
Image by: ©Launchmetrics Spotlight

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記録的な熱波に見舞われたヨーロッパの夏を経て、2027年春夏のランウェイには軽やかで開放的なムードが広がった。その流れを受け、バッグもくったりと身体になじむフォルムや、脇にすっきりと収まる横長シルエットが台頭。巾着やビッグフラップ、大容量トートなど、見慣れたデザインも新鮮なバランスへとアップデートされた。素材はメッシュやラフィアからスエード、パイソンまで多彩。今季を象徴するバッグを10のキーワードで紹介する。
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目次
1. 軽やかなメッシュの表情
まず注目したいのは、春夏らしい軽やかさをまとったエアリーなバッグ。メッシュやラフィア、クロシェをはじめ、レザーを網目状に編み込んだものや、繊細なパンチングで透け感を表現したものなど、そのアプローチは多彩だ。

左上から、シャネル、ディオール、エルメス、ドルチェ&ガッバーナ、クロエ、トッズ
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「シャネル(CHANEL)」は3Dプリント技術を用いて、特殊な樹脂で成形したフラップバッグを発表。涼しげな見た目でありながら、複雑な編みや加工には各ブランドのクラフトマンシップが感じられる。

メゾン マルジェラ

アンテプリマ

イザベル マラン

トッズ

ドルチェ&ガッバーナ

ニコロ パスカレッティ

ホダコヴァ
2. アニマル&エキゾチックパターン
今季、多くのブランドから登場したのがアニマルパターン。クロコダイル、パイソン、レオパード、ゼブラ、オーストリッチまで、野性味のある柄や質感がバッグを彩った。

左上から、マルニ、プラダ、フェンディ、ジバンシィ、マルベリー バイ クリストファー・ケイン、ミュグレー
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端正なフォルムに型押しを施すだけでなく、パープルやピンク、オレンジなど鮮やかな色彩で遊びを加えたデザインも豊富。「ジバンシィ(GIVENCHY)」はバッグの内側にゼブラ柄のビーズ刺しゅうを施し、ファスナーを開けたときだけ柄がのぞく意外性のある仕掛けを取り入れた。

ステラ マッカートニー

ヴァレンティノ

シャネル

シャネル

シャネル

ディオール

ディーゼル

ドルチェ&ガッバーナ

ドリス ヴァン ノッテン

グッチ

ジバンシィ

ジバンシィ

ロエベ

マルニ

マルニ

ミュグレー

ミュグレー

プラダ

ミュウミュウ

ミュウミュウ
3. フリンジの躍動感
歩くたびに揺れ、動きをもたらすフリンジが、プレタポルテだけではなくバッグでも今季のアクセントに。

左上から、ボッテガ・ヴェネタ、エトロ、ディオール、トリー バーチ、フェンディ、カサブランカ
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繊細なレザーフリンジから長く垂れるタッセルまで、素材や長さもさまざまだ。シンプルなバッグに躍動感を添え、ボヘミアンやリゾートのムードをさりげなく取り入れている。

クロエ

ボッテガ・ヴェネタ

ディオール

ガニー
4. くったりとしたソフトフォルム
硬い芯材や構築的なフレームを取り除き、手や身体になじむ柔らかさを生かしたバッグが、メンズに続きウィメンズでも多く発表された。

左上から、ドリス ヴァン ノッテン、メゾン マルジェラ、アライア、クレージュ、ジル サンダー、ジュリーケーゲルス
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「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」の新作「ゴースト」は、ブリーフケースやバニティケースの構造を解体し、金具だけを残してレザーで再構築。手でつぶしたり脇に抱えたりと、持ち方によってシルエットが変化する自由さが特徴だ。「アライア(ALAÏA)」や「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」からは、折りたたんでクラッチのようにも持てるソフトなバッグが登場した。

アクネ ストゥディオズ

ディーゼル

フェンディ

エルメス

メゾン マルジェラ

マックスマーラ

イッセイ ミヤケ

イッセイ ミヤケ

エムエム6 メゾン マルジェラ

エムエム6 メゾン マルジェラ

トリー バーチ
5. ビッグフラップ付きショルダーバッグ
今季を象徴するバッグの一つが、大きなフラップを主役にしたショルダーバッグだ。実用性と品の良さを兼ね備え、デイリーからワークシーンまで活躍。定着する横長のイーストウエスト型やソフトなフォルムも取り入れ、クラシックなフラップバッグを更新している。火付け役となったシャネルでは、留め具を外すとダブルCがチャームとして揺れる新たなターンロックを採用し、遊び心を加えている。

左上から、カルバン・クライン、シャネル、ステラ マッカートニー、ルイ・ヴィトン、フェラガモ、マルニ
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6. 進化系の巾着バッグ
定番のシルエットでありながら、今季さらにバリエーションを広げたドローストリングバッグ。口元をキュッと絞るシンプルな構造は、ソフトな素材と相性がよく、自然な丸みやドレープを生み出す。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は結び目にタッセルをあしらった柔らかな巾着型を、「ロエベ(LOEWE)」と「マルニ(MARNI)」からはショルダーとしても使える新作が登場。スポーティさと愛らしさを兼ね備えたフォルムが、肩の力の抜けた今季のムードにフィットする。

左上から、ボッテガ・ヴェネタ、マルニ、ロエベ、スポーツマックス、ホダコヴァ、ラコステ
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7. ミニマルなミニショルダー
ベーシックなミニショルダーがランウェイを席巻。「グッチ(GUCCI)」ではウィメンズのファーストルックからGGキャンバスのチェーンストラップバッグが登場。モノグラムやメゾンを象徴するコードを取り入れながら、装飾は抑えめに。アイコニックで実用的、そして長く使えるシンプルなデザインが改めて支持を集めている。

左上から、グッチ、ディオール、セリーヌ、エルメス、ジバンシィ、ルイ・ヴィトン
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8. ラフに持つビッグトート
大容量のトートバッグも豊作。デイリートートからトラベルバッグまで、現代のアクティブな生活や移動に応える実用的なサイズが揃った。端正なレザーから柔らかな素材まで選択肢は幅広く、大きなバッグをラフに抱え、そのボリュームをスタイリングの一部として楽しむ提案が目立った。

左上から、セリーヌ、ボッテガ・ヴェネタ、ステラ マッカートニー、カルヴェン、トッズ、エルメス
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9. しなやかなクラッチ
今季のクラッチバッグは、柔らかな素材を使った横長シルエットが目立つ。かっちりと持つのではなく、手でつかんだり身体に沿わせたりするラフな持ち方が新鮮。フォーマルな印象の強いクラッチに、日常的な軽やかさをもたらしている。

左上から、トッズ、ボッテガ・ヴェネタ、ラルフ ローレン、アンテプリマ、ジョルジオ アルマーニ、マイケル・コース コレクション
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10. 遊び心のあるパーティバッグ
パーティバッグは、よりオブジェのような方向へ。造形や物語性を楽しむデザインが登場し、シャネルの鳥かごモチーフのミノディエールやメゾン マルジェラのリング付きクラッチなど、ジュエリー感覚で手元を飾るバッグがイブニングスタイルに遊び心を添えている。

左上から、バーバリー、シャネル、メゾン マルジェラ、アンテプリマ、ディオール、コーチ
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