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【マイスタンダード】巻き方で表情が変わる、「モンマルトルニューヨーク」のマフラー

モンマルトルニューヨークのスカーフ
モンマルトルニューヨークのスカーフ
モンマルトルニューヨークのスカーフ

 トレンドに左右されるファッション業界の中で定番と称され、多くの人に愛されているアイテムには底知れない魅力が詰まっています。そんなマイスタンダードに相応しい名品をF/STOREの中から厳選して紹介します。

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巻き方で表情が変わる、「モンマルトルニューヨーク」のマフラー

 「モンマルトル ニューヨーク(MONTMARTRE NEW YORK)」は、ストリートブランドで経験を積んだ八木佑樹が2016年に設立したブランド。メッセージ性とインパクトのあるグラフィックを載せたマフラーがブランドのシグネチャーであり、秋冬のスタイリングを彩るワンポイントアイテムとして、毎シーズン人気を集めています。今回はそんなブランドが誇る定番シリーズを徹底解説します。

表裏どちらも楽しめるデザイン

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフ

 「モンマルトルニューヨーク」のマフラーの最大の特徴は、インパクト抜群のグラフィック。般若や風神雷神図、スクランブル交差点など日本文化から着想を得たものから、アメリカの自殺防止センターの電話番号といった社会問題を訴えるものまで、他のブランドでは見られないモチーフをストリートアートのようにアーティスティックに昇華したアイテムを展開しています。ジャカード織りで仕立てられているため、表裏の両面にグラフィックがあしらわれているのも特徴の一つ。象徴的なデザインについてデザイナーは「表と裏を主従関係では考えず、一つのマフラーが持つ異なる表情として捉えている。それぞれ異なるグラフィックを用いながらも、色やモチーフ、全体のバランスを通して、一つの作品として成立するように意識している」と解説。実際に首に巻いたり折ったりすることで色や絵柄の断片が重なり、その時に偶然生まれる新しい構図や、身につける人がその日の気分によって見せる面を選べることも「モンマルトルニューヨーク」のマフラーならではの面白さであり、魅力ではないでしょうか。

デイリーに使いやすい素材

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフ

 素材には、耐久性に優れたアクリルを採用。鮮やかな色味や細かな文字、図柄をジャカードで表現しやすく、首に巻きつけた時の軽やかさや肌触りの良さも実現しています。マフラーの定番素材であるウールやカシミヤと比較すると毛玉になりにくく、さらには自宅で洗濯もできるなどイージーケアなのも魅力的なポイント。程よい厚みがありながら重すぎないので、冬に限らず幅広いシーズンで日常的に使うことができます。

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフ

 「モンマルトルニューヨーク」のマフラーは、全てドイツで生産されています。デザイナーの八木佑樹はアントワープ王立芸術学院に通っており、当時の同級生が営む工場がドイツにあったことから、生産を依頼するようになったと言います。「複雑なグラフィックや細かな文字をジャカードで表現するには高い技術が必要だが、直接コミュニケーションを取りながら、色や糸、細部の見え方まで一緒に調整できることが大きな理由。技術面だけでなく、長年築いてきた信頼関係も含めてものづくりに欠かせない存在になっている」と説明します。

多彩な巻き方ができる長さ

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフを巻いたモデル
「モンマルトルニューヨーク」のスカーフを巻いたモデル

 一般的なマフラーの長さは160〜180cm、幅は30cmと言われていますが、「モンマルトルニューヨーク」のマフラーの長さは200cmを超え、幅は約半分である18cmという縦に細長いシルエットを採用しています。しっかりと長さがあることでシンプルに巻くだけではなく、バラクラバのように顔に巻きつけるなど多彩な巻き方を楽しめ、幅が細いのでかさばることなく、程よいボリューム感でスタイリングに取り入れることが可能です。

デザイナーの“好き”を追求した26AWコレクション

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフ

 自分好みのものを選べる豊富なバリエーションも魅力の一つ。26AWコレクションでは明確なコンセプトやシーズンテーマを設けず、デザイナー自身が直感的に良いと思ったものを作ったと説明します。「自分が好きな19世紀の絵画を抽象化したものや、最近好きになった絵本から着想を得たカエル、学生時代に訪れたオランダの風景をもとにした風車など、自分が好きなものや、これまでの記憶に残っているものを素直にグラフィックへ落とし込んだ」と語り、それぞれのマフラーにはデザイナーのパーソナリティに紐づいた強い想いとこだわりが存分に込められています。

 ✔️ デザイナーが選ぶ、おすすめの一本

「モンマルトルニューヨーク」のスカーフ

 「26AWコレクションの中でも特に気に入っているのは、自分の出身地である鳥取に伝わる神話『因幡の白うさぎ』から着想を得たブラウンラビットスカーフです。故郷にまつわり、幼い頃から身近にあったモチーフなので特にパーソナルで思い入れのある一本です。神話をそのまま説明的に描くのではなく、色や構図を通して「モンマルトルニューヨーク」のグラフィックとして再解釈。広げた時には一つの作品として見えますが、実際に巻くと柄の一部分だけが現れ、見る角度や巻き方によって印象が変わるところも気に入っています」。

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最終更新日:

宮﨑涼司

Ryoji Miyazaki

FASHIONSNAP 編集記者

神奈川県出身。立教大学経済学部卒業後、アパレルメーカーに入社し、国内のファクトリーブランドのバイイングやEC運営を経験したのち、2023年にレコオーランドに入社。現在はF/STOREの販促コンテンツをメインに担当している。

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