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　タムは、「サカイ（sacai）」のメンズ部門で6年間パタンナーを務めた経験を持つ玉田達也が2021年にスタート。 「既存の更新」をブランドコンセプトに、衣服の歴史やカルチャーに即したプロダクトに焦点を当て、固定観念にとらわれないクラシックとモダンを内包した多様性のある衣服を提案している。同ブランドは、2024年9月に「TOKYO FASHION AWARD 2025」を受賞した。　ポップアップでは、2024年秋冬コレクションの新作をラインナップ。コレクションのテーマは「merge」で、1960年代後半のモッズからヒッピーへの移行期のアーティストたちの装いを反映させたアイテムを揃える。レザージャケット（17万6000円）やデニムジャケット（8万5800円）、コート（12万9800円）、シャツジャケット（5万9400円）、デニムのスラックス（4万9500円）などを用意する。

Tamme

Fashion

TOKYO FASHION AWARD 2025受賞、「タム」が渋谷パルコでポップアップ開催

　昨年6月に続き2回目となる今回のコラボでは、ニートのデザイナー 西野大士が同ブランドのエッセンスとブルックス ブラザーズのクラシックなパターンを融合させたウールスラックスを製作。西野はブルックス ブラザーズの販売員として勤めていた際、パーソナルオーダーで作成したパンツの裾幅を更に調整してテーパードを強めて着用していたといい、今回は当時のデータを基に裾幅のバランスまで再現したスラックスを開発した。現在は廃盤となったモデルの2インプリーツでゆとりのあるクラシックなパターンを採用し、生地にはなめらかで光沢感のあるサキソニーウールを使用。カラーは無地のネイビーとグレー、ストライプのネイビーの3種を揃える。価格は4万9500円。　前回のコラボで販売された名品パンツ「THOMPSON（トンプソン）」（3万800円）が、ユニセックスで着用できる26インチと28インチを加えて再販売されるほか、ニットキャップ（1万3200円／いずれも税込）4種が新たに販売される。

Brooks Brothers

NEAT

西野大士の販売員時代のオーダーを再現、ニートとブルックス ブラザーズがウールスラックスを発売

　同調査は、全国の中学・高校生1400人を対象に実施。制服によるLGBTQ生徒への配慮の現状、LGBTQ生徒への制服の配慮として良いと思うスタイル、セーラー服とスラックスを組み合わせた制服スタイルのイメージについて調査を行った。調査によると、配慮があると生徒が感じている学校は約半数、ないと感じている学校は2割強となり、性別に関係なく選ぶことのできる制服や、女子生徒のスラックス着用を支持する声が多く挙がった。　セーラー服とスラックスを組み合わせた制服スタイルのイメージについては、男子が「かわいい」（30.3％）という評価が最多だったのに対し、女子は「かわいい」（25.9％）、「かわいくない」（23.0％）という相反する評価が拮抗する結果となった。　中学・高校生に聞いた学校別の「LGBTQ」の生徒への服装の配慮の現状では、「制服による配慮はされている」と回答したのが、中学校で44.7％、高校で55.5％となり、中学校に比べて高校での制服よる配慮が進んでる結果となった。なお中学校では、「現在は制服による配慮はされていないが、今後予定がある」という回答が8.4％あることから、中学校での制服による配慮はこれから進むと見られる。

Culture

セーラー服とスラックスの組み合わせはアリ？中高校生のジェンダーレス制服に関してアンケート調査実施

　同シリーズは、ベースとなるスラックスと同様「グラミチ（GRAMICCI）」と製作しており、生地にはロロ・ピアーナ製のサマーウールを使用。展開アイテムは「ストレート」（3万8500円）、細身のシルエットに軽いテーパードで仕上げた「スリム」（3万8500円）、ワイドシルエットで裾にかけてテーパードがかかったクロップド丈の「ワイドクロップド」（3万8500円）、ゆとりのあるシルエットの「ショーツ」（3万6300円／いずれも税込）の4型をラインナップ。いずれもブラック、チャコールグレー、ネイビーの3色展開で用意する。

GRAMICCI

Loro Piana

キヨナガアンドコーからグラミチと製作したパンツが仕様を変えて登場　ロロ・ピアーナのウールを使用

　山陽中学校は現在、男子生徒は詰め襟の学生服、女子生徒はセーラー服が標準制服となっている。新制服は、周辺校が制服にブレザーを採用していることや、学校生活を送る上での利便性の考慮、ジェンダーレスの観点から導入する。長谷川貴久校長によると、学校環境の変化により教室にエアコンが設備され、冬だけでなく通年で授業中に膝掛けを使用する生徒が増加。また、山陽中学校は校区が広いため自転車通学の生徒が多く、自転車乗車時や清掃の雑巾掛けの際などにスカートを不便に感じる声が生徒から挙がっていたという。　2018年から見直しの議論を始め、2019年には生徒会やPTAなどにアンケートを実施。標準制服は全て男女兼用のブレザー、ポロシャツ、ネクタイ、スラックスとなり、希望者は性別を問わずスカートが着用できる。デザインや柄には生徒たちの声が反映されており、エンブレムは生徒会によって制作されたという。

Lifestyle

姫路の山陽中学校が男女共にスラックスを標準制服化、希望者はスカートの着用が可能

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