
トレンドに左右されるファッション業界の中で定番と称され、多くの人に愛されているアイテムには底知れない魅力が詰まっています。そんなマイスタンダードに相応しい名品をF/STOREの中から厳選して紹介します。
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冬の定番をモードに再構築、オダカとスブのコラボシューズ


デザイナーの小高真理が2014年に立ち上げた「オダカ(ODAKHA)」。「強さと柔らかさを併せもつ現代女性のためのデイリーウェア」をコンセプトに、国内の職人とともに作り出すニットアイテムをシグネチャーに掲げるブランドです。地層のように異なる編み地をドッキングさせたクレイジーニットシリーズや、細部にまで繊細に表現されたジャカードニットなど、ブランドを象徴するアイテムは数多く存在しますが、今回は「スブ(SUBU)」とのコラボレーションシューズにフォーカス。第3弾として、満を持して登場したメリージェーンとブーツをご紹介します。
デザインと機能の掛け合わせ
2024年にスタートし、今回で3度目を迎えた両ブランドによる協業。冬用のサンダルとして独自の地位を確立してきた「スブ」の機能性を軸に、「オダカ」ならではの着眼点によってファッショナブルな佇まいへとアップデートされたシューズを展開し、毎シーズン人気を集める注目のコレクションです。26AWシーズンでは、これまでのコラボレーションで作ってきたものを踏まえながら、より日常のスタイリングに取り入れやすいデザインを意識したとデザイナーは語ります。「スブらしい履き心地を活かしつつ、オダカの洋服と合わせた際に自然に馴染みながら、足元のアクセントにもなるようなバランスを考えた。シューズ単体でデザインを主張しすぎるのではなく、スタイリングの中で全体のバランスが取れるよう、カラーや素材感、ボリューム感などを調整している」と解説するように、日常的に手に取りやすいデザインながらも、従来の「スブ」とは毛色が異なるファッション性の高いシューズを揃えています。
MARY JANE QUILTING PLATFORM SHOES

クラシックな佇まいとモダンな遊び心が共存する、立体的なキルティングをまとったメリージェーンシューズは、今シーズンより新たに登場した新作モデル。モチーフにメリージェーンを選んだ理由についてデザイナーは「クラシックで日常的な靴でありながら、合わせる洋服によってさまざまな表情を見せる部分に魅力を感じた。今回のコラボレーションでは、そのクラシックな印象をベースに、スブならではの履き心地やキルティング、プラットフォームソールを組み合わせることで、日常のスタイリングに自然に溶け込む一足を目指した」と語ります。親しみのあるシルエットを大胆なバランスで再構築し、足元に程よい存在感をもたらす一足です。

一番のこだわりは、フェミニンなデザインとボリューム感の調和。「メリージェーンらしい印象を残しながら、立体的なキルティングや厚みのあるソールをどう調和させるかという点に苦心した。存在感のあるソールを合わせつつも、スタイリングに取り入れた際に重たい印象になりすぎないよう、全体のバランスを細かく意識した」と振り返る通り、機能性と装飾性の絶妙なバランス感を、オダカならではの視点とニットの技法で表現しています。


内側には肌あたりの優しいソフトタッチなライニングを施し、リラックス感のある履き心地と街歩きに適した安定性を両立。メリージェーンの象徴的なディテールであるストラップはボタン留めの仕様を採用し、スムーズな着脱と足首をしっかり支えるホールド感も備えています。踵部分には両ブランドのロゴ刺繍を配置し、モードな印象を引き締めるブラックの色味も魅力的なポイントです。
LOOSESOCKS BOOTS

しなやかなリブニットが足元を心地よく包み込み、自由なシルエットを描くルーズソックスブーツは、前シーズンから継続して展開されている人気のアイテム。最大の特徴は、ルーズソックスを彷彿とさせるアッパーのニット部分。この独創的なアプローチについてデザイナーは、「足元に生地をたるませてボリュームを出したり、そのまま伸ばしてすっきりと見せたり、履き方やスタイリングによってさまざまな表情を楽しめるのが魅力。ひとつの形に固定せず、履く人によってシルエットや印象が変わる面白さを大切にした」と説明します。柔らかなドレープ感とエッジィな厚底ソールとのコントラストが、装いに鮮烈なアクセントを与えます。

その変幻自在なフォルムを美しく見せるため、緻密な調整を重ねたと言います。「ルーズソックスのような柔らかさや、たるませた際のボリューム感を表現しつつ、伸ばして履いたときにも美しいシルエットをキープできるよう、ニットの厚みや分量のバランスを徹底的に追求した」と振り返る通り、どのような履き方をしても洗練されたバランスを保てる設計を実現しています。


「スブ」独自開発の4層構造インソールと起毛ライニングを採用し、まるでダウンをまとっているかのような暖かさとフィット感を実現。柔らかな履き口と足首を支えるホールド構造により、長時間の街歩きでも快適な歩行をサポートしてくれます。
Fスナスタッフが履いてみた
スタッフT.Z

着用サイズ:0/足のサイズ:23.5cm

スタッフT.Z
甲高幅広で普段24cmのシューズを選んでいる私は、サイズ0(24-25cm相当)がジャストサイズでした。厚底のソールやブラックの色味など、一見すると重そうに見えますが、想像以上に軽くてびっくり。スタイリングは象徴的なルーズソックスのシルエットを際立たせるため、ミニスカートをチョイス。ニットで構成されたアッパー部分がふんわりと広がるので、脚を細く見せてくれるのも嬉しいポイントです!

着用サイズ:0/足のサイズ:23.5cm

スタッフT.Z
こちらもルーズソックスブーツ同様にサイズ0を選びましたが、比較的余裕を持って履くことができました。歩きにくいイメージがある厚底のシューズですが、「スブ」ならではのクッション性があり、長時間歩くようなシーンでも活躍してくれそうです。今の季節はショーツにルーズソックスを合わせて、足元を主役にしたスタイリングで楽しみたい!
スタッフY.A

着用サイズ:0/足のサイズ:23.5cm

スタッフY.A
履き口部分の締め付け具合が気になっていましたが、強すぎず緩すぎずちょうど良い履き心地でした。生地がモチモチで素肌に当たっても全く不快感がなく、長時間履いていてもストレスフリーなのも魅力的。ルーズソックスブーツということで、平成の放課後ファッションを思い浮かべましたが、今回はあえてトラックパンツを合わせました。色はブラックで統一しつつ、ブーツとのレイヤードスタイルに。デニムパンツを合わせても良さそうで、合わせるボトムスを選ばず重宝しそう!

着用サイズ:0/足のサイズ:23.5cm

スタッフY.A
普段は23.5~24cmのシューズを選ぶ私にとっては、サイズ0がちょうどよかったです。少しだけつま先にゆとりがありますが、ベルトでフィット感の調整ができるので脱げそうな感じはなく、厚手のソックスを合わせても難なく履けそうです。今回はぽてっとしたフォルムを際立たせるように、テーパードシルエットのボトムスを合わせました。ブラックのワントーンでスタイリングしても、特徴的な素材やシルエットが個性を出してくれて、一気に“上級者見え”させてくれる万能シューズだと思います。
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最終更新日:
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