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　インソニアプロジェクトは、「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス（Children of the discordance）」のデザイナー 志鎌英明がディレクターを担当。志鎌自身が影響を受けたアーティストやミュージシャンをモチーフとしたいわゆる“バンドTシャツ”を展開している。元来、バンドTシャツはオーバーサイズで着用する文化がなかったが、同レーベルはヴィンテージ界隈で希少価値の高いビッグサイズのバンドTシャツを手軽に購入できる点が魅力で、特にウィメンズを中心に人気を集めているという。　2023年春夏コレクションでは、ニューヨークのヒップホップグループ ビースティ・ボーイズ（BEASTIE BOYS）とイギリス出身のリードボーカル「JAY KAY」によるソロユニット ジャミロクワイ（JAMIROQUAI）の2アーティストをフィーチャー。1970〜90年代に生産されたヴィンテージTシャツのディテールを踏襲したボディに、グラフィックを落とし込んだ。そのほか、インターナショナルギャラリー ビームスではジャミロクワイのイギリスツアーで販売されたグッズやアルバムのアートワークなどから着想を得たエクスクルーシブや別注モデルも展開している。

Children of the discordance

Fashion

バンドTはオーバーサイズで、インターナショナルギャラリー ビームスが着こなしを指南

　別注アイテムは、グイディの2023年春夏シーズンに登場したフロントのダブルジップが特徴の新モデル「GR07FZI」をベースに採用。ボリューム感のあるトゥの形状から足首にかけて細くシェイプしたシルエットを踏襲しつつ、ヒール部分のメタルプレートを変更してオーセンティックな雰囲気に仕上げた。カラーはブラックのみで、40〜43までの4サイズを揃えている。

BEAMS

グイディの新モデル「GR07FZI」を採用　インターナショナルギャラリー ビームスが別注

　マドカ・リンダルは、パリを拠点に食器やインテリアなどの陶器を制作。ドローイングアーティストとしても活動しており、これまでに「ユニクロ（UNIQLO）」のフリーマガジン「LifeWear magazine」や、韓国版エル・デコ（ELLE DECOR）などで取り上げらた。　アイテムは、セラミックの容器にハンドドローイングで猫の顔をデザイン。インテリアの一部として、それぞれのライフスタイルに溶け込むプロダクトを依頼したという。ヴィジュアルは、フォトグラファーのオラ・リンダル（Ola Rindal）が撮影した。

Lifestyle

ビームスがキャットボウルを別注、セラミックアーティストのマドカ・リンダルが制作

　フェティコは、2020年にデビューしたウィメンズブランド。女性のボディラインを意識したメリハリのあるシルエットが特徴で、国内生産を中心にコレクションを製作している。　2023年春夏コレクションのテーマは「Admire Your Own Body」。1970年代に作家や女優として活動した「鈴木いづみ」から着想を得ている。「リアルな女性の曲線美が表れていて、彼女がその美しさを見せつけている姿に自己愛を感じた。挑発的だけど繊細さもあり、ダークだけどピュアな雰囲気のあるギャップも魅力的」と舟山が感じた鈴木のアイデンティティをベースにした、女性の造形美を讃え個々が持つ美しさを引き出すウェアを提案している。　モアバリエーションイベントでは、新作アイテムを豊富に展開。ギャザーから流れるようなフリルが特徴的なブラウス「gather paisly blouse」（4万6200円）をはじめ、ブランドを象徴するドレス「stripe knit dress」（5万7200円）や、シアーのハイソックス「thigh hi socks」（1万2100円）、Y字カットが特徴的なジャンプスーツ「embroidery colar jumpsuits」（9万6800円／いずれも税込）などをラインナップする。購入者には、2023年秋冬コレクションからの新しいブランドロゴを配したショッピングトートをノベルティとして先着で配付する。　また、同イベントを記念し、特設ページでは舟山のインタビュー記事を公開している。

FETICO

インターナショナルギャラリー ビームスでフェティコのモアバリエーションイベント開催

　新ブランドは、インターナショナルギャラリー ビームスがビジネスシーンを対象としたテーラードではなく、UKムードを表現したファッションとしてのテーラードアイテムを提案したいと考え、堀切に依頼したことで実現。ブランド名は、堀切が好きなアーティストのロイ・オービソン（Roy Orbison）の曲名に由来。「君にはまだ早いよ」というニュアンスが面白いと感じ、堀切自身が次にブランドを作る時に使いたい名前として温めてきたワードを使用することになったという。　ブランドは「クラスの延長線上にあるブランド」をコンセプトに展開。極限までディテールを削ぎ落とし、ミニマルなムードを纏ったテーラードスーツをはじめ、「テーラーラボ（TailerLab）」「ジェンダーレス（Genderless）」「エイジレス（Ageless）」「シーズンレス（Seasonless）」をイメージワードとしたアイテムを揃えるといい、ロボットスリーブジャケット（7万5000円）やスモーキングジャケット（7万円）、ミニマムテーラードスーツ（10万5000円）、トラウザー（3万5000円／いずれも税込）などを取り扱う。

デザイナーはCLASSの堀切道之、インターナショナルギャラリー ビームスから新ブランドがデビュー

　売場面積は約66平方メートルで、2階に構えていた売り場から半分のスケールとなる。ウィメンズディレクターの片桐恵利佳氏は「原宿の表と裏の通りを行き交う人々の多種多様で自由な雰囲気と同じように、年齢やスタイルを限定せずに、ファッション、美術、音楽、食文化を含め、生活に纏わる様々な分野に興味のある人達の為のセレクトショップであること」を重視し、1階でビームスのさまざまなレーベルを展開することでファッションの「キュリオシティ（好奇心）」を刺激する「入口」を目指すという。主な取り扱いブランドは「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」や「マリナ イー（MARINA YEE）」「ラフ・シモンズ（RAF SIMONS）」「アキラナカ（AKIRANAKA）」「マメ クロゴウチ（Mame Kurogouchi）」「フォトコピュー（PHOTOCOPIEU）」など。　リニューアルオープンを記念し、マメ クロゴウチの2022年プレスプリングと春夏コレクションをクローズアップしたイベントをオープン同日から27日まで開催。また、「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック（MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC）」のスペシャルオーダーアイテム第4弾として、ワントーンカラーの配色でデザインされたボリウッドバンドリングを5色限定カラーで展開。今回は各石のサイズに合わせたリング幅に加え、リングサイズも1点ずつ異なる5点限定のコレクションとなる。ビームス公式オンラインショップでは3月25日正午に発売する。　なお、ウィメンズフロアがあった2階はインターナショナルギャラリーのメンズ、メンズドレスレーベル「ビームスF（BEAMS F）」、修理専門店「ビームス工房」のフロアとなる。

Mame Kurogouchi

「インターナショナルギャラリー ビームス」ウィメンズフロアが1階に移設　ダイケイ・ミルズが設計

　ビームスFは1978年にレーベルを発足。1996年に神宮前3丁目のビルに移転し、今年9月まで約25年にわたり営業してきた。隣接ビルからの移転となる今回は、ゆったりとくつろげるソファースペースやオーダーサロンなども併設する。　同フロアで改装を終えるインターナショナルギャラリー ビームスでは、クリエイターズブランドを中心に独自の視点でセレクトしたメンズアイテムを取り揃えるほか、国内外のデザイナーによるオーダー会などイベントの開催を予定している。

ビームスFなど原宿地区の3店舗がリニューアル、ワンフロアに集積

　イベントの対象店舗は、「アディッション アデライデ（ADDITION ADELAIDE）」「コンテナストア（CONTENASTORE）」「ドーバー ストリート マーケット ギンザ（DOVER STREET MARKET GINZA）」「hnw」「インターナショナルギャラリー ビームス（International Gallery BEAMS）」「ReVoLuTioN LES COUREURS HOMME」の6店舗。ドーバー ストリート マーケット ギンザを除く5店舗では、Laurie Simmons自らが撮影とモデルを務めた写真作品を含むポスターを展示する。　ナマチェコは2020年秋冬コレクションで写真家グレゴリー・クレウドソン（Gregory Crewdson）とコラボするなど、近年アートとの結びつきを強化している。

NAMACHEKO

「ナマチェコ」がジャーナル製作、ポスター展示のインスタレーション開催

　同店では、パンツやジャケットのフィッティングからスニーカーのリメイクまで様々なサービスを提供。パンツのタタキ仕上げ（990円〜）やシングル仕上げ（1320円～）、ダブル仕上げ（1650円～）、ジャケットやシャツの袖つめ（それぞれ2750円〜、3850円～／いずれも税込）などに対応する。なお、ビームスで購入した商品の修理代金はサービス価格で提供されている。　このほか、店内にはビームス クラブ会員を対象に無料で利用できるシューケアグッズを用意。スタッフと一緒にシューズを手入れすることができる。

ビームス初の修理専門店が原宿にオープン、スニーカーのリメイクにも対応

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