
10月29日に発売する「ナイキ アルファフライ 4」(3万9600円)
Image by: NIKE

10月29日に発売する「ナイキ アルファフライ 4」(3万9600円)
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ナイキが、マラソン用レーシングシューズ「ナイキ アルファフライ」の新作である「ナイキ アルファフライ 4」を発表した。「より多くのランナーが長い距離でもスピードを維持できる」ことを目指して開発したといい、10月29日にプロトタイプカラーを公式オンラインストアと一部のナイキ取扱店で発売する。価格は3万9600円。11月12日には、オレンジ(メンズ)とピンク(ウィメンズ)を発売予定だ。
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マラソン2時間切りを支えたシューズ
アルファフライは、ナイキのマラソン2時間切りを目指したプロジェクト「Breaking2」において、アスリートのエリウド・キプチョゲ選手と組み開発した最高峰のレーシングシューズ。高反発のZoomXフォームとカーボンプレート、前足部の2つのAir Zoomユニットを組み合わせ、長距離での高いエネルギーリターンと推進力を追求している。より短い距離もカバーする軽量・汎用レーシングシューズのヴェイパーフライに対し、アルファフライは長距離に特化している点が特徴だ。
キプチョゲ選手は2019年に、非公式記録ながら2時間切りを達成。ナイキは翌2020年に初代アルファフライを一般発売した。以降、2022年に2代目モデル、2024年に3代目モデルを発売している。








10月29日に発売するプロトタイプカラー
Image by: NIKE
最新モデルの4代目は、前モデルからエネルギーリターンを10%向上すると共に、5%の軽量化を実現したという。開発にあたって目指したのは、「スピードをさらに速くすることではなく、疲れてきた際に、スピードと効率の良い走りをサポ ートすること」。ナイキのブレット・スクールミースター ランニング フットウェア プロダクト担当バイスプレジデント(VP)は、「アルファフライの歴史の中でも大きな進化を遂げたモデル。歴代アルファフライで最軽量、かつ最も反発性に優れている」と、胸を張る。
新たにZoomX LTフォームを採用
イノベーションにおいて注目したいのは、ミッドソールに新しいZoomX LTフォームを採用した点。ZoomX LTフォームは柔らかさとクッション性、弾力性が特徴で、既存のZoomXフォームと比べ、最大で17%軽量、エネルギーリターンは8%高いという。ミッドソールの上部にLTフォームを、下部にZoomXフォームを配置し、長距離レースに適したクッションシステムにつなげた。ナイキを象徴するテクノロジーであるAir Zoomユニットは、作りを刷新して前足部に2つ配置している。
他にも、通気性が高くシームレス構造のアトムニットのアッパー、カーボンファイバー製フライプレートなどの技術を詰め込んでいる。「あらゆる面を前モデルから改善した。ナイキという道具箱の中にはさまざまなテクノロジーがあり、それらをどう組み合わせるのが最適か、試行錯誤を繰り返した」とスクールミースターVP。

「ナイキ アルファフライ4」のイメージムービー
Video by NIKE
エリートアスリートだけでなく、一般ランナーからも多くのフィードバックを集めたという。「超高速ランナーからジョギングランナーまで、幅広く試してもらった。女性ランナーの声も多数集めている。関節の回転がスムーズになり、足運びが柔らかくなることが期待できる。それが静かな足音にもつながる」と、生体力学を専門とするナイキ スポーツ研究所のエミリー・ファリナ研究員は説明する。
アルファフライ 4は、9月19~20日にデンマーク・コペンハーゲンで開催される世界ロードランニング選手権において、ナイキアスリートの着用が見込まれている。
最終更新日:
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