現地からお届けするパリコレ日記
Image by: FASHIONSNAP
現場にいると見えてくる、あんなコトやこんなコト......ミラノとパリのファッションウィーク期間中、現地で取材している編集記者たちの日記を公開。街の様子やショー会場で気になったこと、展示会で見つけた"コレ欲しい!"というアイテムなど、リアルな情報をお届けします。<9月28日>
会場で配られた、ぷにぷにの物体の正体
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本日最初のショーは今年のANDAM賞グランプリに輝いた「ボッター(BOTTER)」から。ショー会場入り口では、見た目も涼しげなぷにぷにの物体がゲストに配られました。サステナブルな服づくりを目指すボッター。プラスチック梱包の削減を目指す「Notpla(ノップラ)」と協業して作られた、海藻やプラントから出来たバブルなのだそう。口に含むとフィルムが弾けて、中からレモネードが出てきました。
避妊具に水を注入した手袋が登場
コレクションのテーマは「水中の世界」で、手には水風船のような手袋(動画を見たところ、水を入れたコンドームらしい…)をはめたモデルが。氷(本物)のバッグや、水の上を歩いているかのような透明ソールのスニーカーなどがユニーク。
パリコレ取材のマストフードは?
ミラノからパリへの移動で驚いたのが気温差です。持ってきた服は薄着ばかりなのに、パリはもう秋の気候。しまいに今日は雨かつ宿の暖房も効かない(まだその時期じゃないらしい...)ので体が冷え気味。こんな時に食べたいのがフォーです。気軽に手早く食べられるものがあまりない+出汁をとにかく体が欲しているので、コレクション取材でフォーはマストフード。スープが体に染み渡ります。
ベルギーの人気ブランドによるプレゼンテーション
マーク・ジェイコブスやドリス・ヴァン・ノッテンで経験を詰んだアントワープを拠点とする「メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)」のプレゼンテーションは、写真家トーマス・ルフ(Thomas Ruff)の作品にインスパイアされた空間。カラフルでスタイリングの妙が光るルックは、ファッションの楽しさを思い出させてくれるアイテムがたくさん。デザイナーのメリルも在廊していたので「日本に遊びに来てね」と伝えると、チョコレート屋さんを営む彼氏と日本への移住を本気で考えているそう。
text & photo: Yuui Imai
【ミラノコレ日記】
vol.1 パンデミック後の街並みと、現地で人気のグルメ
vol.2 ショー会場でゲストを探すミッション
vol.3 エスプレッソとグッチを着た満島ひかり
vol.4 双子だらけのミラノ、デモで交通麻痺も
【パリコレ日記】
vol.1 ファッションウィーク初日の様子を現地よりお届け
vol.2 ぷにぷにの物体が配られた「ボッター」のショー
vol.3 ひたすらナッツを並べるモデルたち
vol.4 デザイナーも観に来る「コム デ ギャルソン」
vol.5 あのK-POPガールズグループの激写に成功
vol.6 巨大なシンデレラ靴、エルメスの望遠鏡
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