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 　ワークマンは、今年の9月に1000店舗目がオープン。「ワークマンプラス」や「ワークマン女子」、「ワークマンプロ」など様々な業態を生み出す中、「デザイン性だけでも売れる店」を目指した新業態「ワークマン カラーズ（Workman　Colors）」を銀座に出店した。　快進撃の立役者は、ワークマンの土屋哲雄 専務。797億円だった売上を5年で約1698億円と拡大させ、業績を伸ばしたほか、「仕事の期限やノルマを設定しない」といった方針や、加盟店を疲弊させない「ホワイトフランチャイズ」施策などユニークな取り組みを先導している。　番組では土屋専務に独占密着。ユーチューバー兼ブロガーの濱屋理沙が社外取締役に就任してから初の仕事となるワークマン カラーズの開業までの取り組みなどを追った。

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「ワークマン カラーズ」オープンの裏側に迫る　ガイアの夜明けがワークマンを特集

　新店は、今年8月にオープンした新業態の「ワークマン カラーズ（Workman Colors）」に近い店舗として誕生。新作発表会でインフルエンサーの評判の良かったアイテムを取り扱うほか、「撥水ランダムプリーツスカート」（1900円）や「サーバーウォームクルーネック」（1500円）、「防風ベロアシャギーショート」（1900円）などを販売する予定だ。売り場は「＃ワークマン女子 」と「ワークマンシューズ」で分かれるが、レジを共通にすることで2業態一体で運営をする。また、西日本の全業態の旗艦店として出店し、複合店としても代表的な店舗を目指すという。　ゆめモール西条店は「＃ワークマン女子」と「ワークマンシューズ」の路面店の複合店としてオープンし、売上全国1位を獲得。イオンモール広島府中は、平日でも多くの来店客のある人気ショッピングモールで、広島駅からも近いことから「#ワークマン女子」店の中でも池袋店（東京）となんばCITY（大阪）に次ぐ全国3位の売上になると予想し、初年度売上目標を5億円に設定した。　「#ワークマン女子店」は、大型ショッピングセンターからの出店依頼が多く寄せられ、県下有数の大型ショッピングモールの建物内にも複合店を出店する予定だという。

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「#ワークマン女子」とワークマンシューズの複合店が広島に　西日本の旗艦店、初年度の売上目標は5億円

　「Workman Colors イグジットメルサ銀座店」は、東京メトロ銀座駅から徒歩2分の場所に位置する「イグジットメルサ」の5階に入居。同フロアでは、100円均一ショップの「セリア（Seria）」が営業している。　ワークマン カラーズ店舗のコンセプトは「シン、ジブン色」。ワークマンの1番の強みである機能性をあえて打ち出さず、「デザイン性だけで選ばれる店舗作り」を目標に掲げる。店内では、トレンドを意識した「life is」、原色とブラックのアイテムを組み合わせる「WORKMAN‐Ship」、都会的でタフなウィメンズアイテムを展開する「tough」、価値観や用途のシェアを提案する「Share,Share,Share,」といった4つのカテゴリーに分けて全17体のマネキンを設置し、店舗の特徴を表現。担当者は「ワークマンの1番の強みは機能性だが、それ以外にも長所を育てていくことでブランド全体の成長につながる。あえて自社の強みを隠して、デザイン性だけで勝負できる店舗を作ることがワークマン カラーズ事業の目標」と話す。　2025年までにワークマンは、新宿・渋谷・梅田などの繁華街にワークマン カラーズを10店舗前後出店予定。ワークマン カラーズ店舗には次世代主力業態#ワークマン女子の実験店舗の役割を持たせ、ワークマン カラーズ店舗で好評だったコーディネートを#ワークマン女子でも採用するなど、横のつながりを持たせていく。「ファッション感度が高い層に人気のコーディネートを#ワークマン女子に流用することで、これまで十分にリーチできていなかった若年層をしっかりと取り込みたい」と担当者。　ワークマン全体で見ると、#ワークマン女子と「ワークマンプラス（WORKMAN Plus）」を合わせた「作業服を扱わない店舗」の数は「Workman Colors イグジットメルサ銀座店」を合わせて現在50店舗。単独での路面店は#ワークマン女子南柏店、盛岡南店の2店舗のみだが、2026年からは「作業服を扱わない店舗」単独路面店をフランチャイズ化し、年間40店舗の出店を目指す。10年後までには全国に200店舗の単独路面店を構えることを目標に事業を拡大していくという。

デザインで勝負するワークマン「Workman Colors」1号店内部を初公開、若年層の取り込み狙う

　ワークマンは機能性を全面に打ち出した商品群を打ち出しているが、ワークマン カラーズでは「シン、ジブン色。」をコンセプトに掲げ、デザイン性のあるアイテムを強みにした業態として展開。店頭でもコーディネート提案を強化する。　イグジットメルサにオープンする店舗では、トレンドを意識した「life is」、ワークマンらしい原色アイテムを生かした「WORKMAN‐Ship」、“タフかわ”を表現した「tough」、1着の服を夫婦でシェアするなど共有を前提とした「Share, Share, Share,」の4つのスタイルを17体のマネキンで表現。ワークマンの特長で、店名の由来でもあるヴィヴィッドカラーを多用していくという。ワークマン カラーズは次世代主力店舗である「#ワークマン女子」の旗艦店と実験店としての役割も担い、銀座店で提案したコーディネートの評判次第で#ワークマン女子店でも同じコーディネートを採用していく考えだ。なお、同業態では今後、新宿や渋谷、梅田などの繁華街に10店程度の出店を計画している。　また、ワークマン カラーズの出店に伴い、9月1日から中国の「シーイン（SHEIN）」社方式によるトレンド製品の短納期生産を開始することを併せて発表。従来では1年前に発注をかけて製品を大量生産していたが、いち早くトレンドアイテムを投入することで顧客離れを防止できるという考えから、短期間で小ロット生産できる生産方式を中国で現地調査し、同一レベルの条件で生産できる体制を整えたという。具体的には、500着から海外工場に発注でき、4週間の納期で店頭で展開。10年以上にわたり継続取引をしている海外の主力工場の協力により、小ロットの生産でも約8割のアイテムが量産と同等の価格を実現できたという。工場側は将来的にヒット商品が生まれ、量産品に化けることを期待している。シーイン社方式による短納期品は作業服を扱わない業態の49店舗全店で販売する。このほか、女性の肌着売場の充実化を図り、ファンケルから素材提供を受けた女性用「保湿肌着」を軸に高機能の肌着を開発にも力をいれていくという。

作業服を扱わないワークマン「Workman Colors」1号店が銀座にオープン　デザイン重視のアイテムを揃えた新業態

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