インサイド

高い着回し力が魅力的、「サンセサンセ」のスウェットパンツ　「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」のスウェットパンツは、裾まですっきりと落ちるテーパードシルエットはどんなシューズにもマッチし、トップスにニットを合わせてリラックス感を存分に楽しんでも、キレイめなスタイリングのハズシアイテムとして使ってもサマになる一本。フロントポケットのパイピングテープがさりげないアクセントになり、"普通だけど、普通ではない"というブランドのコンセプトを体現したような仕上がりで、どんなスタイリングにもハマる高い着回し力が魅力的なアイテムです。コラボならではのディテールに惹かれる、「N.ハリウッド」のスウェットパンツ　「N.ハリウッド（N.HOOLYWOOD）」とチャンピオンとの協業で誕生したスウェットパンツ。80’s~90’sなムードを感じさせるワイドストレートシルエットは、立体裁断で組み上げたゆとりある綺麗なラインが特徴的な一本です。裾近くにあるチャンピオンのマークはコラボでしか実現できない象徴的なディテールで、チラッと覗かせることでスタイリングのアクセントにも。同シリーズのスウェットとのセットアップでの着用もおすすめです。メリハリある着こなしを叶えてくれる、「オダカ」のニットトラウザーズ　前裾に大胆に施されたスリットがモードな着こなしを実現してくれる「オダカ（ODAKHA）」のニットトラウザーズ。腿から膝下にかけて優しくフィットするシルエットでレギンスのようにも穿きこなせるので、スカートやドレスの下、ヒップが隠れるセーターやジャケットと合わせるのも◎。足元はブーツを合わせることで、スリッドのヘルシーなアクセントが際立ち、メリハリあるスタイリングが完成します。遊び心溢れるデザイン、「コトハヨコザワ」のリバーシブルパンツ　「裏起毛のリバーシブルアイテムをオリジナル生地で絶対作りたい！それも裏と表で全く違う表情になるやつがいい！」というデザイナーの思いから誕生した「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」のスウェットパンツは、その日の気分やスタイリングの雰囲気に合わせてリバーシブルで楽しめる仕様を採用。シンプルなグレーにブラウンのシームが映える面と、全面に色をあしらったアイコニックな面はどちらも”両A面”の仕上がり。まっすぐ落ちるワイドシルエットはブーツなどボリュームのあるシューズと相性抜群で、使い勝手の良さからヘビロテしてしまうこと間違いなしのアイテムです。柔らかな素材感を際立たせた、「シーオール」のスウェットパンツ　「シーオール（SEEALL）」のスウェットパンツは、カシミヤのように柔らかなタッチを持つヤクを用いた上品な佇まいが特徴の一本。カジュアルになりがちなスウェットパンツも、ロゴや装飾を省いたミニマムなデザインに仕上げることで、匿名性のあるラグジュアリーな着こなしを叶えてくれます。素材作りからクリエイションが始まる「シーオール」らしいこだわりの素材使いが感じられる完成度の高い仕上がり。グレーのワントーンでまとめた大人なカジュアルスタイルがおすすめ。存在感を放つドッキングデザイン、「スリュー」のリサイクルウールパンツ　古着を使ったアップサイクルなモノづくりに取り組む「スリュー（SREU）」のイージーパンツ。落ち着きのあるカラーをベースにしながらも、メランジの素材感と古着のドッキングによって主役級の存在感を放つ仕上がりに。ウエストはゴム仕様で、言わずもがなストレスフリーな穿き心地。合わせるトップスを選ばないワイドシルエットとセンターラインを強調するデザインで、スタイルアップ効果が狙えるのも嬉しいポイントです。アイコニックなタイダイ柄、「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のスウェットパンツハンドダイによるムラ感のある染めを味わえる「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス（Children of the discordance）」のスウェットパンツは、ありがちなマルチカラーのタイダイ柄ではなく、ブラックと渋みのあるオレンジの2色使いにすることで大人なストリートムードを演出してくれる一本です。足元をすっきり見せてくれるテーパードシルエットでスマートに穿くことができ、ルーズな印象に寄りすぎないのが魅力的。ボアコートやトレンチコート、ライダースジャケットなど上品なアウターと合わせたメリハリあるスタイリングが◎。

N.HOOLYWOOD

SEEALL

SANSE SANSE

Children of the discordance

SREU

ODAKHA

kotohayokozawa

お買いモノ

リラクシーだけどオシャレに見える、冬に穿きたいボトムス7選

ひねりを効かせたデザインニットカーディガン5選アイコニックな模様が走る「ミオズモーキー」のモヘアカーディガン　「ミオズモーキー（MIOSMOKEY）」定番のモヘアカーディガンは、ジャカード織りで表現された柄が幻想的な雰囲気を醸し出し、まるで絵画を洋服に落とし込んだかのような仕上がりの1着。カモフラージュ柄やサンゴ礁を彷彿とさせる遊び心のある模様は、コートから覗かせてもスタイルのアクセントになります。モヘア混の生地は防寒性もばっちりなので、秋冬のワードローブの主役になること間違いなし。キャッチーなボックスシルエット、「OUAT」のメタルボタンカーディガン　シャリ感とソフトな風合いを兼ね備えた糸が織りなす表情のコントラストが存在感を放つ「OUAT」のカーディガン。フライトジャケットをモチーフにしたというミリタリーテイストなデザインで、着丈は短く身幅はゆとりを持ったボックスシルエットがキャッチーな1着です。存在感のある大きな襟は隠しボタンによってハイネックにも変化するので、気分に合わせてシルエットを変えられるのも魅力的。愛らしいスポーツルックが完成する「オダカ」のジップアップニット　「オダカ（ODAKHA）」のニットカーディガンはビスチェのようなシルエットが愛らしい1着。伸縮性の高いスポーツ糸なのでエレガントになりすぎず、シーンを選ばずカジュアルに着こなせるのが魅力です。ダブルジッパー仕様なので、ヘルシーな肌見せやレイヤードスタイルにも◎。あえてデニムなどカジュアルなボトムスに合わせることでバランス感のあるコーデが完成します。トレンド感のあるショート丈と爽やかなカラーが目を惹く、「コトハヨコザワ」のクロップドカーディガン　「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」のカーディガンは、ランダムのカノコ編みで奥行きのあるインディゴデニムのような爽やかなブルーを表現した1着。クロップド丈がスタイリングを一気に今っぽく仕上げてくれるので、今の季節はカットソーやワンピースとのレイヤードスタイルで、春先はヘルシーな肌見せスタイルで着こなしてみて。異素材のコントラストが際立つ「スリュー」のパッチワークカーディガン　「スリュー（SREU）」のカーディガンは、様々な編地を組み合わせることでほっこりしすぎず、モダンに仕上げた1着です。スリーブの内側に配したワントーン暗めのカラーのパイル地は、アクセントを加えてくれるだけではなく、擦れによるダメージというニットの致命的な悩みを解消してくれる優秀なディテール。わずかに風合いが異なるアイボリーの編地でまとめあげることで、着回しやすい仕上がりに。他のシリーズはこちらから✔️・vol.1 シンプルセーター編・vol.2 柄物セーター編・vol.3 クロップドトップス編・vol.4 ハイネックトップス編・vol.5 シンプルカーディガン編

MIOSMOKEY

OUAT

JANE SMITH

＜好みの一着を見つけるニットマラソン＞ vol.6 デザインニットカーディガン

旬なルックを叶えるクロップド丈のニットトップス3選着ても良し、巻いても良しな「ビューティフルピープル」のアランニット　”5頭身の子供服から着想を得た”という「ビューティフルピープル（beautiful people）」のニットは、ドロップショルダーや長めの袖丈と、大胆に切り落としたクロップド丈とのアンバランスなシルエットがユニークな1着。ヘルシーな肌見せルックも着丈の長いインナーとのレイヤードも楽しめるほか、袖を通さずに首に巻き付けてストールとして使っても◎。差し色として活躍してくれそうなグリーンと着回し力抜群のエクリュの2色展開です。遊びを効かせた優等生ルックな「チノ」のショートニットポロシャツ　生真面目な優等生ルックになりがちなニットポロシャツを、潔いクロップド丈にアレンジすることでモダンに仕上げた「チノ（CINOH）」。ウール糸のグローバルメーカーであるSudwolle社のエクストラファインウールを使用した上質な生地とシンプルなディテールで上品さを残しつつも、ややゆとりのある袖周りと身幅は心地よく身体にフィットする設計に。エレガントとカジュアルが共存する大人のためのリアルクローズを提案する「チノ」らしい逸品です。丈感と切り返しで遊び心を表現した「スリュー」のクロップドニット　古着のニットを繋ぎ合わせるリメイクを得意とする「スリュー（SREU）」のニットは、ケーブル編みやダイヤ柄など様々な模様の生地が混在することでシンプルながら表情豊かな1着に。甘くなりがちなアイボリーのローゲージニットですが、スリーブの内側にワントーン暗めのカラーのパイル地を繋ぎ合わせることで、カラートーンと素材感の違いによるメリハリで全体の雰囲気を引き締めているのが◎。他のシリーズはこちらから✔️・vol.1 シンプルセーター編・vol.2 柄物セーター編

CINOH

beautiful people

＜好みの一着を見つけるニットマラソン＞ vol.3 クロップドトップス

プルオーバーニットパンクなスピリットを感じる「ジェーン スミス」のダメージニット　全体にダメージ加工やほつれを施すことでヴィンテージ感を演出したニットは「ジョン メイソン スミス（JOHN MASON SMITH）」から。1着ずつ微妙に異なるダメージの入り方なので、長年着古したようなこなれた雰囲気を醸し出します。ほっこりとした印象になりがちなニットをパンキッシュな印象に仕上げた1枚は、ダメージジーンズと合わせたグランジスタイルや、あえて綺麗めなスラックスやスカートと合わせたメリハリあるスタイリングもおすすめ。ラメ糸がエレガントなムードを演出、「カナコ サカイ」のハイネックニット　注目ブランド「カナコ サカイ（KANAKO SAKAI）」のハイネックセーターは、家紋のような模様を全体に施し、ブランドのコンセプトでもある和の美意識を表現しつつ、ラメ糸で編み上げたニット地がエレガントなムードを演出する1枚。絶妙なシャリ感と透け感のあるニット素材がコーディネートを品良くまとめてくれます。1枚で着るのはもちろん、ボディにフィットするスッキリとしたシルエットなので、ジャケットやワンピースなどと合わせてレイヤードスタイルを楽しむのもおすすめ。アーガイルとチェックをミックスしたプレイフルなデザイン、「オダカ」のニットセーター　「オダカ（ODAKHA）」のニットセーターは、アーガイルとチェックをミックスすることでモダンな表情に仕上げた1枚。軽やかでふんわりとしたモヘア混のウール生地を採用することで温かみのある印象ながらも、シルエットの変化を楽しめるサイドジップが優等生ムードになりすぎない抜け感を演出します。同柄のスカートとセットアップで楽しむのもおすすめ。自宅での手洗いが可能なので日常使いしやすいのも魅力です。個性的なシルエットでこなれた印象を演出、「タロウ ホリウチ」のハイネックセーター　「タロウ ホリウチ（TARO HORIUCHI ）」のハイネックセーターは、リブやハイゲージなど、パターンが異なるニットを1枚にまとめたデザイン。タートルネックをインナーに着込んだように見えるデザインによって、着膨れせずにレイヤードスタイルが完成します。ウエスト部分や袖はタイトなフォルムで仕立ててることでメリハリ感のあるすっきりとした印象に。肩部分の立体製法のパフスリーブシルエットはレディな変化を生み出します。愛らしいシルエットで秋冬コーデに取り入れたい「NTN」のセーター　「サカイ（sacai）」出身のデザイナーが手掛ける「エヌティーエヌ（NTN）」のセーターは、鮮やかなカラーリングが秋冬コーデのアクセントになる1着。温かみがありながら軽やかな空気感を持たせたブークレ素材を使った生地と、立体的なシルエットが愛らしいフォルムバランスを実現。秋口はマフラーのように巻きつけ、アクセントとしてプラスワンするスタイリングがおすすめです。今っぽいショート丈がトレンド感のあるスタイルを完成させる「スリュー」のセーター　ケーブル編みやダイヤ柄など、様々なアラン模様のパターンを繋げた一点物のショート丈ニットは「スリュー（SREU）」から。わずかに風合いが異なるアイボリーカラーの生地を繋ぎ合わせることで、ニットの編地をとことん満喫できる1着。スリーブの内側にはスウェットシャツのパイル地を繋ぎ合わせられており、生地の表情の違いによるメリハリを楽しめます。丈は短く、袖は長く持たせたバランス感がトレンド感のあるスタイルに。AI生成グラフィックが幾何学的なエッセンスをプラス、「ハトラ」のコットンセーター　AI生成グラフィックによって流体のように溶ける金属を表現した「ハトラ（HATRA）」のセーター。ブランドらしい幾何学的に流れるグラフィックを、6色の緻密な色を組み合わせたダブルジャカード織りで仕上げた1枚。抜け感のあるドロップショルダーとすとんと落ちるリラクシーなボックスシルエットが特徴で、タックインしてふんわりとしたエアリー感を持たせるとより一層グラフィックが引き立つ着こなしを楽しめます。生地はコットン100％なので自宅で洗濯できるのも嬉しいポイント。カーディガン・ベスト3wayで楽しめる「ジェーン スミス」のスリーブセーター　「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のニットはマフラー、ボレロ、アームカバーと、1つで様々なスタイリングを楽しめるアイテム。今の季節はシャツなどのトップスの上にさらりと羽織るとボレロとして、冬はアウターの上にさらりと巻くボリューミーなマフラーとしても活用できます。また、袖にはスクールセーターのようなラインでアクセントを付けたリブを採用することで、ストールやアームカバーのようにボディ部分を落として着こなす抜け感のあるスタイリングも楽しめます。カジュアルから綺麗めまでどのシーンにも合わせやすいので持っておいて損はなし。スタイリングの幅が広がる「アンスクリア」のニットベスト　ミリタリーやワークといったメンズスタイルの解釈から生まれたアイテムを展開する「アンスクリア（INSCRIRE）」のノースリーブセーターは、ショルダーパッチとポケットの切り替え、コンパクトな丈感などのディテールの工夫で、コンサバになりがちなニットベストに抜け感を加えた1着。すとんと落ちるボックスシルエットで、シャツやカットソーとのレイヤードがしやすく様々なスタイルに取り入れられる万能さが魅力。同シリーズのボレロと合わせた統一感のあるルックもおすすめです。メリハリのあるシルエットがレディな雰囲気を演出する「オダカ」のダブルジップカーディガン　ビスチェのようなシルエットがメリハリのあるボディラインを演出する「オダカ（ODAKHA）」のニットカーディガン。伸縮性の高いポリエステルの糸を使用した編地は適度なスポーティー感があり、全体の雰囲気が甘くなりすぎないので、様々なスタイリングで活用でき、また自宅での洗濯も可能なのでヘビロテ間違いなしの万能アイテムです。タイトなシルエットなので、ワイドなデニムなどと合わせることでシルエットのメリハリを楽しむのも◎。ダブルジッパー仕様なのでレイヤードスタイルにもマッチします。エッジィなスリットデザインが目を引く「オダカ」のニットカーディガン　ケーブル風の大胆な編み込みを施した「オダカ（ODAKHA）」のニットカーディガン。ボディの上部は凹凸のある編地で動きと抜け感を出し、ウエスト周りはすっきりとしたハイゲージニットを繋げることで二面性のある1着に。フロントのエッジィなスリットデザインは美しい揺れを生み出し、モードにもエレガントにも着こなしやすいアイテムです。リサイクルニットを採用し環境にも配慮されているのが◎。

HATRA

INSCRIRE

TARO HORIUCHI

KANAKO SAKAI

この冬手に入れたい、1枚で差がつく新作デザインニット11選

大胆なフリンジが存在感抜群、「チノ」のニットベスト　裾に施された長めのフリンジが目を惹く「チノ（CINOH）」のニットベスト。ひらひらと揺れる大胆なフリンジは、スタイリングに動きを与え、ジャケットやアウターとのレイヤードでも存在感を発揮してくれます。前後反転させて、Vネックのベストのようにも着られる2way仕様を採用した一着。フロントのボタンを開けて羽織のように着こなすスタイルもおすすめ。ミニマルかつ本格的、「カナコ サカイ」のテーラードブレザー　ハリと艶のある上質なウール生地を使って、端正なテーラードブレザーを作り上げた「カナコ サカイ（KANAKO SAKAI）」。肩パッドを入れ、襟元はピークドラペルを採用するなど、クラシカルで本格的なテーラードの要素を取り入れながら、余計なディテールを省きミニマルにまとめあげたアイテム。潔くシンプルに構成され、凛とした空気感を纏ったジャケットは、マニッシュなコーディネートにはこれ以上ないほどハマる一着です。取り外し可能な付属のベルトでウエストマークすることができ、シルエットにアクセントを加えることも。着こなし方は自由自在、「ジェーン スミス」のアランスリーブセーター　多彩なケーブル編みを組み合わせたデザインと、独創的なシルエットが目を惹く「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のアランスリーブセーター。前見頃を無くし、袖にボリュームを持たせた特徴的なデザインを採用し、ボレロのような仕上がりの一枚に。首に巻いてマフラーとして、腕に付けてアームカバーとしても使え、発想次第で多様な着こなしが楽しめる一着です。気候や気分に合わせて、自分好みのスタイルで楽しんでみて。パッチワークによる唯一無二のデザイン、「スリュー」のコーチジャケット　パッチワークによって構成された左右非対称のデザインが特徴的な「スリュー（SRUE）」のコーチジャケット。元々古着に施されていたプリントは、新品には表現できない絶妙な褪せや掠れがあり、それらを存分に活かしたパッチワークのデザインが魅力的な一着です。余剰の服を活用するアップサイクルな側面を持ち合わせながら、トレンドに則ったシルエットやデザインを採用し、高い意匠性も兼ね備えています。裏地にはボアを採用し、軽やかで暖かな着心地も◎。ジャカードの陰影が映える「アンスクリア」のMA-1　ベロアのようなしっとりした質感の生地に、細かなフラワージャカードを施した「アンスクリア（INSCRIRE）」のリバーシブルMA-1。同色で表現されたジャカードは悪目立ちすることなく、程よいニュアンスと共に存在感を発揮してくれ、シンプルなスタイリングでも着映えする仕上がりに。リバーシブルで着用可能で、裏地には無地のナイロン地を採用し、表地とのコントラストも楽しめる一着です。エレガントなムードを演出してくれる「ハトラ」のファーベスト　「ハトラ（HATRA）」のベストは、毛足の長いファーを全面に使用したリュクスな一着。高級感のある素材を存分に楽しめるシンプルなプルオーバーのデザインを採用し、いつものスタイリングにプラスワンするだけでラグジュアリーなスタイルへと格上げしてくれる主役級の一着です。裏地には肌触りの良いコットンテレコ素材を採用し、チクチク感が一切ないストレフリーな着心地なのも嬉しいポイント。普段使いはもちろん、ドレスアップシーンでも活躍すること間違いなしの一着です。シンプルなデザインに詰め込まれた機能美、「NTN」のシャツブルゾン　「NTN」のシャツブルゾンは、機能的で洗練されたディテールがアイテムの随所に詰め込まれたこだわりの一着です。動きを邪魔しないアクションプリーツやサイドからもアクセスできる立体的なポケット、腕の形に合わせた前振りの袖など、機能的かつ合理的なディテールが詰め込まれたブランドらしい一枚に。余分な装飾を避けたシンプルなデザインや、時代性は取り入れつつもトレンドに寄せすぎないシルエットなど、長く、かつ頻繁に愛用するための配慮が存分になされたアイテムです。遊び心とこだわりが詰まった「オダカ」のスリットカーディガン　肩から裾にかけて施されたケーブル風の編み目が特徴的な「オダカ（ODAKHA）」のスリットカーディガン。再生ポリエステルの糸を使用したエアリー感のある生地で、シーズン問わず着られる軽やかな着用感が魅力的な一枚です。前見頃のケーブルの編み地は、裾にかけて解けたようなデザインを採用し、揺れ感を楽しめる遊び心あるディテールも。細かく複雑に表現された編み地の切り返しなど職人的なこだわりが表現されながら、ブランドらしいポップな側面も垣間見える一着です。

定番カラー「ブラック」に注目、素材やデザインで差をつけた個性派アイテム8選

カラフルなバンダナ柄が目を惹く「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のパッチワークシャツ　「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス（Children of the discordance）」を象徴するバンダナ柄のパッチワークで構成されたロングスリーブシャツ。ヴィンテージのバンダナを用いて完成した一点物で特別感があり、所有欲を存分に満たしてくれるスペシャルなアイテムです。ボトムスはシンプルに、シャツを主役にして彩りのあるスタイリングを楽しんでみて。落ちついたトーンのブラックベースも販売中。クラシカルなムード漂う「ビューティフルピープル」のタキシードシャツ　紳士服の礼服をモチーフに、コンパクトなサイズ感で洗練された印象にまとめあげた「ビューティフルピープル（beautiful people）」のタキシードシャツ。ブザムの切り返しのデザインが、さりげなくも存在感を放ちます。イギリスを代表するトーマスメイソン社の伝統的なタキシード生地を使用し、艶のある生地感で滑らかな肌触りと着心地を実現。クラシカルなディテールを取り入れながら、モダンで洗練された印象にリファインした一着です。スクエア or ラウンド？「コトハヨコザワ」のレイヤードシャツ　裾のパーツが取り外せるという驚きのディテールを採用した「コトハヨコザワ（koytohayokozawa）」のレイヤードシャツ。裾の仕様をスクエアかラウンドか迷った末にこのようなデザインを採用したという裏話も含めて、ブランドらしい愛嬌溢れるアイテムです。ポップな印象のストライプ柄は、レイヤードスタイルでも存在感抜群で、秋口に向けて活躍してくれること間違いなしの一着。イエローとグリーンの2色展開で、どちらも目を惹くキャッチーな仕上がりです。後ろ姿がサマになる「イレニサ」のプルオーバーギャザーシャツ　美しい生地のドレープが印象的な「イレニサ（IRENISA）」のプルオーバーシャツ。スタンドカラーの仕様で全体的にリラックス感もありながら、光沢感のある生地やシンプルなディテールを採用し、ラグジュアリーな印象に。後ろ見頃の首元に大きめに取られたギャザーによって生まれる大胆なドレープが魅力的なディテール。シンプルなデザインながら洗練された印象で、クラス感のある佇まいに惹かれるアイテムです。ワークテイストなのにエレガント、「ウジョー」のオープンカラーシャツ　胸元の大きめのポケットが印象的な「ウジョー」のオープンカラーシャツ。高密度に織ったウール地に樹脂加工を施したハリ感のある素材を用いて、立体感のあるシルエットを演出。ワークテイストなディテールを取り入れながらも、上品なローズピンクを色味でモダンな印象に仕上げました。ひじの内側に空いた穴から腕を通すことで、モード感ある着こなしも。ブラウンやカーキと相性の良い色合いで、秋口のワードローブに取り入れたい筆頭アイテムです。遊び心溢れる異素材のコントラスト、「コトハヨコザワ」のウェーブシャツ　立体感のあるブランド定番のプリーツ素材と、柔らかなポリエステル素材の切り返しのデザインが目を惹く「コトハヨコザワ」のウェーブシャツ。柔らかく伸びのある生地感で、軽やかにカジュアルなムードで着こなせる一着です。まるでほつれたかのように袖口から垂れる紐のデザインは、遊び心溢れたブランドらしい仕上がり。さっと羽織るだけで抜け感のあるスタイリングが完成する一枚です。共布のパンツとのセットアップもおすすめ。アバンギャルドで洒脱な佇まい、「オーバーコート」のフードシャツ　ブランド定番として人気を博すウールシャツに、フードをつけてアバンギャルドなアイテムにアップデートした「オーバーコート（OVERCOAT）」の一着。フードとシャツという交わることのなかった二つの要素が組み合わさり、シンプルなデザインながらも、どこか雰囲気のある佇まいに。いい意味で違和感を感じさせるアイテムで、新しいものに挑戦したい人にはうってつけの一枚。ライトブルーとブラウンの2色展開で、ペリウィンクルとコーヒービーンというカラー名も洒脱。細かいところからもブランドのイズムを感じさせる、こだわりの詰まったアイテムです。大胆なカッティングが美しい「ウジョー」のドローコードシャツ　裾に施されたドローコードが印象的な「ウジョー（UJOH）」のレギュラーカラーシャツ。シンプルで端正な表情の白シャツにドローコードのディテールをプラスして、モード感漂う仕上がりに。コードを絞ることで丸みのあるシルエットに変化し、アクセントをプラスすることも。ハイウエストのスラックスと合わせて、シンプルで“大人モード”なスタイリングがおすすめ。抜け感とこなれ感を両立させた「NTN」のプルオーバーシャツ　ゆったりしたシルエットにプルオーバーのデザインで、こなれ感の漂う「NTN」のプルオーバーシャツ。ブルゾンと同様のパターンを採用し、アノラックのようなアウターらしい仕上がりですが、生地も薄手で軽く、ライトな着心地で着回せる一着です。首元のドローコードを絞ることで、襟元の印象をアレンジすることも。あまり見かけない爽やかなライムグリーンのカラーも魅力的で、差し色アイテムとしても重宝すること間違いなしです。ドッキングのディテールが光る「スリュー」のパッチワークシャツ　「一点物の既成服」をコンセプトに掲げ、古着を取り入れたアップサイクルなモノづくりに取り組む「スリュー（SRUE）」。シャツ生地とカットソー地を掛け合わせたデザインで、異素材のコントラストを楽しめ、ボトムスを選ばない汎用性の高さが魅力の一着。すでに白シャツを持っている人にもおすすめしたいアイテムです。

Kotoha Yokozawa

OVERCOAT

IRENISA

UJOH

いつものスタイリングを格上げしてくれる、指名買いデザインシャツ10選

ボックスシルエットがリラクシー、TANAKAのワークジャケット　まず紹介するのは、ヨウジヤマモトとユニクロ出身者による「タナカ（TANAKA）」のジーンジャケット。ワークジャケットのデザインをベースに作られた1着です。左右非対称に取り付けられた大ぶりなポケットや、ゆったりとしたボックスシルエットがポイント。カイハラ社製のサステナブルなデニム地を使用し、環境にも配慮された1着です。グレーのトップスとアートピースのようなパンツを合わせた春夏らしさ満点なコーデはいかが？レモンイエローが爽やか、差し色に使えるTANAKAのジーンジャケット　同じく「タナカ（TANAKA）」から、シグネチャーモデルとなっているジーンジャケットをピックアップ。爽やかなレモンイエローはスタイリングのアクセントになること間違いなし。ダメージ加工やバックのカラフルなプリントがワンポイントになっています。シンプルなタンクトップに、ヘリンボーン柄のパンツと合わせた上品カジュアルなスタイルがおすすめ。ウエスタンシャツをモダンに昇華、N.HOOLYWOOD×Wranglerのデニムシャツ 　「N.ハリウッド（N.HOOLYWOOD）」×「ラングラー（Wrangler）」のデニムシャツは、ウエスタンシャツのディテールを踏襲しながらも、オーバーサイズなシルエットにするなどモダンな雰囲気にアップデートした1着です。軽量でストレッチ性に優れた8オンスのデニムを使用しており、シャツとしてはもちろん、ライトアウター感覚でも使える優れもの。シャツやタンクトップの上にさらりと羽織っても◎。シャツとして着る際はトラックパンツを合わせたストリートな着こなしを楽しんでみては？Y2Kの雰囲気が漂う、kotohayokozawaのレイヤードデニム　「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」からはY2Kの雰囲気が漂うユニークなレイヤードデニムをピック。プリーツシリーズが人気のコトハヨコザワですが、ブランドらしい遊び心が詰まったデニムアイテムも要チェックです。2枚のデニムがレイヤードされたようなデザインは、上側パーツがボタンフライになっているので開けても閉めても楽しめます。トップスにはシンプルなボーダーTシャツを合わせて、ボトムスを主役にしたスタイルがおすすめ。スタイルアップ効果も、TANAKAのセルビッジデニム　「タナカ（TANAKA）」のデニムパンツは、ワイドなシルエットが印象的な1本。やや深めの股上で脚のラインを拾わないシルエットで、どんなスタイルにも取り入れやすい優れものです。デニムの裏側によく見られるセルビッジが表面にデザインされているところや、ヴィンテージデニムの様な綺麗な色落ちの加工は縦線を強調し、スタイルアップの効果が見込めます。タイトなトップスを合わせたメリハリのあるスタイリングがおすすめです。切りっぱなしデザインや色落ち具合でこなれ感を演出、INSCRIREのフレアデニム　シンプルで形にこだわったデニムは1つは持っておきたいアイテム。そんな願いを叶えるのが「アンスクリア（INSCRIRE）」のフレアデニムです。膝下から緩やかに広がるセミフレアのシルエットが足をすらっと見せてくれます。裾のラフな切りっぱなしも"こなれ感"たっぷりで履き倒したくなる1本。フリンジのついたシャツと合わせたウエスタンなスタイルに挑戦してみては？モードなスタイルにもハマる、kotohayokozawaのショーツ　「コトハヨコザワ（kotohayokozawa）」のショートパンツは、ベーシックなシルエットに施されたサイドのカットアウトや裾にリベットで止めつけられたループがポイント。着用するとサイドから肌が覗くデザインは、ブランドらしいヘルシーな魅力を放ちます。デニムのショーツはカジュアルすぎて抵抗がある方も、ヒールなどのキレイめのシューズと合わせればこなれた印象に。

BODHI

TANAKA

Le Denim

大人が着たい、2023年春夏トレンドのデニムアイテム7選をピックアップ

ポスト

　ワールドは、女優の橋本マナミがブランドディレクターを務めるアパレルブランド「ナミマ（NAMIMA）」をローンチし、1月25日にブランドデビューの発表会を開催した。「ナミマ」ブランドデビュー発表会には、橋本マナミと「スリュー」のデザイナーである植木沙織が登壇し、第1弾としてリリースするマタニティウェアの機能を兼ね備えた4つのアイテムが発表された。　「ナミマ」は、「変わる自分も、変わらない自分もいとおしい。いまも、10年後も着続けられる服。」をコンセプトとして、出産を経験しライフスタイルが大きく変化した橋本マナミ自身の実体験から生まれたブランドだ。妊娠や出産、また子育てなどを経験する30代、40代の女性は、ライフスタイルや体型などが変化しやすいと言われている。発表会に登壇した橋本マナミも、「30代に入ってからは体重が落ちにくいなと思ったり、産前産後は骨盤が広がったりと、悩みも多くなりました。授乳中はかわいいマタニティウェアを探してもなかなか見つからなかったり。授乳も女性として楽しみたいという思いがあって、上質で気品のあるブランドがあったらいいなと思って『ナミマ』を作りました」と語っている。　「ナミマ」は1月20日からオンラインストアで販売を開始しており、デビューコレクションは3WAYワンピース、タフタワンピース、サテンブラウス、サテンパンツがラインアップされている。また「ナミマ」は、プロダクトのために新しい布を作ることは環境負荷も高いと考え、アップサイクルを得意とする「スリュー（SRUE）」とマッチングし、アイテムにはワールドの高級服の残反を使用している。

SEVENTIE TWO

橋本マナミがブランドディレクターを務める「ナミマ」がデビュー

　私も同様に、マルタンの開けたファッションの扉が、様々な人たちに受け継がれているのを好感を持って眺めている。改めて、マルタンを探しながら、今シーズンのポストを書き始めたい。　ファッションウィーク1日目の「スリュー（SREU）」は、まさにポジティブなマルジェラの継承を感じた。このブランドの古着をリメイクするという方法論とそのセンスの良さを知ったのは前シーズンのことだけど、ショーを見たのは初めてだ。　古着のリメイク自体は大昔から行われてきた営為だろうけど、それをコレクションのレベルに高め、ショーで見せたのは、マルジェラの功績だと思う。その頂点がパリのオートクチュールコレクション期間に招かれたメゾン・マルタン・マルジェラのアーティザナルだ。しかし、スリューには、マルジェラのアーティザナルのような手仕事の極意を見せるつもりはおそらくなく、古着を素材に、どこまで魅力的な服を「量産」できるかに挑戦している。古着にプリーツ加工を施して新しい表情の布に変身させるなどという発想は、経済効率優先の思考からは出てこないし、手仕事をアートの粋に高めるという発想とも異なる。写真では分からないが、１点１点前後の表情が意外なほど変わるのは、スリューならではのデザインのおもしろみだ。　ショーの見せ方も、またマルジェラ的（強引か？）。全員立ち見で、全員がファーストロウ。コロナ禍で、大勢を集められないのを逆手にとって、マルジェラ的な公平な会場を実現した。モデルたちも、様々なタイプを揃えて、これは多様性が問題にされて以来、東京のファッションウィークで散見されることだが、着る服の内容の多様性としっかりつながっているところもスリューの見識だ。　展示会で、この変化に富んだコレクションの細部をじっくり見てみたい。ファッションウィーク情報はこちら

Mariko Nishitani

受け継がれるマルタン・マルジェラ vol.1 古着をリメイクするスリュー 22SS

　スリューは、アップサイクルやサステナブルをテーマに掲げ、古着を使用したコレクションを製作しているブランド。前シーズン同会場でのショーが中止となったことや、直接コレクションを見せたいという考えから、ワールド北青山ビルでのフィジカルショーの開催を決めたという。　会場は5ブロックに分かれており、五角形で形成された4ブロックの中で、モデルはポージングを行った。中央の円で囲まれたブロックでは、アーティストのオライビ（OLAibi）が音楽を演奏。単音から始まり、シンセサイザーや電子パーカッションなどの音を徐々に重ねていき、会場全体を即興で生み出される環境音で包んだ。　ショーでは、古着の「バーバリー（BURBERRY）」のトレンチコートや「リーバイス（Levi's®）」のデニムを解体、他の素材と組み合わせるなどして再構築したアイテムが登場。このほか、「工場さんにお願いして無理やりかけてもらった」というコットン生地にプリーツ加工を施したTシャツやデニムは、ブランドのアイコンにしていきたいデザインだという。　「これまで個体差のない服を作らなきゃと思っていたが、今回は一点物でもいいからしっかりデザインとして見せられるものを作りたかった」と植木が話すように、今回は量産を前提としたものづくりを行わなかったという。一方で量産も課題であるとし、「大手企業が脱量産を目指す動きが出ている中、スリューでは逆に量産をここから目指していけば、大手と同じ到着地点になるのではないか」とディレクターの米田年範は語った。

Fashion

量産を前提としないものづくり、アップサイクルを掲げる「スリュー」が新作披露

コレクション

　デザイナー植木沙織が手掛ける「スリュー（SREU）」が「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/S」で発表した2022年春夏コレクション。会場はワールド北青山ビル。

2022 Spring Summer

ニュース

　同店の名前「フロムトッ プ」は、東京都写真美術館の愛称が「トップミュージアム」と言うことから、美術館のカフェとして寄り添った存在でいたいと考え命名。店内では、季節のパフェやバターチキンカレー、ルーローハン、自家製シロップソーダなどコマグラカフェのメニューをベースに、幅広い顧客に向けたメニューを揃える。また、9月には、フロムトップとコマグラカフェの連動のメニューとして、黑と白のデザートを提供する。

Food

「スリュー」の米田年範が手掛けるカフェが恵比寿トップミュージアムにオープン

　スリュー サープラスは、スリューで材料として利用できなかった古着や素材を用い、最小限のデザインを施し低価格で販売するライン。ファーストコレクションでは古着にシャーリングを施した1点もののTシャツを製作した。ブラックやホワイト、グレーから好みの色を選択できる「シャーリングT レギュラー」（各7700円）のほか、スリュー サープラスが色をランダムで指定する「シャーリングT アソート」（6050円／いずれも税込）の2種類が揃う。いずれもSからLの3サイズを用意する。

リメイクブランド「スリュー（SREU）」が新ライン始動、余剰材料を活用し低価格で販売

JIL SANDER

【2020年ベストバイ】エッセイスト 犬山紙子が今年買って良かったモノ

ビアンカ・サユリ「テンダーパーソン（TENDER PERSON）」デザイナー　ここ半年間は我慢というか、抑えながらデザインをしていた印象です。取引先の注文キャンセルや生産が滞ることもなく、ビジネスは現状維持ができています。アトリエを改装し、週末はショップとして運営することも継続しています。ただ、好きなことができないストレスというか、ファッションデザイナーとして何ができるか、常に考えるようになりました。その中で、リアルなファッションショーへの渇望、発信をしたいと考えるようになったんです。新型コロナが落ち着いたら、日本の状況も変わるのかも知れませんよね。その時にショーができればーー。中国・上海にサンプルを送り、現地で商談を実施しましたが比較的順調でした。2021年秋冬シーズンは、欧州の有力ショールームに出展することも視野に入れています。飯尾開毅「カイキ（kaiki）」デザイナー　21年春夏シーズンは、オンライン形式で「楽天ファッション・ウィーク東京」に参加しました。前シーズンはショーを急遽中止したので、ようやく参加できたという感じです。14日から「PR01.トレードショー」に出展していますが、やはり対面式の商談に手応えがあります。オンラインだと、素材の風合いや服のフォルム、雰囲気が伝わりずらい。おそらくバイヤーも（新規の）買い付けの判断ができないですよね。デザイナーズブランドは、産地企業と協業してオリジナル素材を製作しますから、生地に対するこだわりも強い。しっかり説明したいし、今季の「カイキ」も触って初めてわかる風合いがあります。オンラインだと服や素材が平面的に見えてしまうので、そこが課題。電子商取引（EC）も画面上で購入を判断するので、デザイナーは判断を促す工夫が必要になります。そうなるとブランドの知名度が重要、併せて会員制交流サイト（SNS）も強化します。バイヤーが地方から東京に来るのは難しい情勢。私がバイヤーに直接説明できる状況になってほしい。＞＞kaiki 2021年春夏コレクション市毛綾乃「ノントーキョー（NON TOKYO）」デザイナー　東京・下北沢に直営店があるので、そこが強みでした。自分たちで運営をコントロールできるので、新型コロナの影響はそれほどありませんでした。素材調達や生産面でも影響は出ていません。しかし、（セレクトショップなど）取引先の状況を聞くと、現状は厳しい。新規の取引先を開拓するのは難しいので、自分たちで出来ることを進めます。自前で運営するECもそうですが、セレクトショップに求められるような商品やブランドでありたい。＞＞NON TOKYO 2021年春夏コレクション Women's／Men's植木沙織「スリュー（SREU）」デザイナー　古着の「KENZO GOLF」を着ているのですが、画像をアップして大丈夫ですか？ 前シーズンは悩みに悩んでファッションショーを中止しました。いつかリアルなショーを実施したいし、新しい「スリュー」を皆さんに見せたいですね。その一方で、国内の取引先が広がってきました。ベイクルーズやトウキョウベースといった有力企業が商品を買い付け、その量も増えつつあります。基本は（古着を調達してリメイクするなど）自分たちで生産しているので、手を休めることなく作業し続けています（笑）。元々、海外の売上比率が7割以上を占めていて、海外の取引先では、シャイン（上海）やエクリュ（ソウル）などが継続しています。日本ではシンプルなリメイク服、海外では個性の強いリメイク服が求められます。近年は国内のビジネスが伸びていますが、個性が薄くなってしまっては意味がない。「スリュー」の独自性が大事ということに行きつきました。と、言うことはオリジナリティーのあるクリエーションが必要。手を休めるヒマはありません！＞＞SREU 2021年春夏コレクション Women's／Men's＞＞ファッションウィーク特設ページはこちら

NON TOKYO

TENDER PERSON

Shigeto Ichikawa

2021年春夏シーズン合同展示会で聞いた、東京デザイナーのリアル

　植木沙織が手掛ける「スリュー（SREU）」のメンズラインが2021年春夏シーズンよりスタート。新作コレクションを発表した。

2021 Spring Summer

SREU -Men's-

　植木沙織が手掛ける「スリュー（SREU）」が発表した2021年春夏コレクション。