2021年秋冬コレクション
Image by: Onitsuka Tiger
「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」が、初参加となるミラノファッションウィークで2021年秋冬コレクションをデジタル形式で発表した。
これまでブランドは東京でコレクションを発表してきたが、今シーズンはクリエイティブディレクター アンドリア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)が活動の拠点に置くほか、昨年12月に旗艦店をオープンしたゆかりの都市であるミラノで新作を発表するに至った。
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2021年秋冬シーズンは冬のヒマラヤ山脈がそびえる雄大な自然をキーワードに、70年代のトレッキング・ハイキングシーンからインスピレーションを得て構成された。レトロでありながらフューチャリスティックなカラーパネルを配したフリース素材とナイロンを掛け合わせたアイテムやモノトーンのパファージャケットのほか、テキスタイルブランド「ノワート(nowartt)」のデザインナー兼アートディレクターである足立豊樹とのコラボレーションによるフローラルのグラフィックを落とし込んだピースなどがメンズとウィメンズで登場。グラフィックは「ヴィンテージ×アート」「アナログ(手書き)×デジタル」という相反する2つのコンセプトを掛け合わることで生まれたという。
アウターにはショートパンツを合わせ、ナイロン素材の太ベルトがウエストマークとしてスタイリングにアクセントを添えた。都市生活や現代社会を険しい山に例え、グリップ性に優れたブーツやラバーソールがあしたわれたスニーカーなどが足元を飾り、タフでアクティブなルックを完成させた。
コレクション発表時に公開されたムービーにはサングラスとマスクがアイコンのイタリア人ラッパーM¥SS KETAを起用。ダンスパフォーマーのGabriele EspositoとウォールアーティストのOZMOといったミラノで活躍する次世代の表現者たちにフィーチャーしている。
コレクション発表の直前となる日本時間2月27日夜にはFASHIONSNAP.COMのインスタグラムアカウントでYouTuberのKemioがプレライブ配信を実施。コレクションにも登場したジャージ素材のストライプセットアップに身を包み、オニツカタイガーにまつわるクイズやユーザーからの質問などに回答して、ブランドのミラノコレクション初参加を盛り上げた。
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