Image by: FASHIONSNAP

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伊勢丹新宿店のスイーツの祭典「マ・パティスリー2026」が、5月26日に開幕した。今年は国内の40ブランド以上が参加。持ち帰り商品の物販だけでなく、作りたてを食べられるパフェやクレープのイートイン、ライブキッチンで楽しむスイーツのコースも登場する。会期は5月26日から6月1日で、一部ブランドは会期途中で入れ替わる。記事後半では、取材を担当したFASHIONSNAP記者が自腹で購入したスイーツを紹介する。
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世界大会の日本代表パティシエたちが集結
今年は、洋菓子世界大会(クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー)での受賞歴があるパティシエたちにフォーカス。同大会でそれぞれ銀賞を受賞し、師弟関係にある駒居崇宏シェフと西山未来シェフが立ち上げた「ベル イデ パティスリー(Belle idée pÂtisserie!)」は、サラダ仕立てのババロアとニンジンのデセールで構成したコースのほか、イチゴを軸にしたパフェやフレッシュフルーツで彩ったメレンゲ菓子のパブロバを提供する。



ベル イデ パティスリーのコース
Image by: 三越伊勢丹
2021年大会に日本代表として共に出場した塚田悠也シェフの「エレグラント ユウ(ELEGRANT U)」、赤羽目健悟シェフの「akabame lab.(アカバメラボ)」、原田誠也シェフの「RIB chocolate(リブ チョコレート)」は、それぞれのブランドの人気商品に加え、大会で提出した3皿をアレンジしたコース「リユニオン2021(Reunion2021)」を共同製作。担当バイヤーは「日本代表チームのメンバーが一堂に会すること自体が珍しいうえに、世界大会に出したデセールまで楽しむことができる。国内のブランドに特化したマ・パティスリーならではのラインナップだ」と自信を見せた。






「リユニオン2021」アブリコ・ショコラ 〜トンカ豆の香りと共に〜
Image by: 三越伊勢丹
また、マ・パティスリー初出店のブランドも多数参加。バイヤーが特に薦めたいと紹介した「パティスリーレセヴィブレ」は、店舗を構える仙台以外への出店は今回が初だという。河合秀晃シェフは「オーボンヴュータン(AU BON VIEUX TEMPS)」や「ヴィロン(VIRON)」といった人気店で経験を積んでおり、ヴィロン時代から得意とするクレープの伊勢丹新宿店限定フレーバーや、スイーツのイベントでは珍しいミートパイやキッシュなどのラインナップに注目だ。「多計雄(タケオ)」は、今年1月に誕生した実店舗を持たない新ブランド。パリ最古のレストラン「ラペルーズ(Lapérouse)」でパティシエとして活躍した清水多計雄シェフが手掛けており、花やハーブを用いたパフェなどを求めて開店直後から行列ができた。




パティスリーレセヴィブレ
そのほか、出来立てを提供する焼き菓子に定評がある「フキアージュ(feuquiage)」や、”生クリームLover“のために生クリームのみで仕上げたショートケーキが人気の「カズベイク(KazuBake)」などが出店。フレンチクルーラーブームの火付け役として知られる「イコール(Equal)」は、同イベントに向けて用意した新フレーバーを含む全5種のドーナツを用意する。「プレファレンス(Préférence)」は、従来の紅茶やジャムと合わせることを前提としない、新しいスコーンの在り方を提案する「プレスコーン(Pre Scone)」を初披露した。



プレファレンスの新作スコーン
Fスナ記者がセレクトした4品
取材後、筆者が独断でセレクトしたスイーツを自腹で購入。読者に親近感を感じてもらえる生っぽさを追求するため、普段自宅で使用している食器に載せてコンパクトデジタルカメラで撮影した写真でお届けする。
イシ カマクラ「柚子胡椒チーズケーキ」

予約が取れないレストランとして知られる鎌倉の「ナミ ザイモクザ(nami Zaimokuza)」、その姉妹店である「イシ カマクラ(ishi Kamakura)」がマ・パティスリーに初登場。筆者もご多分に漏れずナミの予約が取れていないため、早速ラインナップをチェックした。花びらがちょこんと乗ったビジュアルに惹かれ、迷わずにこのケーキをセレクト。柚子胡椒がしっかりと効いたパンチのある辛味で、愛らしい見た目とのギャップに驚く。塩味と甘味のバランスがよく、柚子の爽やかな香りも相まってクセになる味わい。
ka ha na -菓葉絆-「エクレール・ピスタチオベリー」

その場で生地を焼き上げて組み立てる実演販売に吸い込まれ、「ka ha na -菓葉絆-」のエクレールを購入。ピスタチオクリームとカスタードは濃厚だが、苺と三鷹産の山桃をブレンドしたコンフィチュールが予想外に主張し、いい塩梅に中和されている印象だ。焼きたてのシュー生地のザクザクとした食感が楽しく、スイスイと食べ進められる。
多計雄「ココナッツとバナナのケーク〜プラントベース〜」

おそらく、会場がオープンした直後に最も長い行列を作っていたのが多計雄だ。筆者が選んだこのケーキはプラントベースで、タイ発のチョコレートブランド「ガートココア(Kad kokoa)」のココナッツオイルを用いたチョコレートを採用している。「京都はんなりばなな」の無農薬・国産バナナを使用するなど、ユーザーの健康を気遣う素材選びに惹かれてセレクト。まるでテリーヌのような滑らかな舌触りと、ココナッツファインの荒い歯触りが同居する食感が新鮮だ。
プレファレンス × ル・ルソール「フリュイルージュのフレンチトースト」

このフレンチトーストは、同イベントの担当バイヤーが一押しとして挙げたもの。モンサンクレールで統括責任者を長年務め独立した池田龍一の「プレファレンス(Préférence)」と、駒場東大前の人気ベーカリー「ル・ルソール(Le Ressort)」のコラボレーションだ。池田氏がル・ルソールの清水宣光氏と旧知の仲であることから実現したといい、多くのシェフが集まるマ・パティスリーならではの一品だと言えるだろう。ふわふわとしたパン・ド・ミは食感が気持ちよく、チーズクリームはコクがありながらも軽やかで、グリオットとベリーのコンフィチュールは引き締まった酸味がある。見た目の背徳感とは裏腹にさっぱりといただける。
最終更新日:
■「マ・パティスリー2026」
会期:2026年5月26日(火)〜6月1日(月)
会場:伊勢丹新宿店6階
所在地:東京都新宿区新宿3丁目14−1
営業時間:10:00〜20:00
■出店ブランド
5月26日(火)〜6月1日(月)
タイスケエンドウ
リブ チョコレート
イクアリー
多計雄
ティールーム ヨシキ ハンダ
カズ ベイク
モコ デザート
イシカマクラ
フキアージュ
リフェンリ
ユニ
パティスリーレセヴィブレ
アン グラン
イコール
メゾンジブレー
ゲンササキ〜ラ ブティック ドゥ ユキノシタ カマクラ〜
パティスリーショコラトリーレシィ
パティスリーノックノック
プレファレンス
サルカラ
パティスリーヤナギムラ
ボンヌ カリテ
ka ha na -菓葉絆-
ジャヌ東京・ジャヌ パティスリー
パティスリー シェール
OYATSUYA SUN
5月26日(火)〜5月27日(水)
ドゥラメール
5月26日(火)〜5月28日(木)
エレグラント ユウ
アカバメラボ
ベル・イデ・パティスリー
昆布屋孫兵衛 × GABAN
ルル
パティスリー ジュンウジタ
5月26日(火)〜5月29日(金)
パティスリーロタンティック
パティスリー ポルトボヌール
5月28日(木)〜6月1日(月)
カカオ菓子suminoza
5月29日(金)〜6月1日(月)
フィロ&カンパニー
ドレス ミタ マサキ ラボ
ジャプォン
パティスリー サキモト
5月30日(土)〜6月1日(月)
セイスト
ka ha na -菓葉絆- × エンメ × クバル × シモンヌ
クバル × シモンヌ
メゾン ウル
リリック
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