ADVERTISING

【SNAP】若者が本当に使っているフレグランス 愛用品から見えた香りのトレンド

【フレグランス特集】FASHIONSNAPでは、街のおしゃれな人が“本当に愛用している”コスメをスナップする「FASHIONSNAP BEAUTY SNAP」をInstagramで発信しています。今回は、2026年のスナップからフレグランスにフォーカス。定番の人気フレグランスから、韓国発の注目ブランド、個性豊かなニッチフレグランスまで、“今のフレグランス事情”を探りました。

ADVERTISING

1番人気は「レプリカ」

 今年、最も多くの支持を集めたのは、「メゾン マルジェラ フレグランス(Maison Margiela Fragrances)」の「レプリカ コレクション」。レプリカといえば、「レイジーサンデー モーニング」のイメージが強いですが、今回上がった愛用品は「オン ア デート」「ウェン ザ レイン ストップス」「ジャズ クラブ」などさまざま。

 夕暮れのプロヴァンスのブドウ畑を思わせる「オン ア デート」は、みずみずしいブドウとローズが織りなすフルーティな香り。「ウェン ザ レイン ストップス」は、アクアティックアコードにローズやパインニードルなどを重ね、雨上がりの空気を表現しています。一方、「ジャズ クラブ」はラムやバニラ、タバコを合わせたウッディな香り。

 同じシリーズでも、まったく異なる情景や記憶を香りに落とし込んでいるのがレプリカの魅力。香りを“自分を表現するもの”として楽しむ流れが広がる中、気分やシーンに合わせて香りを選べる豊富なラインナップも、支持を集める理由のひとつといえそうです。

好きなファッションブランドを香りでもまとう

 マルジェラに続き、ファッションブランドから生まれたフレグランスも多く登場しました。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ロエベ パフューム(LOEWE PERFUMES)」「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」など、ファッションと香りを横断して楽しむスタイルが目立ちます。

 ラグジュアリーなファッションブランドは、服やバッグ、ジュエリーが高額になっていることもあり、3万〜5万円のフレグランスでも、手に取りやすく、ブランドの世界観を体験できるエントリーアイテムとしても存在感を高めています。各ブランドにとっても、フレグランスは新客との接点をつくる重要なカテゴリーに。洋服を選ぶように、好きなブランドのムードを香りでまとってみる。そんな楽しみ方が、街のおしゃれな人たちの間にも広がっているようです。

ニッチフレグランスで“人とかぶらない”個性を表現

 カテゴリーとして最も使用者が多かったのは、ニッチフレグランス。「ル ラボ(LE LABO)」「バイレード(BYREDO)」「ドルセー(D'ORSAY)」などの知名度の高いブランドから、「エラ ケイ(ELLA K)」「ボン パフューマー(BON PARFUMER)」「レ バン ゲルボワ(Les Bains Guerbois)」といった個性派ブランドまで、幅広いセレクトが見られました。

 その背景には、若い世代を中心に、フレグランスは単に「いい香り」をまとうためのものから、自分らしさを表現するアイテムへと変化しています。そういった意味でニッチフレグランスは、個性的な香調やストーリー性のあるブランドが多く、ほかとは違う香りを探したい人にとって魅力的な選択肢。誰もが知る定番を選ぶのではなく、自分だけが知っているブランドや、ひとクセある香りを探す。ファッションでスタイルをつくるのと同じように、香りでも“人とかぶらない自分”を演出するのは、トレンドに敏感な街のおしゃれな人たちならではの楽しみ方といえそうです。

韓国フレグランスは日本でも定着

 韓国発のフレグランスも存在感を見せました。「タンバリンズ(TAMBURINS)」「ボーントゥスタンドアウト(BORNTOSTANDOUT)」「アールボウ(RboW)」「エスダブリューナインティーン(SW19)」などがラインナップ。スタイリッシュな香りに加え、印象的なビジュアルや空間演出など、ブランドの世界観全体で魅せることも人気の理由のひとつです。

 今回のラインナップを見ると、韓国ブランドだからといって、韓国らしい香りが人気とは限らず、選ばれた香りは実にさまざま。「ボーントゥスタンドアウト」の「ダーティー ライス」は、アーモンドやベルガモットから始まり、ライスやミルク、パウダリーノート、ムスクやサンダルウッドへと続くユニークな香り。 一方、「エスダブリューナインティーン」の「ミッドナイト」は、スズランやホワイトロータスにホワイトムスクやサンダルウッドを重ねた、柔らかくセンシュアルな香りです。

 韓国フレグランスという概念よりも、ニッチフレグランスの位置付けで、個性的な香りを自由に楽しむスタイルに韓国ブランドが選ばれています。余談ではありますが、今回のスナップでは、韓国フレグランスを選んだ人にモノトーンの装いが多かったのも、興味深い発見でした。

多様化する選択肢 香りへの投資を惜しまない

 今回印象的だったのは、フレグランスの選択肢の多様さと、アイテムにかける金額の傾向です。ラグジュアリーなファッションブランドのフレグランスがブランドにとってエントリーとして人気が高まっているものの、プチプラからデザイナーズブランドまで幅広い価格帯に分かれるファッションの中で、2万円を超えるフレグランスは、全身のコーディネートの中で、最も高価なアイテムになっているケースも少なくありません。

 今や、服やバッグのように視覚的にスタイルを印象づけるアイテムだけでなく、目には見えない香りにも投資する傾向が浮き彫りになりました。ブランドの知名度や価格だけでなく、香りそのものの個性や、自分の感性に合うかどうかを重視する選び方も広がっています。フレグランスもファッション同様に、自己表現を担う不可欠な存在になっていることが伺えました。

FASHIONSNAP BEAUTY SNAP

最終更新日:

上玉利茉佑

Mayu Kamitamari

FASHIONSNAP 編集記者

鹿児島県生まれ。東京外国語大学言語文化学部スペイン語専攻卒業。同大学院でラテンアメリカ文学について学び、修士課程修了後、2024年にレコオーランドに入社。国産から外資、韓国コスメまで幅広くビューティ分野を担当する。学生時代はスペイン舞踊部でフラメンコを踊る傍ら、アメリカ・ヴァージニア州とスペイン・バルセロナへの留学経験を通して、極度の甘いもの好きになる。趣味は海外ドラマとアイドル鑑賞で、「ギルモア・ガールズ」と「フレンズ」は50回以上視聴。

ADVERTISING

RELATED ARTICLE

関連記事

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント