

2027年春夏ウィメンズコレクションでは、アクセサリーが装いの印象を左右する重要な存在に。大ぶりのイヤリングや存在感のあるベルトが個性を際立たせる一方、ブローチやスカーフを自由にあしらい、ネックレスを重ねるなど、身につけ方にも変化が見られた。クラシックな装飾品を日常の装いに投入し、華やかさや遊び心を添えた今季。各都市のランウェイから注目のアクセサリートレンドを紹介する。
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目次
1. 大ぶりのイヤリング
顔まわりを大胆に飾る、存在感のあるイヤリングが今季のランウェイを彩った。「クロエ(Chloé)」では花びらをモチーフにビーズをあしらったロングイヤリング、「ディオール(Dior)」ではウェアのディテールと呼応するように花びら状のパーツを幾重にも重ねたデザインが登場。いずれも片耳に長いイヤリングを配したアシンメトリーなスタイリングが印象的で、歩くたびに揺れる装飾が春夏の軽快さを演出した。「サンローラン(SAINT LAURENT)」は1980年代を彷彿とさせるゴールドのイヤリングで、グラマラスなムードを強調した。








Chloé
彫刻的な造形から肩に届くほど長いデザインまで、ボリュームだけでなく左右のバランスや動きも今季のポイント。ミニマルな装いに大胆なアクセントを添え、顔まわりに視線を集めるスタイルが広がった。
2. ベルトの存在感が拡大
ベルトはボトムスを留める実用性を兼ね備えつつ、今季はデザインや使い方が一段と大胆になり、装飾性の高さも印象深かった。「セリーヌ(CELINE)」は極太のレザーベルトに誇張されたメタルバックルを組み合わせ、ミニマルなドレスやテーラリングに力強いアクセントを加えた。「グッチ(GUCCI)」ではブランドを象徴するホースビットを用いた3連ベルトが登場。「フェラガモ(FERRAGAMO)」ではジャケットの裾とスカートの腰周りにベルトを配し、二重巻きのような見え方に。「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」ではアンティークの額縁を思わせる大きなバックルが目を引いた。









CELINE
太幅のデザインでウエストを強調する一方、複数のベルトを重ねたり、ウェアのデザインとして組み込むなど、使い方にも広がりが見られた。ウエストをマークする位置やベルトの重ね方によって、服のプロポーションや印象を変え、シルエットそのものを再構成する提案が目を引いた。
3. 華やぎをプラスするブローチ&コサージュ
立体的な花の造形がウェアのトレンドに浮上したのと連動して、クラシックな装飾品であるブローチやコサージュも存在感を増した。「シャネル(CHANEL)」では大きな花のコサージュがドレスやジャケットを彩り、「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」はニットやテーラリングに装飾的なブローチをプラス。





CHANEL
「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」では、オーバーサイズのTシャツやスウェットに、ブローチを思わせる刺繍を施した。取り外して身につけるアクセサリーにとどまらず、ジュエリーのような装飾を衣服そのものに取り入れるなど、日常着を華やかに彩る提案が広がった。

DRIES VAN NOTEN


4. 巻く、結ぶ、まとう、スカーフの新しい使い方
首元を飾るだけでなく、トップスやベルトへと用途を広げたのがスカーフだ。「エルメス(HERMÈS)」ではメゾンを象徴するシルクスカーフにプリーツを施し、ストラップ付きのトップスへとアレンジ。「ラルフ ローレン」はプリントスカーフやフリンジ付きの布を腰に巻きつけ、ベルト代わりに用いることで、クラシックな装いにリラックスしたムードを加えた

HERMÈS

Ralph Lauren

LOUIS VUITTON

MIU MIU
一枚の布を結んだり、巻いたり、垂らしたり。決まった用途にとらわれず、手持ちのアイテムを自由に組み合わせるのもスカーフの楽しみ方。春夏シーズンらしい軽やかな素材感や色柄を楽しみながら、装いに個性を加えるアイテムとしてランウェイを彩った。
5. 長く垂らす、重ねるネックレス
ネックレスは繊細な一本でまとめるよりも、長さや素材の異なるデザインを幾重にも重ね、胸元を華やかに彩る提案が目立った。「シャネル」ではパールなどを用いたロングネックレスの重ねづけが登場。「ディオール」でも華奢なチェーンや不揃いのパールを連ねたデザインが見られた。クラフト感のあるビーズから華やかなパールまで、首元を自由に彩るスタイルが充実した。

CHANEL

Dior

DRIES VAN NOTEN
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