本門寺の境内、羽田空港の展望デッキなど、東京の街の魅力を感じられるさまざまな屋外ロケーションでもヨガを開催してきました。
【おしゃれも追求!URBAN YOGAスナップ】







ヨガ講師資格もあるという2人はポーズもバッチリ
「ヨガそのものに加えて、非日常的な体験ができることが、一般的な街のヨガ教室とは違うURBAN YOGAの魅力です」と五十嵐プロデューサー。その言葉通り、ヨガのセッションが終わると、会場のあちこちで高層ビルの夜景を背景にした写真撮影が始まります。参加費は1回3300円。「決して安くはないので、丸の内ヨガを始めた当初は30代の女性が参加者の中心でした。でも、年数を重ねるうちに20代の女性が増えてきた。東京で働き始めた20代の女性たちが、一度行ってみたい、あそこで写真を撮りたいと思ってくれるようです」。
屋外で開催するURBAN YOGAは、丸の内、羽田ともに毎年4〜10月が開催シーズン。2026年の開催も残りわずかですが、来年4月からも、今年と同様に毎週開催する予定です。
【連載:ソーシャルスポーツ 2026】
FASHIONSNAPでは“スポーツの秋”に合わせて、「ソーシャルスポーツ 2026」と題した連載を掲載します。競技成績や順位を競うのではなく、人とつながる・交流することが主目的になっている令和のスポーツのあり方や、スポーツ×ファッションに関連する話題をお届けします。
第1回:HYROXは現代版の合コン? 仲間と楽しむ"ソーシャルスポーツ"新潮流
第2回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #1】BunkaRunningClub
第3回:お目当ては試合だけじゃない スポーツ観戦の新常識
第4回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #2】URBAN YOGA
第5回:甘いだけじゃない! 選んで楽しいプロテイン
第6回:野田クリスタルがプロデュースするクリスタルジムに行ってみた
第7回:ファッションとしても大注目 大人から始めるバレエレッスン
第8回:【ソーシャルスポーツを楽しむ人たち #3】あつまれテニスラバー
第9回:東京レガシーハーフマラソンでおしゃれランナーをSNAP
※掲載内容やタイトルは変更する可能性があります
最終更新日:
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【ソーシャルスポーツ 2026】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

















