資生堂が、ビューティコンサルタント（以下、BC）を派遣する全国約3300店で、スマートフォンなどからいつでも・どこでもパーソナルな美容情報を体験できる新サービス「パーソナルビューティープラン」をスタートする。2月14日から全国の百貨店、GMS、一部ドラッグストアで開始。化粧品専門店及び一部ドラッグストアは4月1日から導入する。

　同サービスは、コロナ禍やテクノロジーの進化を経て、化粧品購入におけるニーズが多様化し「実際に色味や質感を確認したい」「自分に合った化粧品の使い方を教えてほしい」など、実店舗やBCとのリアルな体験を求める声に応じて誕生。BCとデジタルの利便性をつなぎ、応対の記録をQRコードで発行することで、肌状態に合わせた効果的なお手入れや、手書きによるメイク方法などをデジタルで閲覧できる。また、URL添付機能によるおすすめ商品情報やブランド情報、使い方動画などのコンテンツ視聴やWebカウンセリング予約なども可能にする。

　なお、同サービスで集めたパーソナルデータは、2020年から順次導入している店頭顧客管理システム（S-CORE）と連携させ、今後のパーソナルサービスをより充実させるために活用するという。

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