本明秀文氏
Image by: FASHIONSNAP
スニーカーセレクトショップ「アトモス(atmos)」創設者の本明秀文氏が、1月31日をもってFoot Locker atmos Japan合同会社を退社する。「編集すると綺麗な所ばかり映っちゃうし、ライブだと嘘も付けないので忖度なく喋れる」と、11時からアトモスの公式YouTubeとInstagramで生配信を行った。
本明氏は、1968年生まれ。米フィラデルフィアの大学を卒業後、商社に2年間勤務。1997年にテクストトレーディングカンパニーを設立し、裏原宿にスニーカーの並行輸入店「チャプター」をオープンした。テクストトレーディングカンパニーでは2000年にオープンしたアトモスをはじめ、ウィメンズ業態の「アトモス ピンク」や、バスケットボールに特化した「トーキョー23」などのショップを運営。2021年にアメリカのスニーカー小売大手フットロッカー(Foot Locker)が3億6000万ドル(日本円で約394億円)でテクストトレーディングカンパニーを買収した。
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生配信で、本明氏は約4ヶ月前に退職を決意したと説明。理由については、「言葉じゃ表せないものを伝える努力をしてきたが、フットロッカーに上手く伝わらない」と「フットロッカーの立場になって考えた時に、僕みたいな人間は使い辛いだろうから、僕の方から身を引いた方が良いと思った」と2つを挙げた。視聴者に向けたメッセージでは、再三「皆さんのお陰で」という言葉を用いて、「購買してくれたこと」「スニーカーカルチャーを一緒に盛り上げてくれたこと」「会って話してくれたこと」への感謝を述べた。最後には、「アトモスを辞めるのは凄く寂しい」と涙ぐみながら、日課の朝の散歩で寂しいときに歌っているという歌を歌唱して生配信を終えた。
悲しくて、悲しくて、涙が溢れるよ。
夢の中で見た夢は僕が靴を売っている。
悲しくて、悲しくて、涙が止まらない。
悲しくて、悲しくて、涙が止まらない。
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