「リコール」2021年秋冬コレクション
Image by: FASHIONSNAP
東京ファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/W」が、3月20日の今日をもって閉幕した。フィジカルショーのトリを飾ったのはデザイナー土居哲也が手掛ける「リコール(Re:quaL≡)」。同日18時頃に地震が発生した影響で、ショーの開始時間が約40分後ろ倒しとなった。
今シーズンはデジタルイベントとオフラインイベントから構成し、全51ブランドが参加。そのうち20ブランドがフィジカルのショーを実施し、日本のファッション史をたどる大規模展「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」との連動企画として、丸龍文人が手掛ける「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」と「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和によるコラボショーや、楽天による日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」を通じて、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」と「ビューティフルピープル(beautiful people)」のショーなどが行われた。
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フィジカルショーのトリを飾った「リコール(Re:quaL≡)」は、19時からヒカリエホールAで行う予定だったが、地震の影響でヒカリエ館内のエレベーターが停止するなどの影響が出て搬入が遅延。スタッフも一時ショー会場とは別のスペースに避難する事態となったが、19時40分頃に無事ショーをスタートすることができた。ショーでは、「Re frppie」をコレクションテーマに掲げ、プレッピー&ヒッピーなテイストにフレンチスタイルを融合させた全36ルックを披露。新型コロナウイルスの収束の願いを込めて、人々が身体を寄せ合う型を参考に服の造形を構築した。フィナーレでは弾き語りをバックミュージックに、モデルたちが中央に集合。キャンプファイヤーを楽しんでいるかのようなコロナ後の平和な世界を描いたという。
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