
いつの時代も、未来を作るのは才能ある若手たち。日々さまざまな新世代のつくり手を取材してきたFASHIONSNAPでは、ファッションとその周縁を取り巻くアップカミングなクリエイターたちを掘り下げる「次世代クリエイター」特集を掲載。今注目すべき若手デザイナーのクリエイションに迫るインタビュー、20代でセレクトショップを立ち上げた同世代による鼎談、そして、高騰する海外のファッション系大学の学費問題など11記事を公開した。現在だけでなく、未来の才能とどう向き合うべきかを考える。
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目次
【注目デザイナー①】5年目の「タナカ ダイスケ」が次に目指すのは?

本特集では、設立5年以下で独自の世界観を持ち、今後の活躍に注目が寄せられるファッションデザイナー3人をフィーチャー。トップバッターは「タナカ ダイスケ(tanakadaisuke)」を手掛ける田中大資。舞台映えする繊細な刺繍やビジューを散りばめた装飾で、BIGBANGのG-DRAGONを筆頭にK-POPや著名アーティストがステージ衣装に次々と起用し、エンタメの世界からも熱視線を集め存在感を放つ。5年の節目を迎え、変わらないことと変わったこと、10年目に向けたブランドらしさとの向き合い方を聞いた。
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【鼎談】20代で店を始めた3人が語る、令和のセレクトショップ事情

次のファッションシーンを作るのは、デザイナーだけではない。どんな服を選び、どう見せるか。独自の感性で新たなスタイルを提案するショップもまた、新しい才能や価値観が広がっていくきっかけを作る存在だ。20代でそれぞれショップを立ち上げた「スタジオラボ404ドットコム(studiolab404.com)」のモネと、「ディソナンス(DISSONANCE)」の森下リョウジ、モハメド・アズハリ・アフメドの鼎談を実施。20代で店を始めた理由から、セレクトの基準、同世代への意識、そしてこれから作りたい景色まで、同世代だからこその率直な会話を記録した。
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【注目デザイナー②】「カカン」がニットとテーラリングで紡ぐ世界

設立5年以下の若手デザイナーとして、「カカン(KAKAN)」を立ち上げた工藤花観に取材。シグネチャーである手紡ぎ糸の「HANDSPAN」シリーズに代表される、有機的で野生的な揺らぎを内包したアートピースのようなニットのほか、日常の身体に心地よく寄り添うテーラリングアイテムも支持を集めている。国内アワードの受賞や初のランウェイ、バレエ公演の衣装制作など、ブランドへの期待が高まる彼女が描く、ものづくりの背景とブランドの未来像を紐解く。
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【音楽】ファッションにも注目、個性あふれる6組を紹介

いつの時代も密接に結びつく、音楽とファッション。現代の音楽シーンとそれを取り巻くポップカルチャーを、独自の視点で捉えた文章や音声コンテンツで知られる音楽ライターのつやちゃんに、音楽性だけでなくファッションの個性も光る気鋭のミュージシャンを、ジャンルレスに推薦・寄稿してもらった。
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【注目デザイナー③】京大卒「ダイスケ タナベ」の服づくりを形成するもの

次世代の注目デザイナー、3人目としてフィーチャーするのは、2024年に「ダイスケ タナベ(daisuke tanabe)」を立ち上げた田邉大祐。京都大学経済学部在学中にパターン養成学校で服作りの基礎を学び、卒業後は西陣織の老舗・細尾でテキスタイルに携わった田邉。素材や加工技術への理解を土台に、映画や文学、音楽、写真、旅などから得た感覚でファッション的な“捻り”を加えた服作りが強みだ。日本が誇る繊維産業に敬意を払いながら、ファッション表現を未来へ繋げていく田邉が見据える先を深掘りした。
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【アワード一覧】若手デザイナー向け国内外の支援制度まとめ

Image by: Local Artist
「自分の服をより多くの人に届けたい」「いつか自分のブランドを立ち上げたい」。そんな目標を持つ若手デザイナーの一つの突破口となるのが、ファッションアワードや助成制度。学生からブランドを運営するデザイナーまで挑戦できる国内外のアワード、奨学金・助成制度を紹介した。また、2025年にLVMHプライズを受賞した「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」の大月壮士デザイナーに、受賞がブランドにもたらした変化や、賞金の活用について教えてもらった。
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【次世代育成】設立18年、「ここのがっこう」出身者が世界で評価される理由は?

近年、国内外のアワードで評価される気鋭デザイナーたちのプロフィールで頻繁に目にする「ここのがっこう(coconogacco)出身」という経歴。同校は独自のコミュニティを形成し、ファッションにとどまらない多彩な人材を輩出するインキュベーションの場として機能してきた。主宰する山縣良和へのインタビューと、国内外で活躍する修了生や在校生、講師陣たちの声を手掛かりに、次世代デザイナー&クリエイターを育てる土壌がどのようなものかを紐解く。
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【アンケート】ファッション業界人52人が注目、日本の次世代ブランド

日本のファッションブランドが海外でも存在感を高めている今、注目すべき次なるスター候補は誰なのか。バイヤーやスタイリスト、ジャーナリスト、アワード審査員を務める先輩デザイナーらファッション業界人52人にアンケートを実施。数年後には入手困難になっているかもしれない、今知りたい“青田買い”ブランドを一挙紹介する。
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【先達に聞く】源馬大輔が語るデザイナーに必要なマインドセット

現代のファッションデザイナーが抱える課題は、安定した運営資金を得るための商品構成や価格設定、ビジネスパートナーの選び方などさまざまだ。素晴らしいクリエイションを発表していながらも、運営面で壁にぶつかるデザイナーも少なくない。そこで、ブランドディレクターとして、さまざまなデザイナーズブランドに関わってきた源馬大輔氏に、そうしたリアルな課題との向き合い方を聞いた。
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【ルーキー名鑑】独立したてのスタイリスト、フォトグラファー、ヘアメイク

ファッションはデザイナーだけでは作れない。服を起点にさまざまなクリエイターの感性が交わり合うことで、初めてその世界観が立ち上がってくるものだ。服作りとは異なる領域でファッションを支える彼らの仕事は、時に服そのもの以上に注目を浴び、多くの者が活躍を夢見る狭き門でもある。その荒波に飛び込んだばかりの次なる才能にフォーカス。独立ほやほやのスタイリスト、フォトグラファー、ヘアメイク総勢19名を一挙に紹介する。
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【留学費問題】名門アントワープの学費高騰がファッション教育に投げかける問い

今年4月、ファッションスクールの名門、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーが学費の値上げを発表した。その内容は、非EEA圏出身の新入生を対象に、年間授業料を従来の約3倍に引き上げるというものだった。進む学費高騰や円安の影響によって、ファッションに限らず海外で学ぶためのハードルは大きく変わりつつある。「払える人だけ」が学べる時代になりつつあるのか。アントワープの学費高騰を起点に、ファッション教育を取り巻く現状を深堀した。
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