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【決算おさらい】2025年度、国内大手スポーツメーカー5社の注目トピックを解説

張替美希

各社の企業ロゴのコラージュ

Image by: FASHIONSNAP

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 国内の主要スポーツメーカーの2025年度通期決算が出揃った。ミラノ・コルティナ冬季五輪や東京世界陸上といった国際大会の追い風に加え、世界的なランニングトレンドなどにより、複数社が過去最高売上高を更新。トップアスリートへの支援のみならず、ライフスタイル分野へのアプローチ強化が各社の業績をけん引した。今回は国内スポーツ・アウトドアメーカー5社にフィーチャーし、決算を売上規模順で紹介。2025年度に行った主な取り組みと、今期の注目トピックもまとめた。

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アシックス 8109億円

2025年12月期連結業績
売上高:8109億円(前期比19.5%増)
営業利益:1425億円(同42.4%増)
純利益:987億円(同54.7%増)

<当期の主要トピック>

<今期の主要トピック>

2026年12月期業績予想
売上高:9500億円(前期比17.2%増)
営業利益:1710億円(同20.0%増)
純利益:1100億円(同11.4%増)

ミズノ 2590億円

2026年3月期連結業績
売上高:2590億円(前期比7.8%増)
営業利益:226億円(同8.8%増)
純利益:183億円(同20.6%増)

<当期の主要トピック>

<今期の主要トピック>

2027年3月期業績予想
売上高:2800億円(前期比8.1%増)
営業利益:255億円(同12.8%増)
純利益:190億円(同3.4%増)

ヨネックス 1636億円

2026年3月期連結実績
売上高:1636億円(前期比18.3%増)
営業利益:165億円(同16.7%増)
純利益:120億円(同14.2%増)

<当期の主要トピック>

  • 連結売上高の6割超を占めるバドミントン事業の売上高が前期比19.6%増で着地。地域別では、連結売上高の5割超を占めるアジアが同25.8%増となった。
  • 契約選手の活躍を活かした情報発信や「ヘッド・トゥ・トー(頭からつま先まで)」での提案(ラケットに加え、シューズ、ウェア、バッグなどを含めた複合提案)、直営店やECなどの販売チャネル強化が奏功し、連結売上高は過去最高を更新。
  • 2025年6月25日付で米山勉代表取締役会長が退任。これにより、代表取締役は2022年4月に就任したアリサ・ヨネヤマ社長1人体制に。
  • 福岡県糸島市で行われた国際バドミントン大会「2025 JAPANDA INTERNATIONAL OPEN in ITOSHIMA, FUKUOKA」に協賛。ブランド最大規模のテニスイベント「YONEX TENNIS FESTIVAL 2025」を開催。
  • ヨネックスがスポンサーを務める車いすテニスの小田凱人選手が、2025年9月の全米オープンで初優勝を果たし、史上最年少で生涯ゴールデンスラムを達成。
  • ミラノ・コルティナ冬季五輪スノーボードで、契約アスリートの戸塚優斗選手が男子ハーフパイプ金メダル、木村葵来選手が男子ビッグエア金メダル、木俣椋真選手が同銀メダル獲得。

<今期の主要トピック>

  • 原材料や物流費の高騰を踏まえ、バドミントン、テニス、ソフトテニスのラケットとストリングの価格を2026年6月1日付で改定。
  • 生産体制強化の一環として、2025年6月に完成した新潟のテニスラケット新工場に続き、2026年8月に富山でバドミントンラケット&ストリングスの新工場を着工予定。
  • 上級者向けの最新ソフトテニスラケット「ボルトレイジ 8S/8V」とストリング「ポリアクション アンリーシュ」を発売。
  • 日本ソフトテニス連盟による公認マークの廃止に伴い、2026年6月中旬からラケットへのマーク貼付を順次終了。

2027年3月期業績予想
売上高:1780億円(前期比8.8%増)
営業利益:178億円(同7.6%増)
純利益:132億円(同9.2%増)

ゴールドウイン 1375億円

2026年3月期連結業績
売上高:1375億円(前期比3.9%増)
営業利益:258億円(同18.0%増)
純利益:240億円(同1.4%減)

<当期の主要トピック>

<今期の主要トピック>

2027年3月期業績予想
売上高:1454億円(前期比5.7%増)
営業利益:261億円(同0.9%増)
純利益:256億円(同6.3%増)

デサント 1193億円

2026年3月期連結実績
売上高:1193億円(前期比6.8%減)
経常利益:239億円(同28.5%増)
純利益:151億円(同16.2%増)

<当期の主要トピック>

  • 日本での「デサント」直営店事業が好調に推移したが、ブランドのプレミアム化推進に伴って卸販売を縮小し、セールも抑制したことで減収で着地。経常利益、純利益は4期連続史上最高益を更新、中国での「デサント」事業がけん引した。
  • ミラノ・コルティナ2026オリンピック開催期間中、コルティナ・ダンペッツォにデサントのブランドハウスを開設。
  • 「デサント」がトップランナー向けランニングシューズ「デルタプロ イーエックスピー ブイスリー」を発売。2025 JTBC ソウルマラソンでは、契約選手のニコラス・キトゥンドゥが同シューズを着用して優勝。初のランニングイベント「ラングラフィー」を開催。
  • 「アンブロ」がサッカーのジュニア育成を視野に、青森県サッカー協会とのパートナーシップ契約を締結。
  • 「デサント」が北京華貿中心に中国内最大規模の旗艦店を出店。
  • 「ムーブスポーツ」が、2026年春夏シーズンからバレーボールウェアの展開を開始

<今期の主要トピック>

2027年3月期業績予想
売上高:1200億円(前期比0.6%増)
経常利益:260億円(同8.8%増)
純利益:210億円(同39.1%増)

最終更新日:

張替美希

Miki Harigae

茨城県出身。得意の英語を生かし外大に進学するも、幼少期から抱いていたファッション雑誌への憧れから、ライターを志す。大学卒業後、2022年に株式会社レコオーランドに入社。主にスポーツとファッションの領域で記事執筆を担当する。趣味はアイドル鑑賞で、エビ中ファミリー(私立恵比寿中学のファンの総称)歴は10年。週末はライブに握手会に大忙し。

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