庄司夏子
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Fashion買ったモノ

【2021年ベストバイ】「エテ」オーナーシェフ庄司夏子が今年買って良かったモノ

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JIMMY CHOO×ERIC HAZE CURATED BY POGGY ローファー

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F:4点目は「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」、アーティスト兼デザイナーのエリック・ヘイズ、そしてPoggyさんによるトリプルコラボのシューズです。エリック・ヘイズのアートワークが入ったアイコニックなデザインですね。

庄司:ジミー チュウって女性らしいデザインの印象があったんですが、従来とは異なるストリートの層にアプローチされているのがこのコラボの面白いところで、実際かなり売れたと聞いています。私がお店に行った時も売り切れていたし。このローファーは運良く購入できたものです。こういったアプローチは、私達が料理で実現したいと思ってきたことと重なる部分があるので、ビジネス的にも成功されているのはとても参考になりました。

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F:たしかに、ジミー チュウとPoggyさんの組み合わせは意外でした。ジミー チュウの靴は結構持っているんですか?

庄司:持っていなかったんです。母親がファッション好きな人で1、2足ほど持っていたのを見たことがある程度で、ジミー チュウを目にすることはあまりなかったんですが、今回のコラボで興味が湧きましたね。

VERDY ライトオブジェ

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F:お店の庭にいま飾っていますね。どのようにして手に入れたのでしょうか?

庄司:今年のバレンタインにVERDYくんとコラボをしたのですが、そのタイミングで伊勢丹でちょうどVERDYくんがポップアップを開いたんですね。コラボ商品もそこで販売することになったのでポップアップに遊びに行ったら、この子に出会って。お店の装飾用にすぐ「欲しい!」と思って、抽選販売でゲットしました。バレンタインシーズンが終わってからは仕舞ってしばらく眠っていたんですけど、今回またVERDYくんと仕事をすることが決まったので、クリスマス仕様にして再び展示することにしました。

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F:VERDYさんとはいつ頃から交流されているんですか?

庄司:昨年コロナが流行している時に、いつか一緒に仕事をしたい、作品作りをしたい人は誰なのかを振り返った時に、「会いたい人はみんな日本にいる」と気付いて、VERDYくんもそのうちの一人でした。以前から面識はあったんですけど喋ったことはなかったので、「私のクリエイションは料理だから召し上がってほしい」とお誘いしたら、ご家族とお店に来てくださって。その時に作品を一緒に作りたいとお伝えしたことでお仕事をする機会ができました。

F:今回のコラボでは、チョコレートアソートメントなどを詰めたクリスマスソックスを展開していますね。

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エテ VERDY コラボレーション

もっとくわしく
VERDYとレストラン「エテ」がコラボ オリジナルグラフィックをあしらったクリスマスソックス発売

庄司:VERDYくんから以前いただいた「ガールズドントクライ(Girls Donʼt Cry)」のトートバッグが可愛かったので、その生地でサンタのソックスを作りました。ソックスはワインがぴったり入るので、ソックスにワインを入れてホームパーティーに現れたりなんかしたら素敵なんじゃないかな。

F:そういえばエテのロゴもVERDYさんが手掛けていますよね。VERDYさんに全幅の信頼を寄せているのを感じます。

庄司:VERDYくんは人任せにせず、窓口から最後のチェックまですべて自分自身でこなされています。全てに彼のフィルターが入っているので作品が変なものになることがない。それがVERDYくんの良いところで、とても尊敬しています。

BULY マスクシール

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F:ベストバイのラストは「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」のマスクシール。コロナ禍ならではのチョイスですね。

庄司:もともとビュリーが好きで、イニシャルを入れてカスタマイズできる商品もあるのでお客様へのギフトでよく利用しています。それでお店に行った時に店員さんがこのマスクシールをつけていて。すごくいい香りがしたんですよ。これは誰にあげても喜んでもらえるなと思って、その場で全部買い取りました。

ビュリー マスク用アロマシール

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F:発売時も話題になりましたよね。私、まだ試したことがなくて。

庄司:ぜひつけてみてください。

F:わあ、すごくいい香りですね。

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庄司:香りが6時間続くんですよ。食後のマスクの匂いが気になる方もいると思ったので、お店に来てくださったお客様をお見送りする際にプレゼントしています。

F:シールが残り1枚というあたりから、リアルに愛用されているのが伝わってきました。ちなみに庄司さんご自身はマスク自体にこだわりはありますか?

庄司:基本的にいただいたマスクを常に使っています。営業中は味見するのにマスクを外す機会が多いので、こだわりはあまりなくて。でもマスクの中はいい香りでいたい。なのでビュリーでマスクシールを見つけた時は感動しましたね。

今年を振り返って

F:今年お買い物を振り返ってみて感想は?

庄司:コロナはお金の使い道を改めて見直す機会になって、なんとなくという考えで買い物はしなくなりましたね。思い入れがあってストーリー性のあるブランドを選ぶようになってから、自分自身も感覚が研ぎ澄まされたなと感じています。

F:ご自身の活動に関してはいかがですか? コラボのニュースが多かった印象がありますが。

庄司:いま発表しているコラボは、コロナが流行っている時に取り組み始めたものが多いんです。大変な時期ではあったけど、私自身も海外のイベントが全部キャンセルになって時間もあったので、世界に誇るクリエイターやアーティストが日本にいるというチャンスを生かして、お客様に対する新しいクリエイションを蓄える時期にできたと思います。

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F:コロナはマイナスなことばかりではなかった?

庄司:そうですね。なんとなく付き合ってる友人や仕事の仲間ではなく、絶大な信頼を寄せている人たちとだけ絆を深めていく。そんな期間だったと思います。

F:今年8月にはケーキを渡すための専門スペース「フルール ド エテ(Fleurs d’ été)」をオープンするなど、庄司さん自身もお客様とのつながりをより大事にされている印象があります。

庄司:コロナの時でもお客様に支えていただいたので、それに対しての恩返しをお店の表現としてやっていこうと。私達は適当な仕事は一切していないという自負はあるものの、いつ足元をすくわれるかわからないから緊張感もある。一握りの唯一無二のもの目指していくために、原点に立ち返るという姿勢をお店全体で表現しています。

F:来年はどんな年にしたいですか?

庄司:ファッション業界も同じだと思いますが、食の業界は担い手が今少ないんですよね。私がファッションやアートの人たちと作品を発表しているのも「シェフになりたい」という人を増やしたいからなんですよね。野球でいうと「イチロー選手になりたい」と子どもが夢見るような感じで、食に対してもそういった憧れが増えるといいなと。そういうのをわかりやすくアプローチできる年にしたいなと思います。

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F:お買い物で今狙っているアイテムはありますか?

庄司:実はもうオーダーしているものがあって。アイファニーが「アイファニーオブジェクト」という活動を通して、さまざまな石を使って骨やダイアナ妃のお札などをモチーフにしたアートの制作に取り組まれているんですが、私は新年にお店の庭に飾りたいなと思って盆栽の作品をオーダーしました。イサム・ノグチの製作拠点でもあった香川の庵治牟礼町で、庵治石と呼ばれる日本のグラナイトを使って作っているそうです。通常、磨き仕上げをすると濃いグレーに変色しますが、今回の作品ではたたき仕上げで枝振りを表現しているので、素材の色がそのまま生かされたという面白い作品なんですよ。

F:石でこんな表現ができるんですか! 新年にぴったりの作品で完成が楽しみですね。

庄司:私もエテの新しい世界観をお客様に楽しんでいただきたいので、お迎えできるのが楽しみです。

庄司夏子
1989年生まれ、東京都出身。駒場学園高等学校 食物調理科を卒業後、「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」(現 レクテ)、「フロリレージュ」を経て22歳で独立。季節のフルーツをふんだんにあしらった完全予約制・数量限定販売のケーキ「フルール・ド・エテ」は“幻のケーキ”と呼ばれ話題に。2015年7月に1日1組の完全紹介制のレストラン「エテ(été)」をオープン。2016年に法人化。2021年8月にケーキを渡すための専門スペース「フルール ド エテ(Fleurs d’ été)」を出店。

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