ジョン ローレンス サリバン 2021年秋冬コレクション
ジョン ローレンス サリバン 2021年秋冬コレクション
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「ジョン ローレンス サリバン」11年ぶりの東京ショー 宮下貴裕とタッグ

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ジョン ローレンス サリバン 2021年秋冬コレクション
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 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が、11年ぶりに東京でランウェイショーを開催した。2021年秋冬コレクションのコンセプトは「PROTECT」。デザイナー柳川荒士の「新たなチャレンジをしてみたい」という思いから、「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」のデザイナー宮下貴裕をスタイリストとして起用し、特別なタッグを組んだ。

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11年前のショー
ジョン ローレンス サリバンが東京ラストショー開催

■ダイナミックな「PROTECT」

 ジョン ローレンス サリバンが最後に東京でランウェイショーを開催したのは、2010年3月の2010年秋冬コレクション。以来、海外に発表の拠点を移し、パリやロンドンでショーや展示会を行ってきた。先シーズンはビデオインスタレーションを限られた人に向けて公開したが、今回はローカルのファンや若い世代にダイレクトに届けるため、ホームである東京でショーを開催。その模様をライブ配信した。

 2021年秋冬コレクションのコンセプトである「PROTECT」からは、新型コロナウイルスの脅威を連想させる。時代のムードをキャッチしつつ、ジョン ローレンス サリバンのデザイン哲学を突き詰め、行き着いたコンセプトなのだという。

 例えば柳川の服作りの基盤のひとつである英国テーラードは、軍服から派生したディテールが多い。そういった「防」の側面を拡大解釈し、「もっとダイナミックに、ジョン ローレンス サリバンらしいデザインとは何なのかを追求していった」(柳川)という。

■バイク、スポーツ、ボンテージの要素が随所に

 赤いライトをバックにランウェイに登場した序盤の3体は、いずれもシャツとタイに薄手の半袖トップスを重ね、「HARDCORE」「NOBLE SAVAGE」「PROTECTED」のメッセージをプリント。

 続くルックは、テーラードをベースとしながら、バイク、ワーク、スポーツ、レーシング、拘束着といった、あらゆる「防具」の要素が取り入れられている。ショーでメンズとウィメンズのコレクションをミックスして見せるのは初めてだが、男女の隔てのないスタイリングが多い。

 キルティングパッド付きコートはアイスホッケーのキーパーウェアから着想。前身頃にチャップスのようなレイヤーを施したパンツやスカート、ボンデージの装飾も目立つ。アクセサリーの感覚で様々なフェイスマスクが登場し、ネックゲーター型のマスク付きカットソーといったアイテムも。金属のシューアクセサリーは、工事現場作業員の鉄板入りシューズから着想している。

■2人のデザイナーのクリエイションが融合

 終盤のブラックスーツのモデルが着用していたサングラスは、スタイリングを手掛けた宮下が手掛ける新ブランド「タカヒロミヤシタザレフトアイ.(TAKAHIROMIYASHITATheLeftEye.)」の0001.モデル。同じ東京をホームとする2人のデザイナーのクリエイションが融合していた。

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 柳川は、コレクションの見せ方などについても「宮下さんに導いてもらった部分も多かった」と話している。柳川ならではのアグレッシブさではなく「静かなる強さ、静かな怒り」といった宮下の提案から気付きを経て、模索しながら作り上げたという。フィナーレで登場した柳川は、同じ世界で闘うデザイナーに敬意を払うように、タカヒロミヤシタザソロイスト.のフェイスマスクを着用していた。

柳川荒士 Image by FASHIONSNAP.COM
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JOHN LAWRENCE SULLIVAN 2021年秋冬コレクション

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