インサイド

LOEWE　エレガントなシルエットの「ロエベ（LOEWE）」のパセオバッグ。見た目に反して超軽量構造となっていたり、マチが広いので荷物もたくさん収納できたり、毎日携えたくなるはず。シャイニーナパカーフのしなやかで上品な表情もたまりません。MATCHESFASHION で購入するSAINT LAURENT　エレガントな佇まいに思わずうっとりしてしまう「サンローラン（SAINT LAURENT）」のクロスボディバッグ。ブランドロゴ入りのゴールドの金具が、オフホワイトのボディを華やかに照らします。MATCHESFASHION で購入するTHE ROW　「ザ・ロウ」の新しい顔とも言える、クラシックでレディライクなソフィアバッグ。ほんのりカーブを描くシルエットが柔らかい印象を与えます。バーガンディがより季節感のあるスタイリングへ導いてくれます。MATCHESFASHION で購入するTOTEME　立体感のある独特のフォルムに存在感がある「トーテム（TOTEME）」のクロスボディバッグ。ハンドバッグなら上品な印象に、クロスボディバッグなら普段のカジュアルなスタイルにもマッチします。MATCHESFASHION で購入するAcne Studios　「アクネ・ストゥディオズ（Acne Studios）」で人気の「ムスビ」バッグ。日本の帯にインスピレーションを受けた、ツイストノットが程よくスタイルにアクセントをもたらします。ミニサイズながら、マチがあるので必需品も難なく収納できます。MATCHESFASHION で購入するISABEL MARANT　スウェード独特の表情が上品な「イザベル マラン（ISABEL MARANT）」のバッグ。トートバッグライクなフォルムで日常使いしやすく、オンオフ問わず持てるシックなデザイン。内側にはポケットも付いており、小物がバッグの中で迷子になる心配もなし。MATCHESFASHION で購入する

LOEWE

Acne Studios

THE ROW

SAINT LAURENT

ISABEL MARANT

BURBERRY

お買いモノ

秋冬ファッションにマッチする人気ブランドの新作バッグ6選

　2004年にオープンした表参道店は、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）がロエベに所属してから初めてリデザインを手掛けた店舗。2014年のリニューアルオープン時には、「モダンデザインの父」と称されるウィリアム・モリス（William Morris）がデザインした椅子や、民藝運動の中心的な活動家である濱田庄司の陶器作品などが店内に展示され、注目を集めた。「発見と驚きを」ジョナサンのこだわりが詰まった空間　来日したジョナサンは「10年前のリデザインは、『カサロエベ』というコンセプトのプロトタイプでした。"アートコレクターの家に入るような独特の感覚を生み出す"という私たちのグローバルデザインの理念となったんです。新しい店舗でも、空間や家具、ディスプレイされたアートのキュレーションを通して、発見と驚きのエッセンスを引き継いでいます。主な変更点は、大規模な拡張により日本最大の店舗となったことと、外観と内観をつなぐ大胆なファサードですね。反射するシルバーのファサードが店舗と周囲の間に美しい流動性を生み出しています」と語る。　また、今回のリニューアルオープンはブランドの日本進出50周年と重なるため、クラフト、アート、デザインに対する独自の視点を通して、ロエベの本質を讃える内容になったという。「店内では自然光が主役となり、アート、ナチュラル、ハンドメイドの要素、そして様々なテクスチャーが融合した没入感のある体験を演出しています」。店内に設置された巨大なカボチャは、2022年秋冬ウィメンズコレクションのショー会場に登場したアンセア・ハミルトン（Anthea Hamilton）の作品。ほかにもバーナード・リーチ（Bernard Leach）の陶器や、「ロエベ財団 クラフトプライズ 2022」のファイナリストに選ばれた四代田辺竹雲斎の花籠など、貴重なアートやクラフトが店内のいたる所にディスプレイされている。「作品から意志を感じる」米津玄師が店内へ　オープン前のプレビューには、2023年秋冬メンズキャンペーンにモデルとして出演した音楽家・米津玄師も来場。新しいカサロエベ表参道について「ひとえに素晴らしいなと。ジョナサンが個人的に集めたアート作品からは意志を感じます。『カサ』は家という意味なんですよね？ 美術館のようでありながらも、安心できる感じというか、落ちつくような部分もあって。すごくいいバランスで成り立っているという感じがします」とコメントした。　なお、隣接する旧ロエベ表参道仮設店では「LOEWE × Suna Fujita キャンディショップ」が12月26日までオープン。ユニークなフォトスポットや、コラボコレクションのキャラクターをモチーフにしたスイーツが話題を集めている。

Fashion

米津玄師が「カサロエベ表参道」に　ジョナサン・アンダーソンによる“発見と驚き“の旗艦店

　「JW アンダーソン」の渋谷パルコ店は、ロンドンの旗艦店が位置するソーホー地区のスピリットやナイトライフカルチャーから着想を得たデザインで、ウィメンズからメンズ、バッグ、アクセサリーまでのフルラインナップを展開する日本初のフルカテゴリーストアとなっている。ジョナサンは「CFDA ファッション アワード 2023」授賞式のために滞在したニューヨークから日本へと移動。わずか3〜4日の滞在というハードスケジュールだが、にこやかにインタビューに応えてくれた。―11月6日にCFDAのインターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、名実共にトップデザイナーとなられましたが、意識の変化は？ジョナサン：歳を重ねるにつれ、自分のやっていることに自信が持てるようになりましたし、フォーカスしたいところがより明確に見えてきました。ブランドがこれだけ大きくなるとリソースもかなり豊かになるので、自分がかなえたかった夢を実現できるようになってきたと思います。―具体的にはどんな夢がかなえられましたか？ジョナサン：今こうして東京のお店に立っていることでしょうか。東京は私の大好きな街の一つなんです。東京のファッションはベストだと思いますし、日本の方はファッションやクリエイティビティへの理解が深いと感じます。ブランドを理解してもらうには長い時間が掛かるものですが、日本では設立当時から人々がJW アンダーソンというブランドを理解し、支持してくれました。―近年のコレクションでシルエットやフォルムに注力している理由は？ジョナサン：今、私がこだわっているのがオフ・シルエット（体から離れたゆったりとしたシルエット）、新しいシルエットに対するアイデアなんです。ファッションはこれまでもシルエットによって変化してきました。なのでフォーカスしていきたいのです。―服の生産背景についてはどういった考えをお持ちですか？ジョナサン：JW アンダーソンでもロエベでも、クラフトというのは常に私がこだわる大きなポイントです。イングランドでもほかの国々でも、素晴らしい服を作る人材を確保するように努めています。特にJW アンダーソンはハンドニッティングを多く取り入れており、それがブランドの基礎、DNAになっていますね。例えばハリー・スタイルズ（Harry Styles）が着用したニットカーディガンもクラフトマンシップあってのもので、アイコニックなアイテムとなりました。―ブランドの店舗にはどのような機能や付加価値を求めていますか？ジョナサン：店舗はとても重要です。パンデミック以降、人々は実際に触って手に取れることの重要性に気付いたと思います。それにストア自体が、ブランドの哲学や私の頭の中にあるアイデアを示す物理的な空間となるんですね。私の最初の仕事はショーウィンドーを作ることでした。だからどんなオブジェやファッションを置いて世界観を作るかというのはとても大事なんです。―鳩やカエルなど、コレクションの中に動物が数多く登場する理由は？ジョナサン：分からないです（笑）。特に理由があるわけではないですが、動物はユーモアを感じさせるし、かわいいですからね（笑）。―日本滞在で楽しみにしていることは？ジョナサン：いつも決まって訪れているギャラリーやお店があります。最後にはバーにたどりつくと思いますが（笑）。日本に来ると面白くて、あまりにも多くのものを発見するので、1つのバッグが帰りには6つになってたりします。日本の方々のコーディネートを見るのも好きです。服へのアプローチが全然違うので、魅力を感じますね。そういった人たちからアイデアをもらうこともあります。京都にも行きたかったんですが、今年は時間がなかったんですよね。いつか仕事のないタイミングで長く滞在してみたいと思います。―最後に、日本の若手デザイナーに向けて一言お願いします。世界で活躍するために必要なことは？ジョナサン：いつも好奇心旺盛でいること。そして絶対に妥協しないこと。（聞き手：辻 富由子）

JW Anderson

ジョナサン・アンダーソンにインタビュー　かなえたかった夢や日本の好きなところは？

　シンプルな黒一色の「リトル・ブラック・ドレス」が永久定番のワードローブとして女性たちに重宝されているが、小物で一つは持っていたいのが「リトル・ブラック・バッグ」。ミニサイズで控えめな脇役的存在だからこそ、フォルムや素材の質感が鍵に。ミラノやパリの"オフランウェイ"では「ロエベ（LOEWE）」や「ジル サンダー（JIL SANDER）」が人気だったが、知る人ぞ知るブランドのアイテムにも注目したい。   Photo: Koji Hirano2024年春夏パリ＆ミラノ スナップ特集・インパクトカラーで彩る秋の大胆スタイル・おもちゃみたいなアクセサリーを楽しむ大人たち・"キャラ立ちサングラス"で自己アピール・リアルに真似したい、シックなデニムコーデ・パールアクセの"普段使い"テクニック・メタリックなリンクコーデや一点投入スタイル・ボディラインを強調する"腹チラ"スタイル・コーデを引き締めるミニサイズのブラックバッグ

sacai

JIL SANDER

コーデを引き締めるミニサイズのブラックバッグ＜パリ＆ミラノのストリートスナップ＞

　服やバッグ以上に、その人のキャラクターを物語るのがサングラス。今シーズンはデザインやカラーのバリエーションが豊富で、サングラスが全体の印象を左右するといっても過言ではないほど。ぷっくりとしたカラーフレームやミラーレンズなど、一癖あるアイテムを取り入れたスタイリングに注目して。 Photo: Koji Hirano2024年春夏パリ＆ミラノ スナップ特集・インパクトカラーで彩る秋の大胆スタイル・おもちゃみたいなアクセサリーを楽しむ大人たち・"キャラ立ちサングラス"で自己アピール・リアルに真似したい、シックなデニムコーデ・パールアクセの"普段使い"テクニック・メタリックなリンクコーデや一点投入スタイル・ボディラインを強調する"腹チラ"スタイル・コーデを引き締めるミニサイズのブラックバッグ

BALENCIAGA

"キャラ立ちサングラス"で自己アピール＜パリ＆ミラノのストリートスナップ＞

ハイウエストで作るプロポーションの提案　Y2Kトレンドがデムナ（Demna）が牽引したオーバーサイズトレンドほどのインパクトを与えないのは、フォルムの提案ではなかったからだろう。クリスチャン・ディオール（Christian Dior）がAラインやHラインを作り出したように、ファッション史に名を刻むデザイナーは共通して新しいフォルムを生み出してきている。　「ファッションはシルエットへ」と声明を出すほど、アンダーソンの視座は輪郭に焦点を当て、プロポーションを刷新することに向けられている。同氏が2024年春夏ウィメンズコレクションで提案したのは、ハイウエストパンツとタックインで作るスタイル。ベルトループの位置が胸下辺りまでくるストレートパンツは、必然的にポケット位置も高くなり、そこに手を入れて作る腕の角度によるプロポーションはアンブレラシルエットとでも呼べばいいか、目新しさを生んでいる。ハイウエストパンツは2024年春夏メンズコレクションからの継続展開となったが、新しいプロポーションの追求の中で、アンダーソン自身も手応えを感じているのではないだろうか。近しい例として、ミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）とラフ・シモンズ（Raf Simons）の共同クリエイティブディレクターによる「プラダ（PRADA）」の2023年春夏ウィメンズコレクションで、片方の腕で前開きを持つルックが多く登場したほか、日本のブランド「ピリングス（pillings）」が2023年秋冬コレクションでハグするようなプロポーションを提案するなど、それぞれデザインの意図は違えど、従来よりファッションデザインにおいて重要視されてきた"肩"ではなく"腕"にデザイナーたちの視線が向いていることに、次の時流を感じざるを得ない。　加えて、ファーストルックで登場した腕を拘束して作るニットによるIラインも、服が身体を特定のポーズに促さんとする企ての一つだろう。継続するアイデアも一捻り加えるのがロエベ　継続するアイデアも、一捻り加えるのがロエベがロエベたる所以。メンズでも登場したピンの刺さったディテールは、今回はベルトとして活用。つまんで留めることで、パンツやスカートに独自のドレープを与えている。またアンダーソンが得意とするアシンメトリーデザインは、ティアードスカートや裾を折り畳んだコート、片側だけラペルが付いたオーバサイズのニットなどにみられた。　じわりじわりと人気を集めてきているハーフジップのアイテムも披露。二重に重ねたように見えるハーフジップニットも、タックインしてハイウエストパンツと合わせることで野暮ったさと新しさを共存させたルックに仕上げた。　アメリカの彫刻家 リンダ・ベングリス（Lynda Benglis）との協業も継続。2022年秋冬プレコレクションのキャンペーンヴィジュアルでモデル起用し、2024年春夏メンズショーに配された3つの噴水を手掛けたアーティストの6つの彫刻作品を展示。「Elephant Necklace（象のネックレス）」と呼ぶ、粘土彫刻を巨大化し鋳造した作品が白をベースにした会場に設置された。

2024年春夏ウィメンズコレクションをレポート

オーバーサイズの次はこれ、ロエベが提案するハイウエストで作る新プロポーション

THE ROW　ポインテッドトゥタイプなので甘くなりすぎず、大人の印象で履ける「ザ・ロウ（THE ROW ）」のバレエシューズ。さらに2本のストラップがアクセントとなり、ひと味違ったバレエシューズスタイルが楽しめます。MATCHESFASHION で購入するGUCCI　ラフなスリッポンタイプながら、アンティークゴールドのホースビットに気品が漂う「グッチ（GUCCI）」のバックレスローファー。秋は靴下と組み合わせて履くのがおすすめです。MATCHESFASHION で購入するAcne Studios　クシュっとしたシャーリングデザインが小粋な「アクネ・ストゥディオズ（Acne Studios）」の「バビ」ローファー。つま先部分にはブランド名の頭文字がゴールドのホットスタンプで施されており、遊び心漂うデザイン。MATCHESFASHION で購入するAeyde　繊細でしなやかな表情が魅力のカーフレザーを使用した「アイデ（Aeyde）」のレースアップシューズ。どこかメンズライクな佇まいで、クラシックな足元を演出できます。MATCHESFASHION で購入するHEREU　「へリュー（HEREU）」誕生の地であるスペインにて、ハンドメイドで製作されたクラフトマンシップ薫る一足。クリームで肌馴染みがよく、足元を軽やかに印象付けてくれます。MATCHESFASHION で購入するTOD’S　レザーとスウェードを組み合わせ、奥行きのある表情に仕上げた「トッズ（TOD’S）」のローファー。ブランドロゴ入りのホースビットが華やか。こっくり深みのあるブラウンの配色が季節感のある装いを叶えてくれます。MATCHESFASHION で購入するLOEWE　大ぶりのリボンがキュートな「ロエベ（LOEWE）」のバレエシューズ。クリームで色は控えめながら、足元にキャッチーなアクセントをもたらします。パンツスタイルに合わせて、テイストのバランスを図るのがおすすめです。MATCHESFASHION で購入する

TOD'S

GUCCI

秋支度は足元から！これから定番にしたいレザーシューズ

LOEWE　快適でいて、上品さも損なわない「ロエベ（LOEWE）」のレザーサンダル。ベルト部分にはシグネチャーモチーフであるアナグラムがあしらわれています。エナメル加工が施されているため、程よく艶感がありエレガント。MATCHESFASHION で購入するTHE ROW　ネットを採用したアッパーがモダンな「ザ ロウ（THE ROW）」のサンダル。ミニマルなデザインの中に、小粋なアイデアが光る逸品です。デニムやワイドパンツの足元をスタイリッシュに彩ってくれます。MATCHESFASHION で購入するTOTEME　2本のストラップのみで飾られた「トーテム（TOTEME）」のサンダル。無駄を削ぎ落としたクリーンなデザインが都会的な印象を演出してくれます。MATCHESFASHION で購入するBIRKENSTOCK 1774　高品質な素材と極上のクラフトマンシップで表現されたエクスクルーシブなコレクション「ビルケンシュトック 1774（BIRKENSTOCK 1774）」のサンダル。スウェード素材を採用した、細身のストラップが上品なムードを醸します。ブランドが誇るラバーソールで快適さもお墨付き。MATCHESFASHION で購入するHEREU　ハンドメイドで作られた、職人の技術が光る「へリュー（HEREU）」のオープントゥサンダル。フィッシャーマンサンダルからインスピレーションを受けたデザインで、カジュアルに合わせられる1足です。MATCHESFASHION で購入するSAINT LAURENT　人気モデルをベースにフラットなデザインにアップデートした「サンローラン（SAINT LAURENT）」のトリビュートレザーサンダル。スクエアトゥが足元をシックに仕立ててくれます。MATCHESFASHION で購入するMARNI　スポーティライクに履ける「マルニ（MARNI）」のフスベットサンダル。オフホワイトのレザーで肌馴染みがよく、頑丈なワイドストラップが安定感のある履き心地を叶えてくれます。MATCHESFASHION で購入する

MARNI

BIRKENSTOCK

この夏履きたいのはどれ？人気ブランドの新作フラットサンダル

マルニ（MARNI）　数多くのラフィアバッグを展開している「マルニ（MARNI）」からあえて選びたいのは、ゆるく描かれたロゴが目を惹く「ノーバカンシーイン（No Vacancy Inn）」とのコラボバッグ。ラフに結んだロープのストラップと、元気なビタミンカラーがバカンス気分を盛り上げます。MATCHESFASHION で購入するヴァレンティノ（VALENTINO）　ゴールドのローマンスタッズが凛と輝く、「ヴァレンティノ ガラヴァーニ（VALENTINO GARAVANI）」のクラッチバッグ。ビーチにはもちろん、夏を楽しむドレスアップスタイルにも似合う、レザーとは異なる魅力をまとうグラマラスなラフィアバッグです。MATCHESFASHION で購入するジャックムス（JACQUEMUS）　爽やかなドレススタイルからデイリーまで、スタイリングをおしゃれにまとめてくれる「ジャックムス（JACQUEMUS）」のかごバッグ。アクセントになる直線的なシェイプと無垢なレザーの挿し色で、モダンなサマースタイルを満喫できそう。MATCHESFASHION で購入するジミー チュウ（JIMMY CHOO）　カジュアルなラフィアバッグも、ブラックに染まると一気にハンサムなムードに。「ジミー チュウ（JIMMY CHOO）」のバケットバッグは、光を反射するビーズが静かに煌めくラグジュアリーなアイテムです。持ち方を選べるショルダーストラップ付き。MATCHESFASHION で購入するハイジクライン（heidi klein）　夏の必需品がすっきりと収まるサイズ感と、手にしやすいプライスが嬉しい「ハイジクライン（heidi klein）」のラフィアバッグ。レトロなフォルムのボディには、フリンジが軽やかに揺れる優雅なチャームとゴールドのロゴプレートをオン。MATCHESFASHION で購入するサンローラン（SAINT LAURENT）　ぽんぽんと荷物を投げ込める「サンローラン（SAINT LAURENT）」のパニエ。トップが広い伝統的なシルエットで、バランスの美しさも使い勝手も抜群。ハンドルやタグ、内側のポケットにはブラウンのレザーを採用し、かっこよさとしなやかさを両立。MATCHESFASHION で購入する

JIMMY CHOO

VALENTINO

JACQUEMUS

今すぐ欲しい、おしゃれなラフィアバッグ6選

鮮やかで生き生きとした香り「オレンジブロッサム」　高橋さんがまず手に取ったのが、このほど発売になったロエベ ホーム センツのオレンジブロッサム。スペイン・アンダルシアの春のムードを連想させる、フローラルと蜂蜜が織りなす香りが特徴です。　キャンドルと香り付きワックスキャンドルホルダー、ルームスプレーが揃うこの香りに、高橋さんは「とってもフレッシュ。絶妙な甘さでこの香りをお部屋でずっと香っていたいですね」。実はこの香りはオレンジの香料を使わずに、アンダルシアのオレンジを香料だけで再現しているという。「すごい技術ですね！ 私、アロマの資格を持っているんですが、オレンジの実の柑橘系のイメージに、白い小さなお花の涼やかな香りがして素敵。嫌いな人はいない香りだと思います。プレゼントにも良さそうですね」と笑顔。 　高橋さんのおうちには、洋服やバッグ、本などたくさんのロエベ アイテムがあると言います。「ロエベの本の横に、オレンジ ブロッサムのキャンドルを置きたいですね。絵もたくさん飾ってあるので、ちょっとインテリアっぽいワックスキャンドルホルダーは、その近くに飾りたい。この香りに包まれながら読書したり、おうち時間を過ごしたいです」と高橋さん。 　ロエベ ホーム センツ：ロエベのクリエイティブディレクター ジョナサン・アンダーソンがインハウス調香師のヌリア・クルエジェスとのパートナーシップで制作。菜園に広がる本質的なエッセンスが感じられる、12種類の香りのアイテムたちは、個性的でありながらも、まわりのデザインと調和し居心地の良い空間を演出する。　　香りは、ハニーサックル、アイビー、オレガノ、サイプレスボール、トマトリーフ、キュウリ、ビートルート、リコリス、ジュニパーベリー、オレンジブロッサム、ゼラニウム、タイム。キャンドルからルームスプレー、ルームディフューザー、彫刻的なワックスの香りつきキャンドルホルダーまで、さまざまなアイテムが揃う。ゼラニウムとタイムは、アウトドアキャンドルとしてのみ展開し、8月中旬に発売予定。フルーティフローラル、そしてスパイシーが香る「ロエベ アイレ アンセシス」　そして高橋さんが気になった香りが、フレグランスコレクション「ロエベ ボタニカル レインボー」から、初めて独自のロエベ アコードを採用して登場した香水「オードゥ パルファン“ロエベ アイレ アンセシス”（LOEWE Aire Anthesis EDP）」。洋梨やピオニーに、ルバーブのノートなどを調合し、フルーティでフローラル、そしてスパイシーな香りです。　「開花、花が開く」という意味のアンセシスの香りが高橋さんの五感に響きました。「好きです、この香り。最初は洋梨の香りがとても心地よくて。その後お花のようなフローラルで、ちょっとピリッとした感じが大人の女性になった気分にさせてくれます。普段、年齢よりも幼く見られがちなので、これまでは爽やかな香りを選んでいたけど、これからはこういった軽やかさもあるけれど、ちょっと落ち着きのある大人のこの香りを選びたい。この香りが高橋愛の香り！ って思ってもらえたら嬉しいです」。つけた後から、少しずつ香りが変わり、残り香のような温かみのある香りが続くアンセシスの虜になったよう。「オードゥパルファム ロエベ エセンシア」は主人と一緒に使いたい　いつも旦那さまのあべこうじさんとの仲の良いところをファンやメディアにも見せてくれる高橋さん。あべさんに使ってほしい香りは？の質問に、ロエベ ボタニカル レインボー「オードゥ パルファム“ロエベ エセンシア”（LOEWE Esencia EDP）」と答えてくれました。　ロエベ エセンシアは、普遍的な私たち一人ひとりの個性を決定づけるもの、すなわち生命のもつ記号とも言える、DNAに着想を得て生まれたフレグランスシリーズ。特徴的で強い印象を放つオードゥ パルファムは、レッドペッパーベリー、バジル、タラゴンなど200種類以上の香料から作られています。「最近、旦那さんがフレグランスをつけるようになって。背が高いので抱きついた時に胸の辺りから香ってくる香りがどんなのがいいかな？と想像しながら選びました。普段はもっとメンズ寄りの香りなんですけど、私も使いたいからちょっとユニセックスにも使いやすいエセンシアがいいな」と高橋さん。そう言うと、お気に入りがたくさん詰まったショッパーを持って、ロエベ パルファム 三越銀座店を後にしました。 　ロエベ ボタニカル レインボーは、自然から着想を得た、9つの香りを揃えるフレグランス コレクション。ジョナサンがボトルをデザインした、大胆でカラフルなパッケージボトルと特徴的な木製キャップは、クラフトの大切さと自然の美しいつながりを表現している。　ロエベ アイレ アンセシスから採用したロエベ アコードは、専属調香師のクルエジェス氏が調香。スペインのロックローズが持つ独特なハーブのような香りをベースに、アンバーやウッディで豊かな香りを放ち、メゾンの自然に根差した大胆で活気に満ちたスピリットが表れた香りだ。　9つの香りは、ロエベ アース（LOEWE Earth）、ロエベ ソロ（LOEWE Solo）、ロエベ アイレ（LOEWE Aire）、ロエベ　オーラ（LOEWE Aura）、ロエベ アグア（LOEWE Agua）、ロエベ 001（LOEWE 001）、ロエベ エセンシア（LOEWE Esencia)、ロエベ　7（LOEWE 7）、ロエベ プール オーム（LOEWE Pour Homme）をラインナップする。「ロエベ パルファム」公式ストア■「ロエベ パルファム」場所：三越銀座店 本館地下1階 ギンザコスメワールド住所：東京都中央区銀座4-6-16営業時間：10〜20時Tel：03-3234-1224■高橋愛モーニング娘。第5期メンバーとして10年在籍し、 モーニング娘。第6代リーダー及び、Hello! Projectのリーダーとして活動した。2011年から地元・福井の「ふくいブランド大使」に就任。卒業後は女優としてミュージカルや舞台・ドラマにて活躍し、現在では幼少期から大好きなファッション誌にモデルとしても多数出演中。自身のこだわりや、ファッションセンスで数々のアパレルブランドとのコラボレーションアイテムを展開し、活動の幅を広げている。トップス 6万9300円、ドレス 18万7000円、ブーツ 10万7800円、バッグ 19万6900円、ブレスレット 27万2800円すべて LOEWE問い合わせ先：ロエベ ジャパン クライアントサービス（03-6215-6116）MODEL：AI TAKAHASHISTYLING：SAEKO SUGAIHAIR＆MAKE-UP：YUKA TOYAMA（mod’shair）PHOTOGRAPHY：HIROYUKI OZAWA（FASHIONSNAP）Creative Direction：MINA JOKOJI（FASHIONSNAP）TEXT＆EDIT：Akiko Fukuzaki（FASHIONSNAP）Assign：TAKASHI SASAI（FASHIONSNAP）Management：MIZUKI OKUHATA（FASHIONSNAP）

Beauty

高橋愛と「ロエベ パルファム」が“出合う”　三越銀座でお買い物体験

SAINT LAURENT 　「サンローラン（SAINT LAURENT）」のこちらは、ブランドを象徴するゴールドのYSLロゴがアクセントに。鮮やかでフレッシュなイエローは持っているだけで気分が上がります。MATCHESFASHION で購入するGUCCI　立体感のあるシェブロンキルティングレザーを採用した「グッチ（GUCCI）」のカードケース。アンティークゴールドのGGロゴとケースの赤のクラシカルな佇まいが楽しめます。MATCHESFASHION で購入するANYA HINDMARCH　ウサギをモチーフにした「アニヤ・ハインドマーチ（Anya Hindmarch）」のカードケース。フラップに施されたキュートなウサギが取り出すたびに癒してくれる、大人の遊び心が感じられる一品です。MATCHESFASHION で購入するBOTTEGA VENETA　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」を象徴するイントレチャートレザーを使用したカードケース。バッグと揃えて持つのもおすすめです。上品で飽きの来ないデザイン。MATCHESFASHION で購入するBALENCIAGA　光沢感のあるクロコダイルエンボスレザーを使用した「バレンシアガ（BALENCIAGA）」のカードケース。アンティークゴールドのBロゴがアクセント。淡いピンクに大人の甘さが薫ります。MATCHESFASHION で購入するChristian Louboutin　プレーンなレオパード柄の面と、レオパードにシルバーのコーンスタッズが施された面と2つの表情が楽しめる「クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）」のカードケース。中央のスリップポケットの内側は赤になっており、存在感のあるデザイン。MATCHESFASHION で購入する

BOTTEGA VENETA

Anya Hindmarch

Christian Louboutin

開運日に新調したい華やかなカードケース6選

MARNI　しっかりマチがあるので収納力も申し分なしの「マルニ（MARNI）」のバッグ。オレンジのトリム部分はレザーを使用しているため、ラフィアのラフさの中にも上品さが薫ります。内側にはポケットも付いており、可愛いうえに機能的。MATCHESFASHION で購入するLOEWE　シンプルながら、思わず目を引く「ロエベ（LOEWE）」のラフィアバッグ。ブラックのブランドロゴ刺繍がアクセントに。ブラウンレザーのショルダーや持ち手部分が細身のシルエットなのでどこか上品で洗練された印象を与えてくれます。MATCHESFASHION で購入するMaison Margiela　軽やかな雰囲気のラタンを使用した「メゾンマルジェラ（Maison Margiela）」のバッグ。両手が塞がらない、長さ調節可能なショルダータイプなのも嬉しいポイント。しなやかなレザーを組み合わせていることでほっこりせず、スタイリッシュにスタイリングできます。MATCHESFASHION で購入するValentino Garavani　「ヴァレンティノ・ガラヴァーニ（Valentino Garavani）」を象徴するようなローマンスタッズをあしらったバケットバッグ。ラフィアの素朴な表情にスタッズが輝きを添え、気品が漂います。MATCHESFASHION で購入するSAINT LAURENT　「サンローラン（SAINT LAURENT）」からは、スタイリッシュなブラックのラフィアバッグをピックアップ。荷物がたっぷり収納できて、1泊程度の旅行ならばこれ1つでも十分です。ホワイトのブランドロゴが装いのポイントに。MATCHESFASHION で購入するJacquemus　籐とライトブルーのレザーを組み合わせ、軽快な印象に仕上げた「ジャックムス（Jacquemus）」のバッグ。なんと内側は全面レザーを使用した贅沢なデザイン。コロンとした小ぶりなサイズ感で、アクセサリー感覚でコーディネートが楽しめます。MATCHESFASHION で購入する

Chloé

Maison Margiela

シティにもリゾートにも活躍！ラフィア、ラタン、籐素材のバッグ6選

CELINE EYEWEAR　グリーンがどこかクラシカルな雰囲気を放つ「セリーヌ（CELINE）」アイウェアのサングラス。ブラックのグラデーションレンズは100%UVカット仕様。シンプルなデザインながら存在感のある1本です。MATCHESFASHION で購入するFENDI EYEWEAR　スクエアライクなシルエットが印象的な、「フェンディ（FENDI）」を象徴するデザインです。目を引くサングラスですが、ブラウンやゴールドを使っているので肌馴染みが良いのも嬉しいポイントです。MATCHESFASHION で購入するChloé EYEWEAR　自然由来の素材バイオアセテートを使用した、環境にも優しい「クロエ（Chloé）」のサングラス。クリアブルーののフレームが涼しげな印象を与えてくれます。大ぶりのレンズとは反対に、テンプルは細身なので横顔もよりお洒落な雰囲気に。MATCHESFASHION で購入するSAINT LAURENT EYEWEAR　「サンローラン（SAINT LAURENT）」のこちらは、無駄のないシンプルで洗練されたデザイン。肌馴染みの良いベージュのカラーレンズを採用。主張しすぎることなく、幅広いスタイルに合わせやすい万能な1本です。MATCHESFASHION で購入するLOEWE EYEWEAR　スタイリッシュなキャットアイサングラスは「ロエベ（LOEWE）」のもの。太めのフレームですが、透け感があるので難なく取り入れられます。またテンプルに施された、筆記体のブランドロゴがさり気ないアクセントにひと役。MATCHESFASHION で購入するLinda Farrow　大ぶりのラウンドフレームにスカラップエッジが施されたデザインが特徴的。1970年代のムードが漂う「リンダ・ファロー（Linda Farrow）」のサングラス。UVカットも遊び心も叶えてくれます。MATCHESFASHION で購入するBOTTEGA VENETA EYEWEAR　キャットアイ、ブルーのクリアフレーム、シルバートーンメタルの組み合わせが最高にクールな「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のサングラス。夏のデニムスタイルとも相性抜群です。MATCHESFASHION で購入するJACQUES MARIE MAGE　「ジャック・マリー・マージュ（Jacques Marie Mage）」のこちらは日本製のハンドメイド。ぽってり厚みがあるキャットアイフレームが90年代風。さらにオリーブグリーンの絶妙なカラーが装いをクラシカルに彩ります。MATCHESFASHION で購入する

FENDI

CELINE

夏の相棒にしたいクリアフレームのサングラス

水を表現したルック　自然光が降り注ぐ空間に噴水が並び、ランウェイの一部はしぶきで濡れている。ショーはアーティストの独白と共にスタートした。「私はスキューバダイビングを学んでいるとき、水についての理解を深めた。子宮に戻っていくかのように感じた。水とそのフォルムは、私にとってつねにエキサイティングなものだった。だから噴水を作りたいと長年思い続けてきた」。そんなリンダのステイトメントを反映するかのように、水を思わせるルックが次々と登場した。 　キラキラと煌めくクリスタル、うねるような構築的なフォルム、そしてブルーの濃淡も、水のしぶきや波の動きを連想させる。足元には水色のバレエシューズなどがアクセントを添えた。パースペクティブの研究　また、ものの認識やスケールのパースペクティブを覆すようなシルエットも今回の特徴だ。コンパクトだったり、拡張させたりと、単純なものを大胆にアレンジ。ピンの刺さった生地見本のような巨大なトップスは、服そのものの概念を揺るがす。 　パンツは大胆なハイライズでレッグの長さを強調し、引きずるほど大きな白のローブも登場。アクセサリーと一体化したウェアや、スエードのペブル バケットバッグやパズルトートなどのオーバーサイズのバッグも意外性のあるスタイリングを完成させていた。レトロなムードをプラス　コートやニットポロなどは、一見ありきたりなアイテムでありながら、どこか捻りを効かせたデザインに。ニットはカラーブロックでポップに仕上げ、襟は二重に重ねられているものも。きらびやかに装飾されたサングラスやレトロな髪型なども新鮮だ。ラウンドトゥのチェルシーブーツやサンダル、バレエシューズなどもジェンダーレスなアクセントとなっていた。 NCTのテヨンら豪華ゲストも　会場にはNCTのテヨン（TAEYONG）やファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）、トロイ・シヴァン（Troye Sivan）など豪華な顔ぶれが揃った。日本から駆けつけた板垣李光人は「僕はキラキラしたものが大好きなので1着目のルックからテンションが上がりました。水の音も心地よかったです」とショーの感想を語った。

大胆なハイライズデニムも　新たな視点を提案する「ロエベ」24年春夏メンズ

1. ミュウミュウ（MIU MIU）　カーディガンやフーディ、ジャケットやコートなどのトップはきちんとしているのに、なぜかボトムはストッキングにアンダーウェアだけだったり、スカートの下からストッキングがのぞいていたり、きちんとしたはずのまとめ髪が乱れていたり。慌ててボトムを履き忘れて出かけてしまったかのような大胆なスタイルが新鮮でキュートだ。　本来なら「隠す」アンダーウェアを、アウターウェアの上に重ねるスタイリングで生まれる、素材や色のグラデーションが新しい。また、ありのままの美しい体を見せていこうという堂々とした姿勢が潔くヘルシー。ミウッチャ・プラダ（Miuccia Prada）のユーモアたっぷりの視点から生まれたデザインは、まるで私たちに「無理に頑張らなくていいのよ」と優しく語りかけているよう。　ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッド、ヘイリー・ビーバーら最先端のオシャレに敏感なZ世代セレブの「ノーパンツ」スタイルを彷彿とさせるコレクションと、若手の女優やトランスジェンダーをキャスティングすることで、若い新しい世代を賞賛し歩み寄るミウッチャの柔軟なスタンスを感じる。2. ロエベ（LOEWE）　毎シーズン新しい試みを続けているクリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）は、過去のクチュールのクラシシズムと現在の新しい形との融合を「ファッションの亡霊のようなものだ」と捉え、ロエベの亡霊でインターネット上の目を欺こうというコレクションを発表した。　花柄ドレスやトレンチコートなどをぼかしてプリントした白いチュニックドレスやカーディガンに、シワをプリントしたトロンプルイユ的な加工やレザーへのモールディング加工。シンプルなTシャツやショーツをフェザーで作ったり、ナッパレザーで作ったシンプルなシャツドレスにショルダーバッグのストラップチェーンのようなものがついていたり。様々な曖昧な輪郭のだまし絵のようなテクニックを使い、オンライン上でそれらのエフェクトが不具合でそうなっているのか、それとも本当にそういうものなのか、本当のことは実際に手に取ってみないとわからないようになっている。　ソーシャルメディアやChatGPT、AIのめざましい普及によって、何がリアルで何がリアルでないかが非常に曖昧になってきている現代を嘲笑うかのようなジョナサンのチャレンジは、まだまだ続きそうだ。3. シモーン・ロシャ（Simone Rocha）　シモーン・ロシャの故郷アイルランドにて毎年8月1日に行われるケルトの収穫祭「ルーナサ（Lughnasa）」から着想を得たコレクション。刈り取った麦穂でつくられるコーンドリー（Corn dolly）を連想させる赤いリボンのディテールやラフィアで編まれたマクラメドレス、またチュールやレースの袖とパニエの部分にラフィアが詰め込まれた小鳥の巣のようなドレス、光り輝く小麦のようなゴールドのラメ素材のアイテムや刺繍など、さまざまな素材でこの伝統的な儀式を表現した。　前シーズンに発表されたブランド初のメンズコレクションを、今回も継続。ミリタリーやテーラリングがベースとなり、ロマンティックなレースやラメ、シースルーといったウィメンズと同様の素材使いのアイテムは、ジェンダーレスな仕様となっている。　シモーンらしいロマンティックで可愛らしい雰囲気も兼ね備えたコレクションは、若い世代だけではなく、むしろ大人の男女が着こなしたら甘すぎずにカッコ良く決まるのではないだろうか。これからも独自の道を進んでもらいたいブランドの一つだ。4. コーチ（COACH）　ニューヨークの歴史的建造物で1880年に建てられたパーク・アヴェニュー・アーモリーでショーを行ったコーチは、今シーズンもアメリカのブランドらしいスーパーマンやミッキーマウスなどの元気なキャラクターや、シアリングやデニムなどのアイテム満載のコレクションを発表した。　レザーの端切れをアップサイクルして仕立てたジャケットやコート、コーチの古いバッグをアッパーに取り入れたレザースニーカー、そしてヴィンテージパーツを再利用したアクセサリーなど、サステナブルなアプローチに取り組んだコレクションは好感が持てる。　また発色の美しいピンクやミントグリーン、マスタード、パープルといったシフォンのスリップドレスは、アーティストのマギー・パクストン（Maggie Paxton）とのコラボレーション。ログウッド、ベニバナ、マリーゴールドなどの植物で天然染めされている。　注目なのがハートや星、りんごやクローバーなどの形をした小さなハンドバッグ。ひとつひとつがとても愛らしいので、お気に入りの形が見つかるはず。5. モスキーノ（MOSCHINO）　ミラノで発表されたモスキーノのコレクションは、スペインの画家、サルバドール・ダリの『記憶の固執』（1931年）が着想源。コレクションのオープニングで見られたジャケットやスカートのヘムは、絵画の歪んだ時計のような曲線を描き、ボタンもバッグも溶けて歪んでいる。パンクなムードのヘッドピースは、シュルレアリスムな雰囲気ともマッチしている。　このところ、ファッションの流れとしてオーバーサイズのシェイプが続いており、個人的にはそろそろ食傷気味に感じていた。しかし2023年秋冬は、モスキーノをはじめ様々なブランドで90年代初頭を彷彿とさせるボディコンシャスなシルエットやクチュールドレスが登場。久しぶりに「90年代クチュールスタイルが今、新鮮でカッコいい」と思わせるシーズンだった。　コレクションの発表の後、モスキーノのクリエイティブディレクターを2013年から10年間務めてきたジェレミー・スコット（Jeremy Scott）が今シーズンで退任という残念なニュースが流れた。モスキーノの世界観を引き継きながら、これからの時代に合ったクリエーションが出来る後継者が見つかるのか、今後のモスキーノの行方がとても気になる。6. ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）　防護マスクやゴールドのチェーンで顔が覆われたモデルたちが登場したジュンヤ ワタナベ。デザイナーの渡辺淳弥はショー会場でも流れたレッド・ツェッペリンの『カシミール』（1975）の歌詞から、砂漠の旅に思いを馳せコレクションをデザインしたという。　ダークな戦闘服のようなディテールや雰囲気なのに、クチュールシルエットによってエレガントにも見えるドレスやジャケットなどの数々は、レザーやライダースやスポーツウェア、シアリング、ダウンなど様々な要素で構成されている。ハイブリッド服といえば日本人デザイナーが得意としている分野だが、ジュンヤワタナベのハイブリッドは常に精密で巧妙、そして絶妙なバランス感覚を持ち合わせている。ため息が出るほど格好良く美しい。　色々な出来事が目まぐるしく起こっているこの現代社会で、強い意志を持って生きる女性にぴったりの勝負服だ。7. サンローラン（Saint Laurent）　エレガントで強い意志を持った女性のための服といえば、80年代を彷彿とさせる肩を大きく誇張した今シーズンのサンローラン。クリエイティブディレクターのアントニー・バカレロ（Anthony Vaccarello）は映画『ワーキング・ガール』（1988年）のシガニー・ウィーバー、メラニー・グリフィスからインスピレーションを得たという。　パワーショルダーとスリット入りのタイトスカートで逆三角形のシルエットを描くスーツやコートの数々は、ブランドの創設者であるイヴ・サンローランも好んで使用していたメンズウェアの生地で作られている。シフォンやナッパレザー、チェックのウールなどで作られた長いスカーフやストールを肩にふんわりと巻いて、女性的な柔らかさを添えた。　1月に発表されたメンズコレクションでは、ウィメンズのディテールをメンズウェアに融合させることで「ジェンダーレス」な現代のメンズスタイルを実現させたアントニー。今季のウィメンズコレクションでは「エレガンス」ということについて深く考え、ムッシュ・サンローランのDNAを上手に引き継いでいる様子だ。8. バーバリー（BURBERRY）　約5年間チーフクリエイティブオフィサーを務めたリカルド・ティッシ（Riccardo Tisci）が退任し、ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）の前クリエイティブディレクターとして活躍した、英国人のダニエル・リー（Daniel Lee）が2022年10月に同職に就任。初めて手掛ける「新生バーバリー」コレクションが発表された。　英国を代表する老舗ブランドの伝統を守るべく、ダニエルはシグネチャーのチェックやギャバジンのトレンチコート、バーバリーのアイコニックモチーフ「馬上の騎士（EKD）」、そして華やかなイングリッシュローズやカモのモチーフを用いて、それらを再解釈。配色やシルエット、丈などの変化で遊び心がありながらも、実用性のあるアウターや着心地の良さそうなアウトドア感覚の若々しいアイテムを多く登場している。　モデル達が抱えていたのは、なんと湯たんぽ。こんなにカラフルで可愛らしい湯たんぽカバーがあったら即買いしたくなる。ダニエルはボッテガ・ヴェネタ時代にアクセサリーに定評があり、バーバリーでのファーストシーズンはフェイクファーがアクセントになった実用性のあるショルダーバッグや「b」の金具モチーフがついたチェックのバッグ、同じくチェックのスノーブーツ風やカラフルなレインブーツ風のブーツなどを提案。バーバリーでも次々と新しいバッグやシューズを生み出してくれそうな予感がする、そんなコレクションだった。9. ロク（Rokh）　韓国 ソウル生まれで米テキサス育ちのロク・ファン（Rokh Hwang）は、ロンドンの名門校セントラル・セント・マーチンズでファッションデザインを学んだ。2016年にブランドを立ち上げ、2018年のLVMHプライズで特別賞を受賞。ロクの2023年秋冬コレクションは、Y2Kの流れをくむ健康的な肌見せスタイルと、90年代前半のシルエットが融合していた。　ブラトップやビスチェなどのランジェリーの要素を取り入れつつ、でもエレガントな雰囲気が残るスタイルは思わず着たくなるデザイン。ボトムのウエストベルトの部分を、くるっと表にひっくり返したようなディテールも、遊び心があっておもしろい。　コレクションはニュートラルカラーでまとめられ、はだけたスタイリングや肌見せ、パイソン柄や透けたレース、複数の黒いベルトなどが、決して下品ではないところに好感が持てる。10. モリー・ゴダード（Molly Goddard）　ロンドン東部にあるスタジオで2023年秋冬コレクションを発表したモリー・ゴダードは、2014年にブランドを立ち上げ、2017年にはLVMHプライズのファイナリストに選ばれている。バレリーナのようなロマンティックなチュール素材のカラフルなボリュームのあるドレスがシグネチャーだが、今シーズンはチュールのスカートを取り入れつつ、ニットやウールのアイテムでよりカジュアルなスタイルを提案した。　ジャケットやコート、トップやドレスのストライプはグログランやベルベットのリボンを叩きつけて、新しいテクスチャーを生み出している。これまでのコレクションはチュールのボリュームが大きくて普段使いが難しいドレスも多かったが、今シーズンはよりウェアラブルで、日々のスタイルに活躍しそうなアイテムばかりだ。　スタッズが付いたメリージェーンは、プラットフォームもフラットもサンダルも、どれも履きやすそうで欲しくなる。

MIU MIU

COACH

Simone Rocha

ROKH

MOSCHINO

Y/PROJECT

注目すべきブランド10 - 心も体も自分のために解放する2023年秋冬コレクション

LOEWE　清涼感のあるライトブルーに思わず見惚れる「ロエベ（LOEWE）」のハンモックバッグ。光沢のあるゴールドトーンの金具がアクセント。上品さと可愛さを両立した、人気のバッグです。春夏のデニムコーディネートとの相性も抜群。MATCHESFASHION で購入するGUCCI　「グッチ（GUCCI）」コスモゴニエ2023年リゾートコレクションに登場した「オフィディア」バッグ。ベージュのボディを彩るライラックのGGパターンに遊び心が宿ります。ライラック×ベージュの柔らかな配色が、装いにエレガントな印象を与えてくれそう。MATCHESFASHION で購入するA.P.C.　無駄を削ぎ落としたシンプルな見た目と、ピーチピンクの色合いが可愛い「アー・ペー・セー（A.P.C.）」のクロスボディバッグ。バッグの入れ口がわん曲しているので荷物の出し入れがしやすく、この丸みがほんのり優しい雰囲気を演出してくれます。MATCHESFASHION で購入するCHLOÉ　フラップ部分のベルトがアイコニックな「クロエ（Chloé）」の「モニー」バッグ。コンパクトなスクエアフォルムと爽やかなライトブルーの組み合わせがどこかクールな佇まい。サブバッグとしても重宝します。MATCHESFASHION で購入するHEREU　ナッパレザー独特のしなやかな表情が美しい「へリュー（Hereu）」の「ボンボン」バッグ。名前の通り丸みを帯びたシルエットとギャザーが愛嬌を添えてくれます。また、チャンキー編みのトップハンドルがアクセントにひと役。MATCHESFASHION で購入するBOTTEGA VENETA　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」のアイコンであるイントレチャートレザーを使用した「ジョディ」クラッチバッグ。俳優のジョディ・フォスターが愛用していたアーカイブスタイルからインスピレーションを受けてデザインされたもの。キャンディピンクがキュートで華やかな彩りを与えてくれます。MATCHESFASHION で購入する

A.P.C.

淡いトーンが人気の予感！スタイリングの主役にしたいカラーバッグ7選

バッグ　「ボッテガ・ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」を象徴するイントレチャートデザインや、コロンとしたフォルムがイエローと相まって可愛さがアップ。ダークトーンのスタイリングに合わせるとよりバッグが引き立ちます。SSENSEで購入するサングラス　優しいイエローなので、肌馴染みがよく手軽にトレンド感が取り入れられる「セリーヌ （CELINE）」アイウェアのサングラス。紫外線が気になるこれからの季節に欠かせないアイテムです。MATCHESFASHION で購入するバッグ　フロントのノットデザインがキュートな「ロエベ（LOEWE）」のゲートバッグ。イエローは補色のブルーとも相性が良く、これからの季節デニムスタイルと合わせてコントラストを効かせたコーディネートもおすすめです。MATCHESFASHION で購入するシャツ　「ウィークエンド・マックスマーラ（Weekend Max Mara）」端正なシャツ。イエロー×ホワイトのストライプなら遊び心のある印象に。クロップドスリーブがこなれ感を演出してくれます。MATCHESFASHION で購入するデニムパンツ　春らしい柔らかなイエローをデニムで取り入れるなら「トーテム（TOTEME）」のこちらがおすすめです。ハイライズのウエストなのでスタイルアップも。パンツが軽い色な分、足元はブラックなどで引き締めると好バランスにまとまります。MATCHESFASHION で購入するTシャツ　肌触りの良いマイクロリブのオーガニックコットンを使用した「フローレ・フローレ（FLORE FLORE）」のTシャツ。フィット感のあるデザインで、パンツやスカートにタックインして着たい1着です。MATCHESFASHION で購入するシャツ　暑い夏も心地良く過ごせるリネンブレンドのシャツは「ボーディ（BODE）」のもの。学校やキャンプの最終日、ガーメントに記されるサインからインスピレーションを受けたネーム刺繍がリズミカルに彩ってくれます。MATCHESFASHION で購入する

BODE

Weekend Max Mara

2023年注目のルミナスイエローを取り入れて！おすすめアイテム7選

1980〜1990年代のファッションを牽引したティエリー・ミュグレー　ミュグレーは、1973年フランスのデザイナー マンフレッド・ティエリー・ミュグレー（Manfred Thierry Mugler）によって設立。今でこそ知られている「ボディポジティブ」「ジェンダーフルイド」「トランスフォーメーション」「コンフィデンス」といった要素をいち早く取り入れ、革新的なブランドとして注目を集めた。肩幅を広く見せるパワーショルダーや、ウエストを絞ることで逆三角形のシルエットを生み出したアイテムは、1970年代から1980年代のファッションをリード。身体の美しい曲線を強調するデザインは、彼がクラシックバレエのダンサーだったことを思い出させる。既存の枠にとらわれない大胆なスタイルは、マドンナ、グレース・ジョーンズ、デヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロスなどが着用することで、人気に拍車をかけた。　カンファレンスに登壇した、現在ミュグレーでクリエイティブディレクターとして指揮を取るケイシー・カドワラダーは「ミュグレーが表現したいのは自己の解放であり、ミュグレーに身を包めば、様々な自分になることができるということ」とブランドの真髄を表現。続けて、H&M クリエイティブアドバイザーのアンソフィー・ヨハンソンは「ミュグレーはメゾンとして時代を先取りしてきた」とし、「他のブランドよりもずっと前に、多様性、 ボディポジティブ、ジェンダーの流動性を受け入れていた。今ミュグレーのコレクションを見ても、人々の心を捉え、想像力を掻き立てるのも全く不思議ではない」と語った。ミュグレー氏の意思を継ぐ者たち　ミュグレー氏の後にクリエイティブディレクターを継いだのは、日本人の母を持つニコラ・フォルミケッティ（現在はユニクロのファッションディレクター）。続いて、デヴィッド・コーマが手掛け、そして2018年にケイシー・カドワラダーがその役職に就いた。ケイシーは「マーク ジェイコブス（MARC JACOBS）」「ロエベ（LOEWE）」「アクネ ストゥディオズ（Acne Studios）」などで経験を積み、ファッションデザインの経験は17年にも及ぶ。今なおファッションアイコン達を魅了するミュグレー　ミュグレーは、1980年代から1990年代にかけてファッション業界の中心的な存在として知られているが、現代の若いファッションアイコンにも愛されている。ケイシーが「私にとってこのブランドのレガシーとは、インクルージョンだ」と語るように、エネルギッシュで自信に満ち溢れたブランドのコレクションは、デュア・リパやキム・カーダシアン、ビヨンセ、クロエ・セヴィニーなど、ファッションアイコンが着用することもしばしば。ケイシーは、ミュグレーの新しい世代を「進み続けること、そして大胆でユニークな自己を確立すること」だと定義した。H&Mがミュグレーとコラボしたわけ　今回、なぜミュグレーとのコラボを決めたのかという問いかけに対し、アンソフィーは、H&M社内にある「憧れのブランドやデザイナーに関するリスト」の存在を明かした。「コラボするブランドは、デザインチームのディスカッションでリストアップされます。『いま、最も注目されているブランドで、コラボレーションして欲しいのはどこか』という議題に対して、満場一致でみんなが『ミュグレーとやりたい』と。ミュグレーが1980年から1990年代にかけて行ったことが、後進の若手デザイナーや若い人たちにも響くと考えました」（H&M クリエイティブアドバイザーのアンソフィー・ヨハンソン）　アンソフィーは、今回のコラボが、2022年1月にマンフレッド・ティエリー・ミュグレーが亡くなる前から始まっていたと続ける。「コラボが決まった時、すぐにマンフレッド・ティエリー・ミュグレーに会いに行き、『ミュグレーが創設し、ケイシーが生まれ変わらせた“ミュグレーの軌跡”に敬意を払いたい』と伝えました」（H&M クリエイティブアドバイザーのアンソフィー・ヨハンソン）　ミュグレー氏が亡くなった後、ケイシーが引き受けることで今回のコラボは実現。アンソフィーは「H&Mの歴史で、2人のクリエイターと一緒に働くのは初めてのことだった」と話し、「今回のコレクションは、実質マンフレッド・ティエリー・ミュグレーの最後の作品。大変誇りに思う」と振り返った。　アンソフィーの話を受けて、ケイシーは「アイテムをデザインするときに一番考えることは『どんな人が、どんなふうに使ってくれるのか』」と話し、「今回に関していえば、最大のメリットは誰もが手に取りやすい価格帯ということ。それを踏まえて『私たちの存在を知らない人たちに、何を見せたいのか』を考えた」と今回のコラボの意義について語った。「ファッションは楽しむもので、幸せを生み出すべきだと考えています。だから『ファッションが、ある種排他的であるべき』という考えはもう古い。今回のコラボでは、ラグジュアリーでエクスクルーシブなものを作ろうとしたし、それらが欲しいと思う若い人たちが手に取りやすい価格帯である必要がありました。H&Mとコラボすることで、全ての人に届くようになればと思っているし、特に若い人たちに楽しんでもらえるかなと思っています」（ミュグレー クリエイティブディレクター ケイシー・カドワラダー）　今回のコレクションは、ケイシー・カドワラダーが手掛けた近年のコレクションから生まれたヒットアイテムから、創業者マンフレッド・ティエリー・ミュグレーが生み出した作品の限定リメイクまで、一目で「ミュグレーだ」とわかるアイテムを手頃な価格で手に入れられるチャンスとなっている。特に、スポーツウェアのようなライトなアイテムは「ファッションは、一部の選ばれた人だけのものではあってはならない」というケイシーの価値観のもと製作したという。　スパイラルデニムや星型のイヤリング、コルセットジャケットなど、ミュグレーのシグニチャーアイテムが展開されたことについて、ケイシーは「デザインをする時に、過去にみんなが欲しがったミュグレーのアイテムを、より大衆向けに落とし込むことにモチベーションが上がった」と振り返る。ケイシーのデザイン精神は、ミュグレーとして初めてのメンズコレクションや、スカーフ、トートバッグの展開に繋がった。 「ミュグレーで挑戦してこなかったメンズコレクションを作ることを提案してくれて、とても興奮しました。H&Ｍの通常のメンズコレクションより幅を持たせられたのも面白みだと思っています。また、スカーフやトートバッグを作ったことがありませんでしたし、ミュグレーにとって初めてのことを模索する時間となりました」（ミュグレー クリエイティブディレクター ケイシー・カドワラダー）ケイシーとアンソニーのおすすめアイテム　好きなアイテムについて、アンソニーは「好きなものがありすぎて絞るのが難しい」とした上で、レザーブレザー、デニム、星型のイヤリングをチョイス。「長く愛用できるものが素敵」と話した。アンソニーの話を受けてケイシーはデニムについて「カッティングをクチュール風にしたのがこだわり」とし「今回のコラボのコアと言える」と言及した。一方ケイシーは、インラインでも登場し人気を集めたグリーンのレザートレンチをピックアップ。「あまりレザーは扱ったことがなかったが、H&Mが用意してくれたレザーの完成度に驚き、『あれも、これもレザーで！』とどんどんレザーアイテムが増えていった」と明かした。 

H＆M

MUGLER

「ミュグレー × H&M」発売前におさらい　ミュグレーってどんなブランド？

ロエベ（LOEWE）　思わず二度見してしまう、ピクセルアートのアナグラムを大きく描いた「ロエベ（LOEWE）」のTシャツ。さらりと着心地の良い生地に施された、丁寧な刺繍のコントラストに圧倒される、インパクトと遊び心のある主役級のトップス。MATCHESFASHION で購入するJW アンダーソン（JW ANDERSON）　コンパクトなフロントのロゴモチーフと、バックには海を感じる“フィン”が描かれた「JW アンダーソン（JW ANDERSON）」のオーバーサイズT。水着やショートパンツの上にさらりとまといたい、とびきりのサマースタイルを満喫できそうな一枚です。MATCHESFASHION で購入するアーペーセー（A.P.C）　体に程よくフィットするTシャツは、一枚でもインしても似合う万能選手。「アーペーセー（A.P.C）」のミニマムなブルーロゴが刺繍されたアイテムは、やわらかなコットンジャージー素材とお手頃なプライスも魅力的。MATCHESFASHION で購入するレイ（RAEY）　感度の高いワードローブを展開する「レイ（RAEY）」は、MATCHESFASHIONでのみ手にできるブランド。リラクシーに揺れるシルエットと、深いVネックがエフォートレスなスタイルを完成させるTシャツは、シックなブラックもラインナップ。MATCHESFASHION で購入するグッチ（GUCCI）　「グッチ（GUCCI）」からは、インターロッキングGがパッチされたプレーンなタンクトップをチョイス。ジャケットの下に忍ばせモダンに、デニムやスカートと合わせハイクラスなカジュアルルックにと、着回し力のある頼もしい一枚です。MATCHESFASHION で購入するモンクレール（MONCLER）　落ち着きのあるネイビーの襟とロゴでまとめた、「モンクレール（MONCLER）」のオーバーサイズポロシャツ。夏場のストレスを軽減する、通気性の良いコットンピケを採用したトップスで、快適さとおしゃれを両立させて。MATCHESFASHION で購入するマルニ（MARNI）　一目見ただけでクオリティの高さが伺える、「マルニ（MARNI）」のホワイトシャツ。ハリのあるボディに映える、色とりどりのスパンコールが散りばめられた、華やかな襟がアクセント。特別感のあるシャツは通年で楽しめます。MATCHESFASHION で購入するメゾン マルジェラ（Maison Margiela）　最後にご紹介するのは、「メゾン マルジェラ（Maison Margiela）」のホワイトシャツドレス。装飾を削ぎ落した真っ白なシャツは、さらりと羽織っても、ボトムスやインナーとレイヤードしても◎。自由な着こなしを堪能できるアイテムです。MATCHESFASHION で購入する

MONCLER

春夏シーズンに欠かせない、爽やかなホワイトトップスまとめ

LOEWE　ラバーソールがスポーティな佇まいながら、スウェード×シェル素材が上品さをキープしてくれる「LOEWE（ロエベ）」のスニーカー。ヒール部分に入ったゴールドロゴがアクセントにひと役してくれます。New BalanceMATCHESFASHION で購入する　オーバーサイズのツイストラバーソールが存在感漂う「New Balance（ニューバランス）」のスニーカー「RC30」。レザーとスウェードのアッパーでラフになりすぎないのも嬉しいポイントです。Farfetchで購入するBALENCIAGA　「BALENCIAGA（バレンシアガ）」のこちらは、フェイクレザーとメッシュの重なりにボリューム感がありつつ、ブラウンのワントーンで仕上げているのシックな印象。お仕事スタイルに程よく抜け感を与えてくれます。MATCHESFASHION で購入するTHE ROW　余計な装飾をせず、ミニマルで洗練されたデザインの「THE ROW（ザ・ロウ）」らしいスニーカーです。アッパーはしなやかで高級感のあるナッパレザーとメッシュを採用。スラックスとも好相性です。MATCHESFASHION で購入するMONCLER　フランス発祥のブランドである「MONCLER（モンクレール）」のスニーカー。ヒールに施されたトリコロールのプルタブに遊び心が宿ります。ソールに厚みがあるのでさり気なくスタイルアップできるうえ、軽量のスキューバ素材を使用しているので移動の多い日も軽快に動けます。MATCHESFASHION で購入するSAINT LAURENT　グレインレザー独特のニュアンスに品が漂う「SAINT LAURENT（サンローラン）」のスニーカー。ややボリューム感があるので、細身のパンツと合わせるとバランス良くまとまります。MATCHESFASHION で購入するISABEL MARANT　優しいクリームの色合いとスウェードのニュアンスがどこかクラシカルな中、ギザギザしたエッジのデザインを取り入れたことでモダンに昇華した「ISABEL MARANT（イザベル マラン）」のスニーカー。ホワイトのパンツや、タイトスカートの日に履きたい一足です。MATCHESFASHION で購入する

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