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源馬大輔が語る、令和のファッションデザイナーに必要なマインドセット

平原麻菜実

「ヨウヘイ オオノ」2026年秋冬コレクションのランウェイショーより

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「ヨウヘイ オオノ」2026年秋冬コレクションのランウェイショーより

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「ヨウヘイ オオノ」2026年秋冬コレクションのランウェイショーより

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 現代のファッションデザイナーが抱える課題はさまざまだ。安定した運営資金を得るための商品構成や価格設定、ビジネスパートナーの選び方、海外進出のタイミング、ファッションショーをやるにはどうしたら良いかなど、ただ服をデザインするだけにとどまらないタスクがある。素晴らしいクリエイションを発表していながらも、運営面で壁にぶつかるデザイナーも少なくない。そこで、FASHIONSNAPの「次世代クリエイター特集」9本目となる本記事では、ブランドディレクターとして、さまざまなデザイナーズブランドに関わってきた源馬大輔氏に、ファッションデザイナーが直面するリアルな課題との向き合い方を聞いた。時代を問わず、デザイナーがブランドを育てる鍵は、「自分の知らないことは知らないと言える覚悟」だと源馬氏は語る。

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話を聞いたのは...?

源馬大輔

源馬大輔事務所

1975年生まれ。1996年に渡英し、1997年にロンドンのBROWNS社へ入社、バイヤーとしてキャリアを積む。2002年の帰国後、「FAMILY」を立ち上げ、WR/Familyのエグゼクティブディレクターに就任。2007年に独立し、源馬大輔事務所を設立した。現在はマーケティングから商品開発、内装に至るまで幅広くディレクションを手掛けている。

デザイナーに必要なのは人に頼るオープンマインド

 “1億総クリエイター時代”と言われて久しく、「ファッションブランド」を立ち上げる障壁は昔より低くなっているように見える。誰しもがブランドを作れる時代だからこそ、今のデザイナーに改めて必要な素養は何なのか。

源馬さんは、今までパリ・ファッションウィークの常連ブランドから、ミニマルなリアルクローズを追求するブランド、スポーツの機能性が強みのブランドまで、幅広いブランドに携わってきました。もし、今から新しくブランドを立ち上げるデザイナーがいて、初めからディレクターとして参画するとしたら、まず何をしますか?

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源馬大輔さん

あたり前ですが必勝法というものは存在せず、それぞれの目標設計によってやるべきことは変わるので、あくまでも僕の経験談として聞いてもらえたらと思います。
僕の仕事は0から1を作るのではなく、今は10だけれど100、200がゴールですというブランドが何をすべきか、どんな人の力が必要かを一緒に考える。まずは、デザイナー自身が自分のコンセプトを突き詰めたコレクションを作ることが大前提です。この時代に、本当に自分が作りたいもの、どんなブランドになりたいのかに心血を注いでいなければブランドを作る意味はないと思います。

これまでの経験を踏まえて、デザイナーが持つべき基本的なマインドはなんだと思いますか。

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源馬さん

自分が知らないことを「知らない」と言えて、オープンマインドであること。デザイナーは少なからずこだわりを持つ人が多いですから、これが簡単なようで難しい。でも、もし上代*売り上げで100億、200億円を目指すのであれば、外部の人の力は絶対に必要になる。
もちろん、ブランド像は人それぞれで、上代売り上げで10億、20億円規模にとどめる代わりに自分の目が届く範囲で濃いものを作るのが合っているブランドもある。目標設定によって必要なものが違うのは明確ですよね。

*上代:販売店が消費者に販売する際の小売価格のこと。対する下代はブランドが販売店に商品を売る際の卸価格のこと。

例えば「小売価格での売り上げ10億円」をまず目標とする場合、着手するべきなのは?

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源馬さん

ベースラインとして原価率が日本での小売価格の20%以下になるようにして自分たちの利幅を確保しつつ、セレクトショップへの卸価格を設定することでしょうか。日本のファッション業界の慣習で、卸価格は小売価格の6掛け(60%)*を採用するブランドは多いでしょうが、お店側のプレッシャーが大きく、思った以上に販路が広がらないことがあります。理想の卸価格の比率は45%前後です。

*上代に対する下代の割合を6割に設定すること。(例:上代が1万円の場合、小売店は6000円で仕入れる。これが45%の場合、小売店は4500円で仕入れできる)

店側の買い付けリスクを減らしてあげる、ということが大事なわけですね。

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この考えは特に海外展開で必要になると思います。海外で販売する時、輸出に関連したコストが上代に上乗せされるのがセオリーですが、それによって現地での販売価格が跳ね上がり、日本でのブランドポジションと乖離するケースが少なくありません。

卸価格の比率を抑えておけば、店側の利益回収もしやすくなるため、価格上昇を抑えられ、内外価格差*の拡大を防ぐことができます。

立ち上げたばかりのブランドにとって値付けは悩ましい部分だと思いますが、足元を固めて海外でも動けるようにするには、下手に小売価格を低めに設定して、アフォーダブル**にしすぎないことも大切です。

*為替レートの変動、各国の物価や人件費の違いなどが原因で、同じ商品でも国内外で価格が異なる現象
**「
手頃な価格で買えるブランド」を意味する

そうはいっても、スタートしたばかりでネームバリューがないと、売りたい気持ちから買いやすい価格にしてしまいそうです。

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源馬さん

言うは易しと聞こえるかもしれませんが、おびえないことです。しつこくその価格で続ける。そこに見合うブランドになるんだと意気込んでいた方が、いいクリエイションも生まれると思います。徐々にステップアップしていくのは定石ですが、はじめから自分が行きたいマーケットの価格帯を念頭に置き、覚悟して挑むしかない。

早期にクリエイティブとビジネスを分ける

 ブランドを成長させたいと考えるとき、ビジネス面においても生産面においても、いずれワンマン体制の限界が訪れる。そこで浮上するのが人材雇用の課題だ。数多のブランドを陰で支え、強いチームを育ててきた源馬氏が考えるチームビルディングとは。

デザイナーが純粋なクリエイティブだけでなく、ビジネス面も担わなければならない“ワンマン体制”はデザイナーズブランドの成長を妨げている壁の一つではないでしょうか。

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源馬さん

プライシングの話もそうですが、市場を調べて、収益構造を検討し、そこにフィットするように、ディテールのデザインを減らしたり素材を変えたりとこねくりまわすなんて、デザイナーが一番やりたくない仕事のはずですよね。だからこそ、価格設定や利益構造について任せられるビジネスパートナーを置くことは非常に重要です。

チームビルディングにおいて、具体的にどんな人材が必要になりますか。

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源馬さん

まずはお金の計算ができる人。次に生産管理。納期が遅れたら本当に地獄ですから、基盤として動かせる人は必須です。PRは今の時代はSNSがメインになるので、アウトソースでも十分なんじゃないでしょうか。

「CFCL」2026年秋冬コレクションのパリでのショーより。CFCLではメリルリンチ出身の松浦直彦 代表取締役副社長兼COOが参画している

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実際に、どこから、どんな人を引っ張ってきたら良いか、というのが悩みどころではないですか?

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源馬さん

やっぱり「自分には分からない」と言える強さが重要だと思うんです。それは無責任や未熟ではない、本当の意味での意思の強さなんじゃないかな。そして、ブランド固有のカルチャーを自覚すること。そこに共感する人たちが集まるのが理想ですから。どれだけスキルがあっても、明らかに自分のスタイルや考えと真逆の人とは“掛け算”は生まれない。自分たちの畑がどこにあるか見極めたうえでオープンマインドでいれば、ビジネスライクな関係だとしても、共闘できる仲間に出会えるものだと思います。僕が携わらせてもらったデザイナーはそう言う意味で皆さんオープンマインドだった。だからこそ、各担当者のリソースの掛け算で、胆力のあるブランドに育てられたんだと思う。

近年は、デザイナーズブランドが企業の傘下に入り、ビジネス面をサポートしてもらう事例も増えています。

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源馬さん

互いのヴィジョンが合致するなら良いモデルだと思いますよ。もちろん、クリエイションにどのくらい口を出すかなど、すり合わせが大事ですが。ブランドにとっては強力なビジネスパートナーになるでしょうし、企業にとっても社外の新たな才能と取り組むことで学びがあるはずです。規模は全く違うけれども、LVMHがやっていることはまさに才能のある次世代のデザイナーを引き込んで、彼らの能力とグループのアセットを最大限に活用してメゾンの新陳代謝を叶えているってことじゃないですか。日本のアパレル大手もやれば良いのにと思いますよ。

それから、日本のデザイナーはお金を稼ぐことをもう少しポジティブに捉えても良いのではと感じます。

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確かに、企業が入ることで「クリエイションの自由が担保されるのか」と疑問を呈する声も一部ではあがっていました。

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源馬さん

どうしても小規模な方が搾取されているように見えてしまうから、企業側はビジネスを押し付けすぎないようにする必要があるし、そこは互いの交渉が重要でしょうね。でも、どんなに才能のあるデザイナーでも、先立つものがなければ仲間を増やすのにも限界がありますし、やっぱり遠くの景色は見えませんから。こういうモデルケースはどんどん発展させていけばいいんじゃないかと思います。

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若手の「旬」を逃したらどうする?

 ファッションシーンは常に新しい世代がブランドが登場し、切磋琢磨している。成長し中堅ブランドとなり、「若手」の看板が外れた時こそ、地肩が試されることになる。

若手としての「旬」が過ぎ、中堅ブランドに差し掛かると成長が“踊り場”になるケースもあります。持続的に存在感を打ち出すための秘訣はなんでしょうか。

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源馬さん

理想論と言われるかもしれませんが、一つの手段としては、若手として盛り上がっているうちに直営店を作ってしまう。卸だけに頼ると、取引先の増減に運営が振り回されることがある。調子がいい時に、いかに顧客と接点を作れるかです。実店舗じゃないにしても、ECを含めた直販を早めに設計しておけば、残る利幅が違いますから、次に進むための資金の厚みも変わってくる。

とはいえ、急に直営店を出すのは近年の家賃上昇の問題などもあり、ハードルが高そうです。

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源馬さん

卸先とより強いリレーションを築くことも手です。地方の個店でポップアップがあったら、しっかり自分も出向くだとか。顧客との接点にもなるし、お店側が提供する体験の一つとして自分を使う。よく「自分たちの世界観と合うお店と取引したい」と聞くけれど、本当にそう思うならば足繁く店に通わないと。僕が携わらせてもらったとあるブランドのデザイナーは、どんな規模のお店でも、本当に自分たちと共鳴するのか、きちんと自分の目で確かめに行ってから卸をするか決めていた。小さいことだけれど、地場を固めるってそういうことなんだと思います。

海外展開はフルスイングの時期を見逃さない

 グローバルな発信が当たり前となった現代では、自分のブランドで世界に挑戦したいと考えるデザイナーは少なくない。

日本のアパレル市場の中間層の縮小や昨今の経済状況もあり、設立初期から海外市場を見据えているブランドも多いです。グローバルに展開するブランドにも携わっている源馬さんから見て、海外に行くタイミングを見極めるポイントは?

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源馬さん

気持ちはとてもわかるけれど、日本で「もうここでやることはない」と言えるようになってから出て行く方が効果的だとは思います。自力でこじんまりと海外で展示会を行う程度では、今は競合も多いし見つけてもらえない。行くなら、一球入魂でフルスイングできる一瞬を逃さないことだと思う。

日本で「やり切った」と判断する基準は?

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源馬さん

売上高や店舗数よりも、目指していたお店に全部入ったかどうかで判断すれば良いと思います。日本は都心だけでなく、仙台や金沢、福岡など地方にも素晴らしいお店があるのが強みで、地場に根付いたお店にちゃんとコミットすれば強力な仲間となります。

海外で展示会を行う際にやっておくといい事など、Tipsがあれば教えてください。

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源馬さん

大前提として、現地の商習慣や生活様式、カルチャーを知っておくのはマスト。もちろんこれはチーム全体でシェアしておくべきです。それから、精神論になってしまいますが「海外でも戦いたい」という根本的な強い意志。なんとなく海外で展示会をしてみるっていうのは本当に時間とお金の無駄です。今はウィメンズもメンズも競合がとても多いから、現地のバイヤーやプレスに展示会に来てもらうためのフックがないと始まらない。そこでもブランドのカルチャーと紐づいた現地の仲間が必要な部分だと思うんです。

現地の仲間とは具体的にどんな人たちですか。

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源馬さん

ビジネス的なショールームやセールスパーソンはもちろんですが、ブランドが持つカルチャーを現地に伝播させられる人とも言えるかな。アーティストやクリエイターとコラボして、商品を作ってもいいし、展示会に合わせた催しを企画するとか。海外で「この人だ!」っていう良い仲間に出会うためにも、日本でチームを固めておくのが大事。

「ソウシオオツキ」のパリファッションウィーク初参加となった2027年春夏コレクションより。ファーストルックは近年のブランドの飛躍をヴィジュアルで支えたモデルのDaisuke Uedaを起用した

己のカルチャーを見極め、ファミリーを増やす

 ブランドを成長させるには、オープンマインドな姿勢でいいチームを作ることが重要だと源馬さんは繰り返し説く。いい仲間を集めるための土台として、ブランドのカルチャーを周囲に伝播させるには?

いい仲間を見つけるために、デザイナー自身がブランドのカルチャーを自覚し、発信するためには何をしたらいいですか?

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源馬さん

ヴィジュアル制作やコラボレーションなどで、どんな人たちと関わり、何をアウトプットするのか、もっとシビアに、でもオープンマインドな姿勢で考えることでしょうか。

源馬さんから見て、いいカルチャーの作り方をしているブランドは?

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源馬さん

例えば、ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)が撮った「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」の写真は今でも多くの人に影響を与えているし、「ヨウジ ヤマモト(Yohji Yamamoto)」のヴィジュアルだとパオロ・ロヴェルシ(Paolo Roversi)やTAKAY(タカイ)さんがすぐに思い浮かぶ。「自分たちにはこの人しかいない」というのを見極めて、服そのものを超えたヴィジュアルを含めた空気感を作り出すことがブランドの強さになると思うんです。最近だと、「アプレッセ(A.PRESSE)」も記憶に残るイメージ作りが上手いなと感じます。

若手ブランドだとヴィジュアル作りが後手になるケースも少なくありません。

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源馬さん

大事なのは、ただ写真を発信するのではなく自分たちの根底にあるカルチャーを魅せること。ブランド単身の馬力でしようとするのではなく、関わるクリエイターと協業して波及させていくのも一つの手だと思います。ファミリーを増やすとでも言いますか。今の日本のデザイナーズブランドはそこが少し希薄に感じます。海外はこの見せ方が優れているブランドが多い。誰とコラボレートするかの観点でも臆さずに向き合うことが大事。互いのコアのクリエイティブを掛け合わせると新たな景色が見えてくるでしょうから。

「オダカ(ODAKHA)」2026年春夏コレクションのシーズンヴィジュアル

オダカのヴィジュアルは毎シーズン、フォトグラファーの小見山峻が撮影。同小見山と組み続けることで、ヴィジュアル面でもこれまでの系譜とブランドの色を共有しながら、新たなクリエイティブを模索できるという理由からコラボレーションを継続している

ちなみに、ブランドにとって「この人だ!」という人を見極める決め手は?

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源馬さん

所属や実績は確かに参考にはなるけれど、最後はその人自身がファッションに対して“ガチ”かどうか。これに尽きるんじゃないですかね。そういう人に出会い、一緒に仕事をするには、こちらも相応の熱意と明確なヴィジョンを持っていないといけない。

最後に、若いデザイナーに向けてメッセージをお願いします。

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源馬さん

人生は一度きりだから、然るべき時にしっかりとアクセルを踏まないといけない。クリエイティブで少しくらい失敗しても会社がすぐに潰れることはありませんから。僕がファッションショーをするようなブランドにいた時、これはショー用の参考商品だなんていう概念はなく、「ランウェイに出したもの全部売る」という気概がありました。

今は、いいものを作っていれば誰かが見つけてくれるという時代でもない。自分たちでどれだけ仕掛けられるかで手にするものが変わります。自分でできないなら仲間にやってもらえればいい。日本は能力のあるデザイナーがいつの時代も生まれていますから、今後も新たな才能が世界に広がっていけばいいなと思っています。

最終更新日:

文・平原麻菜実

Manami Hirahara

FASHIONSNAP 編集記者

埼玉県出身。横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程卒業後、レコオーランドに入社。国内若手ブランド、国内メーカー、百貨店などの担当を経て、2020年にビューティチームの立ち上げに携わる。ポッドキャストやシューティング、海外コスメレビュー、フレグランス、トップ取材など幅広い観点でファッションとビューティの親和性を探る企画を進行。2025年9月より再びファッションチームに所属。映画、お笑い、ドラマ、K-POP......エンタメ中毒で万年寝不足気味。ラジオはANN派。

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